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俺、VRMMO始めました。  作者: 黒狐
~~~第2の街・スフェル~~~
27/27

第26話:私、女の子になったみたいです。

お久しぶりです、再開ですかね。ようやく落ち着いて来ました。今回は前にアンケートした女体化です。幼女化もしますが、もう少し後になってからですね。

 あの後リオは一度ログアウトした。俺もログアウトしようとしたが、ログアウトする前に、お詫びのメールが来てた。どうやら部下の人らしい。苦労するなぁ………んで、あの室長?とか言う人が言ってた、モニターするっていう言葉。それは残念ながら本当らしい。『たまに見るぐらいで、プライバシーは最大限守る。モニターするのは、ボスとの戦闘ぐらいだ』と言っていた。まぁ、それぐらいなら………?という事で、了承した。


「………うーむ」


ゴロンゴロン


「………う~む」


ゴロゴロ


「………うむむ」


ゴロロン


 今、俺はとても悩んでいた。テーブルの上にある物の処分に。


「………【室長お手製アバター変更権】………怪しすぎる」


 そう、今悩んでいるのはお詫びで贈られてきたのがアノ・・女性のお手製という、このアバター変更権の事………変装に便利、とか、悪質な使用方法の場合は利用停止、とか、そういうのがつらつらと書かれている。


………そして一番の問題。どんな姿になるかは”お楽しみ”だそうだ。


………


「よし。やるか。【アバターチェンジ】」


ピカッ!


 試してみると、体が光った。それが収まると、俺の体は変化して、目の前にコンソールが浮かんでいた。


「………」


自分の胸に手を当てる。


ムニュッ


「………」


 コンソールを見る。


~~~

現在のアバター:女体化アバターを馴染ませる為、現在はアバター変更は不可能です。明日までお待ち下さい)


変更可能アバター:幼女化/ノーマルアバター(

~~~


「………………………」


 鏡を見ると、そこにはスタイルのいい少女がいた。………というか、俺が女体化していた。


「ふっっざけんなぁぁああああああああああああああ!!!」


▼△▼△▼△


 街へ出ると、ジロジロ見られる。


ザワザワ


「………」


………胸がキツイ。しかも何か男が見てくるし………最悪だ。


「………る、な………?」


 ああ………今一番逢いたくない奴に会ってしまった。




よし、別人作戦で行こう。幸い装備は普通のデニムにTシャツだから誤魔化せるだろ。




「え?あの、誰ですか………?おr………私はルノンですが………」


そう、このアバター変更権。どうやら名前も変わる様だ。なんとも………これはかなりマズイアイテムな気がする。というか、たかが室長の権限でこんなアイテムを渡せるか?なんというか………きな臭いよな。


「えっ、あ、すいません!知り合いに似ていたもので………し、失礼しましたっ!」


そう言うとリオは逃げていった。ふっ、チョロいぜ。………虚しいな。



「はぁ………どうしましょうか、これから」


 俺は途方に暮れて空を見上げた。ゲーム内で24時間………このアバターだ。どうしようか?


「クィー?」


「大丈夫だよ、リーラル………」


はぁ。


ルナ………いえ、今のルノンちゃんの胸は推定Eはあるかと………(;゜д゜)ゴクリ

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