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chapter-33

2016.10.30 少し加筆しました。

 いつもの宿の1階の酒場で、帰還祝賀会という名の飲み会は深夜過ぎまで続いて。


 ビオラがうつらうつらと舟を漕ぎだした頃、ようやくお開きとなった。

 ぐっすり眠って、明日の昼すぎにルーストを出発しようという話で、解散した。



 完全に泥酔ダメオヤジと化して床で寝始めたシュテンと、ジュースと間違えて酒を飲んでしまい、顔を真っ赤にしてフラフラしてるシーマを、シグさんが担いで部屋につれていった。あのシュテンを片手で担ぐとは、どういう筋力してんの。俺に少し分けてくれ。


 俺も半分以上眠りの世界に入っているビオラを立たせて、2階の部屋まで連れて上がることにした。このままだと、椅子に座ったまま寝てしまいそうだったからな。


 マツリ姉は、楽しそうにまだ麦酒を飲んでいる。

 テーブルにはいろんな酒瓶が所狭しと並んでいて、もう既に全部空だ。すげえ。しかもまだ飲む気のようだ。ウワバミ、恐ろしい。



 すぐ座りこんで寝ようとするビオラをどうにか引きずって歩かせながら部屋まで連れて行き、ベッドに引っ張り上げ、靴を脱がせて掛け布団をかけてやってから、俺は自分の部屋に戻った。なかなかの重労働だった。




「キュー、キュキュ♪……」

 鼻歌でも歌うように鳴きながら、先に部屋に入ったコケ太郎がベッドに飛び上がって、転がった。

シーマに面白がって酒をかけられてしまい、頭のデイジーが真っ赤になっている。どうやら酔っているようだ。お前酔うのかよ。

 俺は笑って、丸い頭を撫でた。ふかふかして、気持ち良い。頭のデイジーも気持ち良さそうに揺れている。



 ふと見上げた窓の外は、濃い藍色の空の中、白い月と、大小様々な形と色の星々が、賑やかにまたたいている。

 元の世界では滅多に見られない、とても美しく、綺麗な夜空だ。


 明日の昼には、ウェイフェアパレスに出発する。

 行けば、元の世界に帰れるという。

 

 戻るのか。残るのかは。

 各自で選択を、と。


 決めねばならない。

 どちらかを。

 


 目を閉じる。


 ちょっと迷った時には、いつもこうやって考える。

 まあ、一番上の兄貴に教えてもらった方法なんだけど。


 真っ暗な暗闇の中。

 欲しいモノがいっぱい浮かんでいる。


 そして掴まなければ、消えてしまう。

 選べるのは、たった1つだけ。


 その中で。

 どうしても、どうやっても、手を伸ばしてしまうもの。

 手放せないもの。


 それを選べばいい。



 

 俺は、目を開いた。

 掴んだものは自分でも予想通りすぎて、思わず笑ってしまった。


「キュ?」

 じっと座って動かない俺を、コケ太郎が不思議そうに見上げてきた。

 俺は笑って、手触りの良い丸い頭を撫でた。

「なんでもないよ。……コケ太郎。俺、ちょっとシグさんの様子みてくるから、先寝てて。なんかあったら、呼ぶから」

「キュ」

 コケ太郎が眠そうに頷いて、もぞもぞとベッドに潜り込んでいった。

 ほんとに呼んだら来るのかお前。甚だ怪しいな。


 俺は上着をクローゼットに掛け、窮屈なロングブーツも脱いで、白い羽根みたいな杖もサイドテーブルに置いてから、ベッドに腰掛けた。

 一息ついてから、手ぶらで行くのもなんだな、と思い、鞄を開いて物色する。

 そうだ。確か、あれがまだ残ってたはず。

 所持品リストを辿っていくと、それはすぐに見つかった。

 

 あった。見つけた。


 目的の物を鞄から取り出した。

 とっておきの秘蔵酒と、切り子細工が綺麗なガラスコップ2つ。

 酒瓶を軽く振ると、金箔みたいな金色の光が散って、キラキラと輝いた。一番極上の、高級な祝い酒だ。


「じゃあ、行ってくるから。俺の鞄ちゃんと見といてくれよ」

「キュ〜」

 気の抜けた返事に、一抹の不安がよぎる。本当に大丈夫か。留守番頼んだからな。


 コケ太郎の横に鞄を置いて、俺は部屋を後にした。







 扉を数回叩く。でてこない。

 これでもか、とまた数回叩くと、ようやく扉が開いて、シグさんが顔を出した。

「じゃーん!」

 現れた顔の前に、とっておきの酒瓶を高々と突き出してみせる。

 シグさんは喜ぶどころか眉間に皺を刻み、額を押さえて、呆れたように大きく溜め息をついた。


 今日の俺は寛容だからな。高級な秘蔵酒を持ってきてやったのに迷惑そうにしやがっても許そう。

 ものすごく失礼極まる態度だが、今日のところは大目に見てやる。


 俺は気にせず、しかめ面に向かって、キラキラ光る酒瓶を近づけた。


「見ろ! こんなこともあろうかと、とっといた幻の酒、【幻雷酒】だ! あいつらに見せたら取られちゃうからな! 今日はとことん飲もう!」

 これが飲まずにやってられるか、だ。シュテンじゃないけど。

「サクヤさん……あのですね」

「いいからいいから!」

 俺はシグさんを押しのけて、部屋に入った。





 部屋の中は、真っ暗だった。

 閉めきられたカーテンの隙間から、僅かな街明かりが一筋、差し込んでいるだけ。


「なんだよなんだよ灯もつけないで。真っ暗じゃんか」

 俺は、窓際のテーブルの上にある卓上ランプに火をつけた。


 酒瓶のコルクを抜いて、ガラスコップに波々と注ぐ。

 かすかに金箔のような光が混じっている透明な液体は、注ぐととても良い匂いがした。


「そんなとこ突っ立ってないでさ。ほら、座って座って!」

 俺は先に椅子に座ってから、こいこい、と手招きした。


 シグさんがもう一度深い溜め息をついて、仕方なさそうに、心底仕方なさそうに、テーブルを挟んだ向かいの椅子に座った。このやろう。

 肩に掛けていた革の鞄を置いて、愛用の大きな剣をテーブルの脇に立て掛ける。シグさんがどうやったのかは分からないが、剣はすっかり改造されて、刀身は真っ黒でよくわからない文様が描かれ、柄は銀と紫黒色をしている。


「……サクヤさん。あのですね」

「ほら、いいからいいから。飲もう飲もう! カンパーイ!」

 明らかにお小言を言いかけているシグさんの目の前に、コップを掲げて見せる。

 のってくれるかと思ったら、シグさんはコップにすら手をつけなかった。のりが悪いな。



 ──結局あれから、今に至るまで、俺たちには特に、変化はない。

 いままでとそんなに変わらない。いつも通りだ。


 まあ、ちょっとは、なんとなく手を繋いでみたり、なんとなく側によってみたり、なんとなくあいさつみたいな軽いキ……いやいや、あれはあいさつだ。キスとかではない。うん。額とか頬とかだもんな。セーフだ。──たまに、それは、唇、もあるが。あれだ。あれは、あいさつだ。フレンチなやつだ。フレンドリーってやつだ。いや、やめよう。これ以上は思い出してはいけない。シャットダウンだ。


 まあ、そんな感じだ。ちょっと仲良すぎかな、ぐらいの。問題ない。何も。別に。

 あったらマズイが。


 いつまでたっても打ち鳴らせないコップを、俺は下ろした。


 テーブルに置かれたシグさんの腕には、冒険者バングルは無い。

 ──だから、俺たちにきたメールも、シグさんだけにはこない。



「……サクヤさん。向こうに戻ったら、タツミに宜しく伝えておいて下さい。楽しかったですよ、って」


 俺は顔を上げた。

 シグさんが、紫黒の瞳を懐かしそうに細めて、微笑んでいた。


 なんで。

 もうそんな、諦めた、みたいな事を言ってるんだ。

「なんで……そんな事……いうんだよ! まだ、──」

 シグさんが、静かに首を振った。


「帰還の手段は見つかった。2週間後には、帰れる。三冊の魔道書を、宵月さんは使ったんでしょう。皆が喜んでいる。そんな中、俺が人の身体になる為だけに、本を使わせてもらう訳にはいきません。それによって、何が起こるかも分からない。もしかしたら、何か不具合が起こって、また帰れなくなってしまう事になるかもしれない。多くの人が。ならば、魔道書は、帰還の為だけに使われるのが、一番正しい」


 俺は反論しようとしたけど、すぐに言葉が出てこなかった。

 シグさんの言うことは、正論だ。だけど。それだと──

「だって、それじゃあ、シグさんは、」


「いいんですよ。──本当は、わかっていたんです。あの男が、あの時、言っていた事は真実です。俺と向こうの世界を繋いでいた紐は切れた。一度切れてしまった紐を、無限にも近い膨大な紐の中から探しだして、再び結び直す事は出来ません。今の俺には、それが解る。それこそ────神様でもなければ不可能です」


 俺は、テーブルに置いた拳を握りしめた。

 どうして。そこまで、分かってたなら。

 そこまで、解ってるのなら。


「だったら……!」

 どうして。


 なんで、言わなかったんだ。

 なんで、言わないんだろう。

 言えば、いいのに。今すぐにでも。


 咽が震えた。聞かねばならない。何故なのか。

 その真意を。

 タイムリミットはもう間近にせまっている。その前に。聞かなければ。なぜ。



「────なんで、言わない?」



 行くなって。

 帰らないで欲しいって、言ってさえくれれば。

 そうしたら。俺は。


 シグさんが、俺はもう必要ない、いらない、と言うのなら、残っても仕方がない。

 でも、もし、まだ、そうでないのなら。

 前に、独りは嫌なので、って言ってたじゃないか。



「メールにも、ちゃんと書いてあったでしょう。宵月という人は、本当に、良く解っていますね……。なかなかに、聡明な人です。各自、御自身の意志にて選択を、と。人の気持ちは移ろいやすい。一時の感情で、誰かの意思で決めてしまったら、後できっと、その誰かを────責める時が、きてしまいますから」


 シグさんが、俺の手の甲の上に、優しく手を重ねた。



「──戻りなさい。サクヤさんの帰りを待ってる人は、向こうに沢山いるでしょう?」



 ああもう。ほんと、こういう時だけ、大人の口調で。反論できないぐらいもっともらしい正論を並べ立てて。解った風な顔をして。わざと子供扱いをして。


 ずるすぎる。


「──シグさんは、ずるい……!」

 俺が苦し紛れに睨みつけると、シグさんは小さく笑った。


「そうですね。でも……そういうサクヤさんも、相当にずるいと思うんですが。────コケ太郎は、今日は、連れてこなかったんですか?」


 俺はぎくりとして、思わず目をそらした。

 

「──前にも、言ったと思いますけど。俺の部屋に1人で入ってくるのは、だめですよ、って。武器も置いてきたんですか?」


 問いに答えないまま、テーブルの上に視線を向けた。

 いつだって振り払えるぐらいの軽さで、俺の手の上に置かれただけの、大きな手。


 気付かれている。


 ああそうだとも。俺もずるいさ。


 自分でも馬鹿だろ、と思うぐらい、最終手段的な捨て身の、ずるい罠を仕掛けている。

 かかるかどうかは、相手次第。

 かかった時には、得るものも大きいが、捨てるものも大きい。

 マジで捨て身だ。


 だって、どうしようもないだろ。

 言い出してくるのをずっと待ってて、言われたら、覚悟を決めようと思ってて。

 なのに予想外に言ってこなくて。

 とうとうここまできてしまったじゃないか。


 自分一人が思ってるだけなんじゃないかと、不安で。もしそうだったらと、怖くて。

 決定的な判決を下してもらうのを、ずっと待ってた。


 ただし。それが相手も同じだった場合、非常にまずい事になるのが分かった。


 こういう風にギリギリになって、どうにもこうにも切羽詰まった事態に陥るはめになってしまうという事が。


 こうなったら、もう自分から動くしかないじゃないか。


 俺は目を伏せまま、まったく酒が減らないガラスコップの酒に視線を移した。


「──た。た、大陸の、南側にさ……」

「大陸?」


「【精霊の幻花園】っていう場所があったの、覚えてるか? タツミたちと行ったよな。なんのイベントだったか忘れたけど。ゲームやってた時に見て、すげえ綺麗だったから、実際見たら、もっと綺麗だろうなあって。ここにも、あるかな。たどり着く為の条件が、あっただろ? それが三週間後の、満月の夜なんだ。今から行けば、十分間に合うし、行きたいなあって、……」


 シグさんが、無言になった。


「そ、そうだ、畑って、こっちでも買えるのかな。庭、とか、家、とかさ。ここの相場って、いくらかな。前みたいな、畑、同じ様に、作れるかな。【百花繚乱の幻庭】、また作れるかな。あれ作るの、すげえ苦労したんだよなあ。100種類も花の種、集めて。ああ、そうだ、その前にまずは、また種を、集めにいかないと──」


「──サクヤさん」


 もう、決めたんだ。

 独りには、しないって。

 いや、こうなったら正直に言おう。



 ────俺が、離れるのが、嫌なんだ。どうしても。



 盲目的ですね、って、あいつの声が聞こえてきそうだ。

 でも、もう。

 それでいい。一生苦しんで、その後、後悔しながら生きていくよりは、ずっといい。

 白銀の男みたいに、二度と逢えない人を求めて、当てどもなく、さまよい続けるよりは。


 母さんも言っていた。


 一度でも手を放したものは、もう二度と戻ってこないよ、って。



 ────どちらかを得れば、どちらかは消える。それが選択するっていう事さ。分かれ道はいっぱいあっても、自分が進む道は、その中のひとつだけしか選べない。人生ってのは、そういう選択の連続で進んでいくのさ。

 


 わかってるよ。悩んだ時には耳にタコができるぐらい、何遍も説教──いや、聞かされたんだから。


 だから。ごめん。俺は────



「……サクヤさん。ずるいついでに。もう一つ、ずるい事をしてもいいですかね」

「ずるい事?」


 俺が顔を上げると、シグさんがにっこりと笑った。

 その笑顔が、まるで何かをたくらむ悪人のようで、俺は頬を引きつらせた。

 なに。なんなの。笑顔がすげえ怖いんですけど。

 

 腰裏のベルトから、護身用の細い短剣をとり出すと、あろうことか鞘を抜いて。

 その柄を、俺の手に握らせた。


「はい。落とさないように。しっかり握っててくださいね」

「え、ちょ、な、なに!? なにしてんの!? 危ないだろ!!?」


 シグさんはゆっくり席から立ち上がると、俺を抱き上げて────ベッドに放り投げた。


「ちょっ!? あ、危なっ!!?」

 短剣が!!? 抜き身なんですけど!!?


 触れただけで斬れそうな刀身を落としかけて冷や汗をかいている俺の横で、腕のガントレットと脚のグリーブの留め具を外し始めた。ガチャン、ゴトン、とすごく重そうな音を立てて、次々に床へと落ちていく。

 固いブーツも脱ぎ捨て、着ていたロングコートと上着も脱いで、珍しく手荒に床へ放り投げてから──あろうことか、俺に覆いかぶさってきた。


 シャツの前を豪快に開けて、直に肌の上の、心臓の辺りを指さす。


「いいですか。急所は、ここです。心臓。首の頚動脈でもいいですけど、血が吹き出ると思うのでお勧めはしません。眼球でもいいですよ。咽は骨があるから、あなたの筋力では上手く刺らないでしょう。顎の下からなら刺せると思いますが。あとは、脇腹。俺の防御力は現在ゼロですので、あなたでもその短剣で十分刺せるでしょう」



「は!?」



 なに、殺人指導なんかしてんの!? 怖いんですけど!?

 なんか嫌な感じにデジャヴなんですけど!?


 シグさんが、大きな手を俺の頭の横に置いた。

 ギシリ、とベッドが軋んで、俺は無意識に逃げ出したくなった。


 俺は自分に叱咤して、どうにか思いとどまった。

 逃げたらだめだ。ここで逃げたら、シグさんはきっと、いなくなる。

 それは確信に近い。


 だって、さっき、荷物を全部持っていた。

 部屋には何もなくて。真っ暗だった。

 出かける前みたいに装備もきちんとして。

 整えられたままのベッド。

 使われないままの部屋の備品類。


 後少し遅かったら、危なかったかもしれない。


 いなくなってしまったら、俺には探す手だてがない。

 だって、シグさんのレベルが高すぎて、俺がマスターなのに強制的に呼び寄せたりする事ができないのだ。全てにおいて、俺の命令より、シグさんの意志が優先される。俺の命令がキャンセルされる。居場所を隠すことだってできるだろう。【使役魔】なんて、あんなの形だけのものだ。


 シグさんの事だ。きっと、自分が側にいたら、帰りたくても、罪悪感で帰りたいと俺が言えないから。自分がいなくなって、探せなくなった俺がとうとう諦めて、仕方なく、元の世界に帰れるように……とか考えてたに違いない。それぐらいは、わかるようになったんだからな。お見通しだ。



「手は拘束しません。大声出してもいいですよ。コケ太郎でも誰でも、呼んで下さい。ああ、それと──」


 シグさんが、部屋の扉を顎で示した。

 つられて俺も見る。


「出口は、あそこです。帰りたくなったら、自由に出ていってくれて構いません。ただ────もし、ここに留まり続けるのなら────」


 紫黒の瞳が、俺を見下ろして、笑みを浮べた。

 その奥が、ゆらりと揺れた。気がした。

  


「いろんな意味で、戻れなくなりますので。それはもう、自己責任ってことで、いいですよね?」


 俺は右手に握らされた短剣を見て、部屋の扉をみて、最後に──シグさんを見上げた。

 小首を傾げているけど、まったく可愛くはない。というかむしろ怖い。



 顔がゆっくり近づいてくる。




 捨て身の罠に、相手がかかったのか、俺がかけられてしまったのか。


 どっちなのかは、もう、こうなってしまっては分からないけど。



 俺は咽の奥から飛び出しそうなぐらい跳ね回る心臓に、嫌な汗をかきながら。


 強く、目を閉じた。

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