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『扇風機を持って異世界転移!? もふもふ達と共に扇風機を操り俺はこの世界を生き延びる!!  作者: ありぽん


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42話 ついに実践スタート

「それじゃあ良いか。みんな俺の肩から離れるなよ。最後に確認だ。みんなの中で最初に攻撃するのは?」


『ぼ、僕! が、頑張る!!』


 俺達は今、父さん達から離れて、別の木の後ろに隠れている。ネズー達の巣がよく見える、巣から1番近く、背の高い草も生えていて、最後に巣を確認するには丁度良い場所だ。


『次は私ですね。しっかりと奴らを倒しますよ!』


『で、次が俺だな!! 倒しながら、みんなの動きを止めてやるぜ!!』


『そして最後が僕!! 残り全部のネズーを、完璧に倒しちゃうもんね!!』


『えと、ぼくは。リョウパパをまもるし、みんなをまもる!! 『あ~』っていうのがんばる!!』


『ふむ。僕は攻撃は無念。だけどミルフィーの隣で応援を頑張る!』


 いや、お前は父さん達の所にいろよ。俺の頭の上で、ミルフィーの隣に一緒に座っているトール。応援って、攻撃に関係ないじゃないか。タイラーの頭の上で、応援してくれれば良いだろう。


「よし、それじゃあ、攻撃を始めるぞ!!」


『『『『おー!!』』』』


『おー!!』


『おー!!』


 だから、トールは『おー』じゃないって。はぁ。俺は静かに立ち上がると、ネズーが後ろを見るのを待つ。そして……。俺は一気に走り出し、走り出すと同時に。


『カットブーメラン!!』


 と、叫ぶ。1、2秒後。ちゃんと扇風機の羽は、ネズーの方へ飛んでいって、1匹のネズーのお尻にヒット。


『ギギャアァァァッ!!』


 叫び声が上がり、傷を負ったネズーが俺達に向かって走ってきた。その間のもう1匹のネズーが、巣の中に向かって叫ぶ。おそらく仲間を呼んだんだろう。ここまでは予定通りだ。


 俺は向かってきたネズーに、もう1発『カットブーメラン』をおみまいする。今度もしっかりとヒットし、ネズーの体には2つの深い傷が。そして勢いよく走ってきていたネズーだったけど、フラフラと歩き、最後にはその場にばたりと倒れた。


 それと同時に、もう1匹のネズーが向かってきたため。すぐさは攻撃をした。最初の1匹を、ちゃんと倒したか確認したかったけれど、今は攻撃するのが先だ。他のネズーが出てくる前に、もう1匹を倒しておかないとな。


 と、なんとここで、まさかの新しいイメージと呪文が、頭に思い浮かんだ。まさかのまさかだったよ。しかもそれは、よくよく考えればそれはそうだよな、って感じの扇風機魔法で。俺はすぐに新しい扇風機魔法を試した。


「カットブーメラン・ダブル!!」


 すると、今までは1回攻撃すると戻ってきていた羽が、2回左右から攻撃して、扇風機本体へ戻ってきた。そのおかげで、今度は1度でネズーを倒す事ができたぞ。


 そして俺は巣から少し距離をとった場所に陣取ると、次の攻撃に備えた。プルルも次は自分だと、俺の肩に乗っている足に力が入って、俺の肩をギュウッと掴んできた。これが小さい足なのに、爪が刺さって結構痛かったよ。


 数秒後、飛び出してきたのは3匹のをネズーだった。


「プルル、魔法を!!」


『う、うん!!』


「いくぞ!! 『ウォーターカッター!!』」


 勢いよく水を撒き散らしながら飛んでいった羽。2匹に当たり戻ってくると、すぐに次を放つ。今度は3匹に当たり、俺1人の時よりも、攻撃力は強いので、最初に当たらなかったネズーも含め、3匹同時に倒してしまった。


 すぐに出てきた次のネズー達。次は4匹だったが、これが俺の考えた通り、プルルの攻撃のおかげで上手くいった。4匹のうちの2匹が、猛スピードで走ってこようとしたんだけど。地面が濡れていたため、少しだけ足を滑らせ。向かってくるスピードが落ちたんだ。


「コロン!! 魔法だ!!」


『行きますよ!!』


「いくぞ!! ロックカッター!!」


 スピードが落ちた2匹を、コロンの魔法で攻撃。さらに2匹のスピードが落ち、しかも目を擦るっている。こちらもコロンの魔法のおかげで上手くいったようだ。

 後から追いついたネズーとまとめて、2度目の攻撃する。と、これまた攻撃はしっかりと決まり、今度は4匹同時に倒すことができた。


『次は俺だぜ!!』


「出てきたぞ!! ……最後は全員でか。フルール、いくぞ!!」


『おう!! ……良いぜ!!』


「いくぞ!! ブレイズカッター!!」


 全部で6匹のネズーが出てきた。父さん達の調べでは、15匹だったからな。これで全部だろう。だけどもしかしたら、まだいる可能性もあるから。そういう他のネズーに気をつけながら、『ブレイズカッター』を放った。


 と、これも上手く行った。火をいやがったネズー4匹が、その場に止まったんだ。俺はさらに追い討ちをかけるために、もう1度『ブレイズカッター』を放ち、これによ全員の動きを止める事に成功。切る攻撃も効いている。


『よし、最後は僕だよ!! ……リョウ、良いよ!!』


「おう!! ウインドカッター!!」


 スピードのある攻撃が、スパッ!! スパッ!! と4匹を同時に攻撃した。


『リョウ、さっきのできる!? ほら2回攻撃したやつ!! 思い浮かべてみて! きっと僕達のもできるはず!! それで一気に決めちゃおう!!』


 シルフに言われて、『カットブーメラン・ダブル』の事を思い浮かべた俺。すると頭にシルフの言った攻撃が思い浮かんで、俺はすぐに攻撃をした。


「これで最後だ!! ウインドカッター・ダブル!!」


 左右から素早い攻撃が決まり、その場に倒れたネズー達。シルフの攻撃はかなりの速さだからな。走り出そうとしていたネズーもいたが、その走り出す前に攻撃が決まった感じだ。


 じっと倒れているネズー達を見る俺。し~んとする中、これで終わりか? と思った時だった。巣の中の影が揺れたその後、のそのそと今までで1番大きなネズーが出てきたと思ったら。その大きなネズーが、俺達の方へ突進してきたんだ。

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