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俺、VRMMO始めました。  作者: 黒狐
~~~第2の街・スフェル~~~
21/27

第20話:俺、新フィールドにGOです!

お名前ありがとうございます~、可愛い名前がいっぱいでしたね。名前はGMSさんのリーラルに決まりました。お名前、ありがとうございました!

「よし、お前はリーラルだ!」


「クィー♪」


『名前が決定されました』


 俺が名前を決めると、リーラルは俺の頭に乗ってきた。………なんかいいなぁ………


「さて、それじゃスフェルに戻ってログアウトますか」


「クィー!」


 ………しかし、原種ねぇ?どんなモンスターなんだ?



▼△▼△▼△



『ん?原種?お前従魔術まで手ぇ出したのか!?』


 ログアウトし、諒貴に電話で聞いてみると、そう言われた。


「まで?」


『はぁ………従魔術は死にスキルではないけどよ、かなり運に左右されるぜ?ただのホーンラビットしか仲間に出来なかった奴がいたと思えばかなり強いリザードマンを仲間にした奴もいた。が、殆どの奴がその方法を秘匿してるからな………』


「なるほどねぇ、そしたら俺はラッキーな部類かもな?」


『ああ、原種だっけか?うーん………スマン、よく分からん。そもそも従魔術自体余り情報がないからな………スマンな』


「うんうん、大丈夫。ありがとな!それじゃ、明日一緒に探索してくれないか?スフェル洞窟のボスからスキルクリスタルをGETしたいんだ」


『は?あそこのボスはスキルクリスタルなんて落とさないぞ?水晶の~~って感じのアイテムだった筈………ん?もしかして優月、ソロで行ったか?』


「ああ、もしかしてこれってソロ討伐時の特別報酬とか、か?」


『もしかしたらな。はぁ………情報秘匿してる奴らやっぱ多いなぁ………優月は色々教えてくれて助かる』


「いや、こっちこそ。諒貴のお陰だ、ありがとう………」


『………そっか、ん。どういたしまして。また明日』


「うん、また明日」



▼△▼△▼△



 翌日、朝早くにログインし、アトラ森林へ向かうと、静かで独特の良さがあった。葉が朝露に濡れて綺麗だ。


「んじゃ、約束の時間まで少し探索するか、リーラル」


「クィー♪」


 しばらく探索していると、リーラルが髪を引っ張ってきた。


「んに?なんだリーラル?」


「クィー!」


「? なんだよ?」


「クィクィクィクィクィ!」


「痛たたたた!なに!?」


「クィー!」


「………もしかしてお腹減ったのか?薬草食べるか?」


「クィー♪」


 ホッ、落ち着いたか。そうだ、リーラルって魔力草も食べるかな?


「リーラル、こっちも食べるか?」


「………!、クィー!!!」


パクパクパクパクパクパク!!!


「うおっ!?」


 も、物凄い勢いで食べてるな。好物か………?が、丸薬は食べるかな?


「こっちは………」


「クィー………」


プイッ


 ダメか………そうだ、ハチミツ丸薬なら………


「ほら、はい」


「クィー?………」


ペロッ


「………クィー!!!」


カリカリカリカリカリカリカリカリカリカリ!!!!!


「お、おお、今までにない勢いで食べてるな、MP丸薬だけ………HP丸薬は嫌いなのか?」


「クィー♪」


「そ、そうか。じゃあお前のご飯はMP丸薬でいいか?」


「クィクィー♪」


 リーラルのご飯は贅沢なようです。まあ、店があるから大丈夫だろうけど………


「クィ~♪」


「………」


 ………可愛いからいいか♪



▼△▼△▼△



 スフェル洞窟の近く、スフェル山脈の麓に俺はいた。


「リオ遅い、な?リーラル?」


「クィー!」


「悪い悪い、準備しててさ。んじゃ、行くか?」


「ああ!」


 そう言って俺は山へ入っていった。



▼△▼△▼△



「ハッハッハァ!【ツインアロー】!」


「ギガァアア!!!」


 トロールというモンスターにテクニックを打ち込む。二本の矢はトロールの両目に突き刺さった。


「よくやったルナ!【シールドバッシュ】!」


「ギグググググ!!ギガァァァ!」


 リオがテクニックを打ち込むとトロールはよろけ、ただ我武者羅に腕を振り回している。恐らく混乱しているんだろう。


「はははっ!!!後ろががら空きっ!【ナックルエッジ】!」


 後頭部にテクニックを打ち込む。殴り付けると同時、衝撃波が刃の様に打ち込まれる。ZRC/Kにスキルが変わると、ナイフ自体は必要無くなった。より体術が強化された様に感じる。まあ、余り短剣術を使いこなせていなかったし、これでいいのかもしれない。スラストは惜しいけど、その分強力なテクニックが増えた。



「ギ、ガァ………」


ズシャッ


 トロールの頭のテクニックを打ち込んだ場所より上が地に落ちた。同時、トロールのHPが無くなり、光の花弁となった。


「ふぅ………この山、今までと違って、数は少ないけどモンスターの質が大幅に上がってるな」


「ああ、俺も前はここでつまづいたんだが………ルナはそんな事なさそうだな。あれの何処が死にスキルだ、弓って当たらない筈だろ………あれだな、地雷チートか?畜生………」


「うーん………せめて条件とか分かれば教えてやるんだが………」


「「はぁ」」


 二人でため息をつく。


「ま、しゃーない!先に進むか!」


「ああ」


一応、今のルナ載せときます~


・ルナ

スキル

・長弓術Lv28

テクニック▼

【パワーショット】:矢の攻撃力を1.2倍して放つ技

【ツインアロー】:矢を2つ同時に放つ。若干命中率が下がる

【ポイズンアロー】:矢に毒を塗り、放つ。毒の効果は3秒毎に1%HP減少、効果時間は15秒。毒に陥る確率は3分の1

【パラライズアロー】:矢に麻痺毒を塗り、放つ。麻痺には5分の1で陥り、3秒間動けなくなる。なお、敵の周囲1mに味方プレイヤーが居る場合、麻痺に陥る確率は大きく下がる。

【ロングショット】:矢の飛距離を2倍にまで伸ばす。ただし、矢の攻撃力は半減する。

・ZRC/K Lv1

テクニック▼

【ナックルエッジ】:攻撃力を2倍して発動。斬撃の様な衝撃波による斬撃ダメージも打撃ダメージにプラスされる。

・隠密Lv12

・索敵Lv16

・疾走Lv32

・超回復Lv1

・闇魔法Lv15

スペル▼

【ダークネス】:自身の周囲に闇を纏う

【ダークアイ】:30分間暗視効果

【ダークアロー】:闇の矢を放つ。命中率はプレイヤー依存

・錬金術Lv47

クリエイト▼

【錬金】:複数の素材を錬金し、アイテムを作り出す

【マニュアル】:錬金術の工程をプレイヤー自ら行う。作成アイテムの質が向上

【精錬】:複数の同一素材を精錬し、より質の良い素材にする

【錬金の初歩の心得】:錬金術スキルの効果を微上昇させる。パッシブ

【複製】:作成するアイテムに必要な素材を使い、その途中の作成過程をキャンセルしてアイテムを作る(例:薬草×4⇒粉薬×2(これを省略)⇒上粉薬×1)

【錬金の基本の心得】:錬金術スキルの効果を小上昇させる。パッシブ

【分解】:アイテムを分解し、素材に戻す。そのアイテムを一度でも作成した事がなければ発動不可

【錬金の心得】錬金術スキルの効果上昇。パッシブ

【合成】二つのアイテムを合成する事で新たなアイテムを生み出す。ただし、性能は下がりやすい

・料理Lv3

・歌唱Lv14

・従魔術Lv2

装備

▼<執事の心:上半身、下半身、装飾品〉

・防御:30(合計)

・アビリティ:鷹の目、属性耐性[小]、状態異常耐性[中]、反射無効

・セットボーナス:破壊不能

▼<属性樹の闇弓:長弓>

・攻撃:15

・魔攻:5

・アビリティ:闇魔法効果上昇[小]

▼<鉄鋼のアンカライトナイフ:短剣>

・攻撃:26

・アビリティ:DEX上昇[微]



合計11個のスキルですね、後4つスキルGET出来ますね。


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