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俺、VRMMO始めました。  作者: 黒狐
~~~第1の街・アトラ~~~
3/27

第3話:俺、ウサギ狩りします。

 あの後俺はリオと別れ、最初のフィールド、アトラ草原に来ていた。


「………実質、戦闘で使えるのは短剣術に体術、隠密に索敵か………」


 草原を進んで行くと、敵MOBが出てくる。ポピュラーに角が生えたウサギ、ホーンラビットだ。どうやらパッシブ状態のようだ。


「弓、使ってみるか………」


 矢をつがえ、狙いを定め、放つ!


「………」


 矢は大きく横にそれた。

 仕方ない、今度は接近戦だ。走ってホーンラビットに近づくと、相手も気付いたようで、アクティブ状態になる。


「クィー!」


 相手も角を前にして突進してくる。速いなウサギ!?


「うおっ」


 咄嗟(とっさ)に横に避ける。すると真横をホーンラビットは通り抜け、少し先で止まる。そして今度は飛びかかって来る。これはしゃがめば簡単に躱せた。後はただそれをひたすら繰り返すだけのようで、だんだん余裕も出てきた。


「次飛びかかってきたらナイフで受けてみるか」


 そして、ホーンラビットが飛びかかって来る。


「ハッ!」


「クィー!?」


 すれ違いざまに攻撃を当てると、ホーンラビットのHPは3分の1ぐらい減っていた。

 更に、どうやら今の攻撃で怯んでいるようだ。まあ、立ち直るのを待つ訳がない。ホーンラビットを蹴り飛ばす。


「クィー!?」


 これで更にHPは4分の1程減り、簡単に倒せそうだ。………ウサギを蹴り飛ばすのは少し罪悪感があるが。


「クィー!」


 また飛びかかって来るのを躱し、今度は横から殴りつけてみたり。蹴り上げてみたり。


「ク、クィー………」


 程なくしてホーンラビットは倒れた。ガラスの様に砕け、光の花弁となって散る。


「いや、ホントにリアルだ。ヤバい、超楽しい!」


 その後も俺はウサギ狩りを続けた。



▼△▼△▼△



「ふー、狩った狩った。ウサギ肉とか角とかいっぱい手に入ったー」


 もうそろそろ日が暮れる。俺は一旦宿にいく事にした。


「すいません、1泊お願いしますー!」


「1泊10G(グラン)です」


 今現在、初期金に加えウサギ狩りをしまくったので所持金は千G近くある。宿代を払い、部屋に行くとベッドにダイブした。


「疲れたー………スキル確認しとくか」


・長弓術Lv1・短剣術Lv3・体術Lv8隠密Lv1・索敵Lv4・疾走Lv5・超回復Lv1・闇魔法Lv1・錬金術Lv1・料理Lv1・歌唱Lv1


 体術がかなり上がってるなー。てか、疾走Lv5なのに何も変わった気がしない………

 ちなみに何個か短剣術と体術でスキルを覚えた。今度リオに見せてやろうかなー。


「ん、そうだ。錬金術試してみるか」


 次回、ルナ君の容姿が明らかに!

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