「魔法少女と体育の授業」
俺たちが学校に入ったのは1時間目の終わりで、2時間目は体育だ。
2時間目の体育は陸上で1500m走。生徒たちの後ろについて走っているが、なぜか息切れしない。
昔のオレならヒィヒィ言っていたのに...魔力で肉体が強化されたからか。こりゃ楽でいい!
余裕綽々で走っていると、少し遠くにふらつきながら走る女の子がいた
直感で理解する。
あの子、バランスを崩して倒れる...!
すごい速度で駆けつける
彼女が倒れて顔を地面に打ち付ける寸前、体を支えることができた。
意識が朦朧としてるみたいで、俺はおんぶをする
「この子、保健室に連れていきます!」
担任「大丈夫ですか?さっきまで走ってたのに...」
「大丈夫っス!体力には自信あるんで!」
彼女を背負ったまま保健室に入る。保健室の先生が驚いて近づいてくる
先生「スイちゃん!大丈夫?また倒れたの?」
「よく倒れるんですか?」
先生「はい、真面目な子なんですが身体が弱くて...ここ最近は特によく倒れて、ケガも良くするんです。連れてきてくださってありがとうございます」
ベッドに彼女を寝かす
「いえいえ、起きたら無理はしないでねって言ってあげてください。」
先生「優しいんですね、貴方...」
「では、失礼します」
心配だけどここは先生に任せて俺は保健室を後にする
先生「良かったねぇスイちゃん、前の先生だったら叱られてたのに、本当に優しい人。」
スイ「ケホッケホッ...うん、優しい...」
先生「ちょっと待ってて、お薬と水持ってくるから」
1人きりの保健室で彼女は呟く
スイ「優しい......わたしの"王子様"...」




