「魔法少女ステッキ鹵獲作戦101」
上階から爆音が響く。
七さんのいる階だ。上から足音もいくつか聞こえてくる。魔法少女がこちらに攻めてきたのか?この日本最大の警察署に?なによりSの位置が凡そバレているような動きをしているのが怪しい。
市丸部長が部屋の外へ出る。
兵士「動くな!米軍特殊部隊だ。」
市丸部長「デルタフォース...米軍1謎多き部隊...まさか魔法少女と手を組んでいるとは。この階までの侵入も私に悟られずできる訳だ。」
兵士「1人だけか?さっき話していたのは誰とだ。」
市丸部長「この私、市丸部長が許可する。米軍特殊部隊を魔法を使い存分に退けたまえ。啓介くん。」
部隊「誰と話している!」
銃口が市丸部長へ近づけられる。
これを予見して能力「十字架」(シェムハ)により天井に張り付いていたSと俺が暗闇から現れる
夜闇に紛れて天井から降り際に、2人の兵士の頭をSが強打する。
兵士「後ろにいたのか!」
兵士残り4名が素早く後退しながらサブマシンガンを撃ってくる。
Sは弾を拳で弾くが、腕にダメージが見てとれる。
「これは...道理で米軍が動く訳だ。魔法少女に対抗できる弾薬なんてな。」
Sは腕の血をわざと振り撒き、血を介して「十字架」を発動させる。
無作為に伸びた十字架は部隊の2名を行動不能にする。いくら最強の米軍とはいえ、魔法への対処は初だろう。
兵士「うっ、、!!」
Sは動けなくなった兵士の腕を切り取り、もう一人の動けない兵士を奪ったSMGで急所以外を撃つ。
S「お兄様。やはり銃は便利ですね。」
兵士がもう一人近づきCQCを仕掛けてくる。Sは去なそうとするが動きの隙を付かれ腹にナイフが突き刺さる。
しかしSの近くまで来ていた俺がSの体越しに兵士の腕を掴み、ぶん殴って気絶させる。
残った1人の兵士がSMGを構えて後ろに後ずさる。
SMGが発射されるが、俺の身体は弾の起動を読み躱す。1人なら十分避けられれる。
兵士がナイフを取り出したその瞬間、股間にSの太く長い足が食い込む。
市丸部長「あれ、Sちゃん身長伸びた?」
Sが悠々と立っている。身長でいえば200cmくらいありそうだ。
思えば啓介くんの魔力も増えている気がする。あの正義の魔女との戦い以来、彼らはなにかのスイッチが入ったように魔力も強さも威圧的になった。
S「早く上階へ向かいましょう。もう突入から3分は経っていそうです。」




