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力屋古橋 お品書き

もりそば         十六文(およそ320円)


かけそば         十六文(およそ320円)

あんかけそば       十六文(およそ320円)

花巻          二十四文(およそ480円)

しっぽくそば      二十四文(およそ480円)

あられそば(冬季限定) 二十四文(およそ480円)

鴨南蛮(冬季限定)   三十六文(およそ720円)


上酒           四十文(およそ800円)


焼き海苔         十二文(およそ240円)

焼きネギ         十二文(およそ240円)

そばがき        二十四文(およそ480円)



現代の東京のそば屋でなかなか見ないお品は「しっぽくそば」くらいで、他は全部残っています。(しっぽくそばが残っている地域もあるそうです)

しっぽくそばは、色々な具材を乗せたかけそばです。「五目そば」や「おかめそば」のご先祖様ですね。

力屋古橋では、しいたけ・大和いも・くわい・麩・芹を旬の時期に合わせて乗せています。


今の時代に残っているお品もレシピが多少異なっているものもあります。

たとえば、現代の「あられそば」は、そばの上に海苔を敷いて、その上にバカガイの貝柱を乗せ、最後に熱いかけ汁をかけて作ります。

しかし、江戸時代では海苔を使用していなかったようです。

【追記1】

しいたけを安価で提供するのは難しいのではないのかと感想をいただきました。

どうやら、江戸の庶民が気軽に食べられる物ではなかったようです。

よって、「煮しいたけ」は削除しました。

皆様にご迷惑をおかけしてしまったことを、心からお詫び申し上げます。


なお、「しっぽくそば」にしいたけが入っているのは、当時の文献に記録されているのでそのままにします。

ご了承ください。


【追記2】

しっぽくそばが現代でも残っている地域があると、感想で教えていただきました。

これを受けて、本文を一部改訂しました。

筆者の不勉強で誤解を招いてしまい申し訳ありません。

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― 新着の感想 ―
[一言] しっぽくそば、今でも結構見かける気がするのは地域性によるのかしら……?
[一言] 椎茸をこの値段で出すのは江戸時代じゃ無理なのでは?
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