突破成功せり
北のハッカー集団に、コンピューターに侵入され財産を奪われ
様々な被害を受けている企業たちは、頭を痛めていた。
各国の首脳たちは、対策を練るべく冷麺専門店に集合する。
彼らは南から密輸入したマッコリを味わいながら、
「冷麺とマッコリは、たまんないねえ」
「そうだよネ、セコい手使わないで、こういうの輸出して儲けりゃ良いのよ」
「だけどこんなチンケな儲けじゃ、一族の経費は賄えないしょ」
「そりゃそうだ。アハハ」
首脳たちは酔い酔いになって面倒くさくなり、AIに対策を丸投げした。
始めからそうすりゃ良いのに、彼らは経費で冷麺とマッコリを味わいたかたったんだ。
ーーAIたちの答えは次の通り。
車の名前のAIは、難しいと言い、
某国肝いりのAIは、それは違法行為だから無理と言い
我らが麦茶GPTは、出来ますよと言い、
もう一個のAIは、ノリが悪いのでパスをした。
結局、AIの発案はダサいのでパスした。
そして北のコンピューターに侵入して、暗号資産を取り返してやれ、という話に
まとまり、北の国に潜入して一週間かけて攻略しようと、とりあえず各国の専門家が
ハンバーガー屋に集まった。
その中の一人が暇つぶしに、フリーワイファイを使い北の金庫がどんなもんかネット
で検索したら、あっさりとログインしてしまった。
しかし金庫には全く金目の物はなかった。
金庫を間違えたんじゃないか、何度も確認したがその金庫で正しかった。
コーヒー飲んでハンバーガー食い終わった一人が、ポツンと
「でもさ、無駄にミサイルぶっ放して、一族は贅沢し放題。国民がピーピー言ってんだから
あるわけないか」納得したように言った。
それを聞いた他のメンバーも、静かに頷くのだった。
読んで頂きありがとうね




