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“私を信じて、絶対に貴方以外の男性を好きにならないわ” という軽い女!

作者: 七瀬





“私を信じて、絶対に貴方以外の男性を好きにならないわ” という軽い女!




俺と彼女が知り合ったのは? 友達の紹介だった。

俺は友達も信じていたし、最初に出会った彼女の印象も良かったから

俺は彼女と付き合っているものだと思っていた。



・・・そう、俺は彼女に“俺と付き合ってほしい” と一言も言っていない。

でも、友達の紹介で知り合ったのだから、もうそれは付き合っていると言って

いいモノだと俺は思い込んでいたんだ。



それに彼女からも最初に、私を信じて、絶対に貴方以外の男性を好きになら

ないわと直接言われていたし、付き合っていると勘違いしてもおかしくない

と思う。



『あのさ? 今度の日曜日、ドライブデートしない?』

『えぇ!?』

『海でも見に行こうよ。』

『うん、いいよ。』

『じゃあ、また日曜日に迎えに行くね!』

『うん、分かった。』




俺は久々にできた彼女に、随分とお金を使っていたと思う。

何処に行っても、お店に入れば? プレゼントも俺が全て彼女の分を出していた。

“ただただ彼女の喜ぶ顔が見たくて、俺は彼女にお金を使った。”

車でドライブデートをしていても、助手席で彼女がスヤスヤ寝ている姿に

俺は癒されて、怒る事もしなかった。

でもそのうち、彼女が財布を持って来なくなった。

コンビニに入れば、俺から財布を借りてそこからお金を出すようになったし、

彼女が欲しいモノがあれば、俺の財布からカードを取り出して勝手に欲しい

モノを買っていた。

まあそこまではまだ可愛いなって思えていたのだけど、、、?

彼女が何十万の財布が欲しいから、俺の財布からカードで買おうとした時、

さすがにそれは俺も彼女に注意したんだ!



『それ、いくらする財布なの? 流石にそれはダメだよ!』

『なんでよ、今までは許してくれてたじゃない!』

『○十万する財布でしょ、それに財布持って来てないじゃん!』

『別にいいじゃん! ○十万なんて足したお金じゃないでしょ。』

『何言ってんだよ、大した金だよ! 俺はいつもは節約家なんだよ!』

『そんなの知らないわよ、お願い! これ買って!』

『ダメだ! 自分で買えるようにお金貯めるんだな。』

『ふん、分かったわよ!』

『物わかりイイじゃん! いい子だねぇ~』

『バーカ!』

『はいはい、俺はバカだよ。』





・・・今思えば? この時、“初めて彼女の本性を見た気がする!”

その後は、少し彼女の態度が変わっていくのが俺にも分かった。

俺が彼女をデートに誘っても今までなら断った事がないのに、急に用事が

あるからデートには行けないと彼女が言うようになったんだ。

俺は彼女の態度が急に変わった事に違和感を感じ、俺が彼女をデートに

誘った日に彼女の家の前で待ち伏せし、彼女が本当に用事で俺とデート

出来ないのか確かめる事にしたんだ。



でも、やはり彼女は他の男と浮気していたんだよ!



『“おう! じゃあ、行こうか。”』

『うん。』

『ショッピングに行く? それとも先にご飯食べに行く?』

『お腹空いたな~先にご飯食べに行こうよ。』

『分かった、じゃあー美味しい洋食屋さんがあるからそこに行こう。』

『うん!』





二人は、楽しそうに仲良く彼女は男の腕に手を回して歩いていた。

まさか? “俺に隠れて浮気なんかしてたのかよ!”

俺は彼女の為に、散々貢いできたというのに、、、。

“許せない! あの男を許せない! 俺の彼女を必ず取り返すんぞ!”

俺は怒りが込み上げ、彼女と男の前に先回りしてこう言ったんだ。



『“ココで何してんだよ、俺とのデートを断って、他の男とデートして

俺の彼女に手を出すなよ!”』

『はぁ!? 私達、付き合ってないでしょ!』

『えぇ!? な、何言ってんだよ、』

『“だって私! 付き合ってほしいって貴方に言われてないじゃない!”』

『・・・た、確かに付き合ってほしいって言ってはないけど、でも普通は、

デートもしてるし、こういうのは付き合ってるって事なんじゃないのか。』

『“違うわ! 私達、最初から付き合ってないのよ!”』

『ふざけんなよ! あんなに何でも買ってやったのに、今更何を言って

んだよ!』

『・・・オレもそうなの?』

『“今は、俺と彼女の問題だから、口を挟まないでくれ!”』

『そうよ、黙ってて!』

『じゃあ、オレは帰るよ、』

『“じゃあ、また連絡するわね! バイバイ!”』

『・・・・・・』





これって? “俺も先の男も、彼女にとって都合のいい男なのか?”

お金を出してくれたらそれでいいのか?

“俺は彼女にとって、彼氏でもないのか?”



そして俺は、“あの場所でフラれる。”

“私を信じて、絶対に貴方以外の男性を好きにならないわ” と俺に言った

彼女は、ただただ軽い女だった。

俺の見る目がないのか?


ああ、次に俺の彼女になる女性は、少し先になるだろうな。

本気で変な女に俺、引っかかってしまったと心底後悔してるわ。

最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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