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第3話  ジャンヌ、護る

魂を、込めました。

《Side=Jannu》


「さぁ、起きてください、シャリア様。」


「ん~。」


もぞもぞ動いたもののすぐ寝息を立て始めるシャリア様。

どうやら朝には弱いようだ。


「うぅ~。」


「ほら、起きてください。朝一番にギルドを訪ねるのでしょう?」


「そうだったねぇ・・・。起きなきゃ・・・zzzzzz」


「もう、シャリア様ったら。」


一向に起きないので、服を脱がしにかかるが、人の服と言うのは自分でやるのと勝手が違うのでやりにくい。


昨日の馬車とはまるで立場が逆だ。


「シャリア様、すみませんが万歳してもらえますか?」


「ばんざーい。」


ふふっ、あのシャリア様が、今はまるで小さな子どものよう。カワイイ・・・。

そのまま服を着替えさせ、髪を整えるなどして身支度を整えていく。



--------------------



「いよいよ、建築ギルド・・・。」


緊張した面持ちのシャリア様。手足も若干震えている。


「緊張なさっておいでですか。」


「ええ、サイガ様から任された初めての大きな任務ですから、失敗は出来ません。」


「シャリア様なら、大丈夫です。従者であり、友人(・・)である私が保証いたします。」


たった一泊だけれど、共に過ごしたからこそ思う。

シャリア様ならば、大丈夫だ、と。


キョトン。そんな擬音語がピッタリな表情をされるシャリア様。

かと思いきや次の瞬間には、笑顔が文字通り『咲いた』。

このお顔には、その表現がピッタリだ。

嗚呼(ああ)、どうしてこの方は、こんなにも眩しいのだろう。醜く穢れた私とは違う。


この笑顔を、護ってみせる。必ず。


「ありがとうございますっ。お陰様で震えが止まりました。」


「それは何より。」


「じゃあ、行きますっ!」


二人で組合本部の扉を開け、受付嬢に話しかける。


「こんにちは。」


「いらっしゃいませ。どのような御用件でしょうか?」


ヴォルフラム家の家紋を取り出す。


「サイガ・ヴォルフラム伯爵閣下の使いとして参りました。従者のシャリアサードと申します。」


「お預かりいたします。ご予約ですか?」


「はい、そうです。」


「書類はお持ちですか?」


「はい、こちらです。」


「・・・。はい、確かに承りました。お取次ぎ致しますので、少々お待ちくださいませ。」


しばらくして、強面の男性が出てきた。


「・・・ようこそ。建築ギルド『ストラクチュア』のギルドマスター、ヨーゼフだ。それで、用件は温泉掘削の人、技術、道具の提供・・・だな。」


「はい。その内容で間違いありません。」


「温泉を造るって?」


鋭い眼光で、「何をする気だ?」と問い掛けてくるギルマス。


「はい。何か問題でも?」


「温泉ってのはアレだろ?温水が延々と流れ出てくる・・・。」


「そうです。」


「そんなものに大量の金貨を()()むのか?」


「確かに、この国の温泉というものは、粗末な造りの物が多いです。穴を掘り、岩を並べただけの野外風呂。屋根もありませんから、雨が降ると風邪を引いてしまいます。しかも山がちな土地でなければお湯が湧き出ない、等々、いくつかの条件が重なり、ヒト族よりも我々獣人(ケモノビト)族の方が温泉に入る習慣が定着しているというのが現状です。しかし、それは今までの固定観念(イメージ)に過ぎません。工夫次第で幾らでも、『温泉は獣人(ケモノビト)族が入るものだ』という固定観念(イメージ)を変えることは可能です。」


堂々と、そして淀みなく、トークを続けていく。そういえばシャリア様は昨日、マスターが思い描かれている『温泉』について長い時間話をしていた。この様子ならば、余程の事がない限りトークで詰まることはないだろう。


「例えば?」


「しっかりと囲いを造り、お風呂場を男女別にキッチリ分ける。建物を隣に建て、始めは温泉宿、いずれは規模を拡大し温泉街を建設する。湯を特殊な方法で蒸発させ、『湯の花』を製造、販売する。」


「ほう?」


「これは我が主の計画の極々一部です。ここから先の計画は、『同志(・・)以外には、話してはならない。』との主の御命令ですので話せませんわ。」


この台詞は、言外で「貴方の組合が受注しなくても構いませんよ、別の組合に持って行くだけですから。」というニュアンスを含んでいる。


「ふっ、そうか・・・。」


突然俯き、黙り込むギルマス。


「ガッハッハッハッハッハッハッハッハ!」


かと思いきや、急に大声で笑いだした。


「な、なんです?」


「いやなに、中々肝が据わった嬢ちゃんだと思ってな。」


「は、はぁ・・・。」


目を白黒させるシャリア様。


「すまんな、カマをかけた。」


「と言うと?」


「いやなに、少し前に他国の貴族さんの使いが来て、注文通り工員を100人程派遣したんだが、全員帰ってこなくてな。」


「全員亡くなられてしまったという事ですか?」


「いや、どうやったのかは分からんが、怪しい妖術で洗脳されて全員兵士にされちまった。」


「はい?何ですかそれ?」


「詳しいことは俺も知らん。が、全員が今なお望んでこき使われていることは確かだ。州都に残してきた家族や友人も顧みずにな。」


「それは怖い話ですね・・・。」


「また大切な人材を盗られちゃ敵わなねえからな。本気で事業にしたいのかどうか、確かめさせてもらった。すまねえ。」


「いえいえ、お気になさらないで下さい。」


「で、工員100人と掘削関連用具だったな。OK、必ず準備する。」


「本当ですか!ありがとうございます、主も喜ばれると思います!」


「あぁ。さっきの計画を聞くだけでも相当有力な産業になる予感がする。我が組合(ギルド)はヴォルフラム家との長い付き合いを望むよ。」


「どうぞよろしくお願い致しますわ。」


「よし!では先払いで代金、金貨200枚をいただこうか。」


「はい、確かにこちらに。」


中身を確認するヨーゼフ組合長。


「よし、ちゃんと100枚の束が2つだな。確かに預かった!」


「よろしくお願い致します。」


「しかし、これから温泉を産業化していくんだよな?」


「はい。」


「だったら、新しい商会を立ち上げた方が良い。」


「そうなんですか?」


「伯爵自らが関わるより、税制面で優遇されるぞ。」


「分かりました。ご助言ありがとうございます。主様に伝えておきますわ。」


「よし。じゃあ今日のところはこれで良いか。ここに、サインか家印を記入してくれ。」


「はい。」


書類の文言を確認し、印を押す。


「これで良し。そちらの控えは絶対に無くすなよ。」


「心得ております。それでは、お暇いたしますわ。」


「あぁ、気を付けてな。」


「ありがとうございました。ほら、ジャンヌさんも。」


「・・・感謝いたします。それでは。」


「あぁ、パッと見ただけだが、あんたはかなりの手練れのようだな。この嬢ちゃんの護衛を、しっかり頼むな。この契約が頓挫するのは余りにも惜しい。」


「はい。」


この人も昔、武人だったのだろうか。


なにはともあれ、こうして建築ギルドとの契約締結は無事に終わった。



--------------------



帰り道、馬車の中。時刻はもう夕暮れだ。


「それにしても、良かったのですか?」


「何がです?」


首をかしげるシャリア様。


「そのまま州都の観光なども出来たと思いますが。」


「いいんですよそんなの。それよりもこの報告と契約書を早くサイガ様にお届けする方が遥かに大事です!そうでしょう?」


「ふふ、シャリア様は本当にサイガ様の事がお好きなんですね。」


「ええ、忠誠を誓っていますから。」


良い主人に出会えるか否かで、従者の人生は天国になるか地獄になるかが完全に決まる。シャリア様は良い方に会えたようで、本当に良かった。


この方には、幸せになって欲しい。


今まで100年以上生きてきたが、ただの護衛対象に、こんな感情を抱くなんて、今までただの一度も無かった。


暖かな想いが、この胸をじんわりと満たしていく。


その瞬間。


とてつもなく大きな衝撃が、馬車を襲った。



ドゴォッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!



とっさにシャリア様を庇う。


暗転。





・・・・薄く目を開ける。


どうやら、馬車は数回転した後、横転した状態で止まったようだ。


「う・・・。」


立ち上がろうとするも、腕に鋭い痛みが走る。

どうやら、右腕が骨折しているみたい。

シャリア様は・・・良かった、無事だ。


「シャリア様、シャリア様、起きてください。」


左手(生き残った方の手)でシャリア様を強めに揺さぶる。


早くここから逃げなくてはならない。


これは確実に刺客の攻撃によるものだろう。


狙いはこの契約書と私達の命だろうな。


私はどうなっても良いが、シャリア様だけは守らなければならない。


『この身に代えてでも、シャリア様を守る。』


そのように、決意を新たにする。


「シャリア様!シャリア様!」


「う、うぅ・・・。」



「気絶しているはずだ!連れて来い!」


「ハッ!」


外から敵の声が聴こえる。


「不味い・・・!」


シャリア様を横抱き(俗に言うお姫様だっこ)にし、急いで馬車から飛び出す。

右手が死ぬほど痛むが、治癒魔術を掛けたので、治るまでの辛抱だ。


「逃げたぞ!追え!必ず捕えろ!!!」


敵はかなり足が速いようだ。精鋭部隊だろうか?


加速アクセル!」


魔術!?ということは敵の中に魔術師が!?


これ(魔術師の存在)で更に輪をかけてマズイ状況になった。今、敵の司令官らしき人物は魔術を操り、配下達に高速支援魔術を掛けた。これで敵の速度は女性一人を担いでいるこちらとは次元の違う速さにっ・・・!


「捕まえたァ!」


だがこちらにも、奥の手がある。


資本主義の魔法(エコノミック・マギ)、『身体強化(フィジカルブースト)』!」


グンッとスピードが上がり、敵を引き離す。


今掛けたのは身体強化の魔法だ。実は、サーバントにはマスターの能力を一時的に借り受けて使う能力が備わっている。コストはマスターが払ってくれるだろう。身体強化魔法を施したので、追っ手より移動速度はこちらが上。このまま、あの森まで突っ切る!


「うあああああああああああああああっ!」


身体強化の代償として、足の筋繊維がすこしずつ切れていく。出血が酷いが、いちいちそんなことに構っていられる状況ではない。


森に入り、大きな茂みに逃げ込んだ。


身体強化を解き、そのまま倒れ込む。


「ハァ・・・。ハァ・・・。」


「ジャンヌさん!?血が・・・!」


(シィー!静かに!)


声で位置がばれてしまう。


慌てて口を手で覆うシャリア様。


(でも、傷が・・・!)


(大丈夫です、治癒魔術を掛けていますから。)


まだ右腕が治りきっていないので、全身の筋繊維の一部はしばらく切れたままだが。アキレス腱が切れなくて良かった。今回は幸運の女神がこちらに微笑んだか。


(シャリア様、お怪我は・・・?)


(してません、大丈夫です。)


(良かった・・・。)


私が息を吐きながらそう言うと、シャリア様は怒った顔をしてこう言った。


(なにが「良かった・・・。」ですか!?全然良くないです!ジャンヌさんがこんなに傷ついているのに・・・!)


(私は別に良いのです。)


(良くありません!)


「探せ!必ずこの森に居るはずだ!」


来た。奴らだ。


(伏せてください。)


シャリア様は、私の隣に伏せた。


(・・・ごめんなさい、ジャンヌさん・・・。私がもっと早く気絶から立ち直っていれば、こんな事には・・・。)


涙をポロポロ流しながら、シャリア様は私に謝った。


(痛みを、苦しみを、あなた一人に押し付けてしまった・・・。本当にごめんなさい・・・。)


その様子(ひょうじょう)を見ていた私は。


怒るのではなく、戸惑うのでもなく、慰めるのでもなく、


ただただ、見とれていた。



・・・あぁ、なんて美しいのだろうか。


人の身を案じ流す涙とは、こんなにも美しいものなのか。


そうか、人のために流すからこそ、これほどまでに美しいのか・・・。



しかし、泣き声が敵に聴こえたら捕まってしまう。


私は、シャリア様を抱きしめた。


ちょうど、シャリア様の顔が、左胸の辺りに来るように。


(よしよし、だいじょうぶ・・・。だいじょうぶ・・・。)


昨日、シャリア様が私にして下さった事を、そのまま真似した。


抱きしめて、頭を撫でながら「だいじょうぶ・・・。」と囁き続ける。



しばらくそうしていると、涙の勢いも落ち着いて来たようなので、身体を離す。


(・・・ありがとう。)


(いえ、こちらこそ。)


「ここか!?」


近くに、居る。


息を潜め、身を寄せ合う二人。


さて、今の時間で、右手は治った。


しかも、逃げているうちに日が暮れたので、今は夜。暗闇が周囲を覆っている。


(すでに、サイガ様に通信魔法でSOSを出しました。)


(そうなんですか。それなら、時間が稼げればなんとか・・・。)


(ええ、ですがここに留まっていたら、見つかるのは時間の問題。)


(では、別のところに移動を?)


(いえ、そうではなく。)


(では、どうするのですか?)


(・・・戦いましょう。)



--------------------



「ここは・・・探したな、印がある。」


「出てきやがれええええええ!」


「魔術師さん、この鬱陶しい森は焼き払えねえのか!?」


「無理だな。小雨が降ってきた今、専門が氷魔術の私の火力では発火する訳がない。油があれば話は別だが。」


「チッ、魔術ってのも海神ネプトゥーヌス様には逆らえねえってか!?役立たずが!人間を探す魔術も使えないってんだろ!?」


「貴様、死にたいのか?」


「ケッ。いいぜ、やれるもんならやってみろよ、オォン?」


「やめないか!全く。手分けして探せ。お前はあっち、魔術師殿はあちらをたのむ!」


「あぁ、わかったよ!!!」


「私は司令だぞ。命令するな。」


「じゃあそこに居てください。」


「分かった。速く探し出せ。」


「はいはい。」


それぞれ手分けして探しているようだ。


さっき指示していた一人がこちらに近付いて来た。木に登っている私達の真下に来たところで、


(今です!)


シャリア様が枝を振って大量の芋虫を落とす。


「うぎゃあああああああああ!?むし、むしがあああ!?」


シュタッ。背後に降り立ち、剣で心臓を一突き。


「ゴフッ」


剣を引き抜き、死体を脇の茂みに隠す。


「ふう。」


これで8人目か。


そろそろ相手も残り少なくなってきた頃だろう。


「ジャンヌ!受け止めてください!」


木から飛び降りてきたシャリア様を抱き留める。


「上手くいきましたね。」


「最初はドキドキしましたけれど、案外簡単でしたわね。」


「この調子で次も」「アイスボルト」「ッ!?」


突然飛んできた巨大な氷柱を剣で弾き、シャリア様を庇う様に立ち位置を変える。


「貴様が敵の首魁か!」


「そうだ。とりあえず用があるのはそちらのメイドだけだ。引き渡せ。」


「そう言われて簡単に渡すとでも?」


「なら死ね。」


巨大な氷柱が迫って来る。


「同じ手を!」


「違う。」


氷柱は突然分裂し、大量の小さな氷柱になって迫ってきた。


「くううううっ!?」


これは弾けないッ・・・!


聖なる領域(オルレアン)!」


結界を使ってしまった。これが使えるのは10分に一回。

再使用出来る頃にはもう戦いは終わっている・・・!


「ほう?珍妙な技を使うのだな。だがこれで終わりだ。」


そう言うと敵は脇の大木を土魔術で引っこ抜き、そのまま重力魔法で押し固め、こちらに振り下ろしてきた。もう(オルレアン)は無い。ならばこの剣で・・・!


疾走。


一瞬の静寂。


「ジャンヌっ!!!!!!!!」


あぁ、シャリア様の声が聴こえる。


この人を、護り切る。


その想いを載せ、私は叫んだ。


聖剣(デュランダル)戦乙女の一撃(ヴァルキュリア)!」


複合魔術(デュアルマギ)暴風(ストーム)!」


激突する。 


「うおおおおおおおおおおおおおあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッッッッッッッッッッ!!!!!!」


---------------------



私が意識を取り戻したとき、魔術師は既に身体がズタズタになって死んでいた。


「ジャンヌっ!」


シャリア様(護りたい人)が駆け寄ってくる。


「あぁ、シャリア様・・・ッ!?」


「死ねええええええええええ!」


追っ手の生き残りが、シャリア様に斬りかかって来た!


「シャリア様ッ!!!!!」


走りよる。間に合えッ!!!


爆破魔術(エクスプロージョンッ)!」


背後で爆発を起こし、その反動でシャリア様の位置まで移動し、彼女を突き飛ばす。


ザシュッ


---------------------


「・・・ンヌ!ジャンヌ!ジャンヌッ!!!」


あぁ・・・?視界が定まらない・・・。ここは、どこだっけ・・・。


「ジャンヌ!?気が付きましたか!?」


あぁ、シャリア様。どうしたんですかそんなに慌てて。


「あああぁぁぁぁ・・・血が・・・。サイガ様、どうかジャンヌを助けて!」


「あぁ、今方法を探しているところだッ・・・!」


あぁ、サイガ様も居られたんですね。良かった。これでシャリア様は大丈夫だ。


それなら、もう思い残すことは無いかな・・・。


「ダメ!ダメです!ジャンヌッ!私を置いて行かないでっっっ・・・!!!」


あらら、また涙が。シャリア様、そんなに泣かれては干からびてしまいますよ?


「こんな時に冗談なんて言わないでよっ・・・!」


私は、その涙を右手でそっと拭った。


「ジャンヌ・・・本当にごめんなさい、私の護衛なんてしなければ、あなたがこんな目に遭うことも無かったのに・・・。」


「クソオオッ!!!何でだ、何で高位の治癒魔術が無いんだッ!?」


サイガ様(マスター)、もういいですよ。


「いいわけないだろうがッ!!!!!!!」


いいんです。


名前を呼んで下さって、優しく頭を撫でて下さって・・・それだけで・・・他にはもう何も。


「ジャンヌっ!」


シャリア様、2日間、本当に楽しかったです。


最後に、一つだけ。



どうか、幸せになって下さい。



それだけです。


そう言い残して、私は静かに目を閉じた。

如何でしたでしょうか。お読み下さり、誠にありがとうございます。

次話からさらに、物語は加速していきます。

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