第24話:俺、燃え尽きました………
激しく間が空いてすみません!パスワードを忘れてしまって、半ば諦めていたんです………orzですが、感想にエタッた?と来てまだ待ってくれてる人がいたのか!と焦りまして、必死に方法を探した結果………何とかなりました。復活です!まあ、筆者のリアルが今忙しいので、大分遅い更新となるでしょうが………それでもまだ見てくれてる人がいるなら、頑張らせていただきます!読んでくださった皆さん、本当にありがとうございます!
拳を石碑にあて、砕く。
「………!」
そして、そのまま前転して何とかゴーレムの拳を避けようとするが、何故かいつまでたっても拳は降ってこない。
「………」
「と、止まってるのか………?」
ゴーレムの拳は俺に当たる寸前で止まっていた。
「俺、倒したのか………?」
「………」
だが、いつまでたってもアナウンスが流れない………どういう事だ?
「………そ~っと」
ツンツン
「………」
恐る恐るゴーレムをつついてみるが、全く動かない。
「これ、頭を砕けー、とかそういう事なのか?」
とりあえず、やってみるかー………おお、ゴーレムのこの体勢登り易いな。もう頭だ………
「せーの、そぉいっ!【ナックルエッジ】!」
バガァン!
『Fボスが討伐されました。BBFが解除されます』
………いやったー!ソロで、倒したったぞー!!!………ぞー………倒したぞー………リーラル………待ってろ、街で復活させてやるからな………
とりあえず、リーラルのソウルアイテムとドロップアイテムを回収する(ソウルアイテムを教会に持っていけば、従魔を蘇生できる。LVは1に戻るが)
「えーと、ドロップアイテムは………一つだけ???え?………戦人形の遺伝子………ケモノとヒトを結ぶ鎖?何のこっちゃ………」
ガクッ………
ま、まあいい。戻るか………
▼△▼△▼△
「マリアさーん」
「はい、どうしましたか?」
「あの、リーラルが………俺の従魔の蘇生をお願いします」
「分かりました、それではソウルアイテムを」
マリアさんにソウルアイテムを渡すと、涙の様な形のそれが光り、リーラルになった。
「クィー♪」
「………よか、った………おかえり、リーラル」ナデナデ
「ふふっ♪良かったですね………それでは、またお越し下さい」
▼△▼△▼△
リオが宿で待っているので、聞いてみた。あのアイテムについて知っているかどうか。
「………聞いた事ねぇな………遺伝子………ねぇ?プレイヤーとか従魔にでも使うのかね?」
「ああ、使う、のコマンドに俺とリーラルの名前が表示されてるから………でも、使ったらどうなるか分からないし、怖いんだよな………」
そう言って俺は首をひねった。
「まあ、俺もいるし大丈夫だろ、やってみルナ」
「ん………了解。じゃあ、俺に………」
「クィー!」
自分に使おうとすると、リーラルが催促してきた。
「………え、リーラルが使ってみたいのか?」
「クィー♪」
そのとうり!とでも聞こえてきそうな感じで胸を張っている………可愛いな、癒される………ってそうじゃないな。うーむ、どうするか………
「本当にいいのか?」
「クィー、クゥ!」
リーラルは頷いた。
「………よし、使ってみるか………やるぞ、リーラル」
「クィー!」




