10.昨日色々あったけど、登校しましょう
年明けたので、ここの文少し消します。
学校行くだけなので超絶短いです。
※1/8 PM23:52 7時半→8時に変更
「美紀~起きて~」
面倒な男達に絡まれたり、里美ちゃんと遊んだり、
色々あった昨日だけど、無情にも今日はちゃんと学校がある。
というのに…
「なんで寝てるかなこの子は…」
「ん…ふひ…」
何かいい夢でも見てるのだろうか。
笑いながら寝てる
「美紀~いい加減起きてよ~。もう7時だよ~」
さっきからこうやって揺さぶっているのだが、一向に起きない。
よし、こうなったら…
「布団の端をもって……てりゃああ!!!!」
「んにゃ!?!?…うぎゃ!」
見事にベッドからゴロゴロと転がり落ちた美紀はそのまま後頭部を床に
強かに打ちつけた
「はい、おはよう。美紀」
「お、おはよう?」
その元凶である私は、何も知らない顔をして普通に声を掛ける。
「もう7時だし、着替えちゃって。お母さんもう下でご飯作ってるよ」
「もうそんな時間!?すぐ着替えるよ!!」
そう答えた美紀は、さっきまでの寝ぼけ眼が嘘のようにテキパキと着替えを始めた。
「じゃあ、私は先に下に下りてるね。」
「あいさ!!後でね~」
「うん」
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「あ、美紀起きた?」
私が下りてきたのに気づいたのか、お母さんが声を掛けてきた
「なんとかね…もうじき来るんじゃない?」
「なんで今日に限ってあの子寝坊なんてね、いつもは早起きなのに」
私と会話しながらの凄い速さで朝ごはんが出来ていく。
さすが主婦暦20年以上…
「昨日ちょっと商店街の方で変なのに絡まれてね…うげっ、パンだ…」
朝ごはんのメニューにパンがある…今日は厄日だ
「変なのって?あと、パンだからってそんなに嫌な顔しないの」
「なんか2人組みの男達に絡まれてさ、まぁ亜澄が来てくれたからなんとかなったけど」
「亜澄ちゃんって、あんたが良く話してる子?」
「そ、ちょうど亜澄が近く通りがかってさ、私と美紀を助けてくれたんだ」
「まぁ、無事だったんなら良かったわ。はい、ご飯できた」
「パン……パン……うぅ~…」
「文句言わないで早く食べちゃいなさい。」
「おっはよ~う!お母さん!お姉ちゃん!」
と、そこで美紀が着替えを終えて下りてきた。
「遅い、早く食べてちゃっちゃと行くよ」
食べずらいパンを食べながら美紀を急かす
「あいさ!!…お、今日はパンか、最高の出だしですな~」
美紀が嬉しそうに席に着いて、パンを頬張りはじめる。
「私は厄日だよ…朝からパンなんて」
「え~美味しいじゃん。食べやすいし手軽だし」
「食べずらいし、焼くのが面倒」
「あんたら、喋ってるのもいいけど、もう8時よ?いいの?」
「「え゛」」
二人して変な声を出して時計を見る。
「「ホントに時間無いじゃない!(じゃん!)」」
「朝ごはんの好みは真逆なのに、こういうとこの反応は同じよね」
「「行って来まーす!!!」」
「は~い、行ってらっしゃ~い」
お母さんに見送られ、私と美紀は全力ダッシュで学校へと向かった。
年明けたので、ここの文変えときます。
アビバ!!!