一話
新作出しました!
よろしくお願いいたします!
そろそろ散髪に行ってもいいかなと思った。
「今有名になっているレイカさんのお店、予約しようとしたけど中々取れないのショック!」
「そこのお店繁盛もいいところみたいだから、予約が取れたら奇跡って言っても過言じゃないよ!」
「一度でもいいから行ってみたいー!」
女性社員の盛り上がっている会話を聞きながら、お茶を喉に流し込む。
レイカ、それは今番組でも取り上げられる程有名な美容師だ。
佳人であり、性格も恭しくて人気が極めて高い。
毎日大人数のお客様の予約がみっちりでまさにタイトと言える。
今の自身とは別次元の存在だ。
お昼休みも終わり、午後の仕事もきっちりこなして、仕事をあがった。
今日は金曜日なので明日から仕事は休み。
疲れた心身を休日でリフレッシュだ。
家に帰ると、お風呂を済ましてから、夕飯に取り掛かった。
今日の夕飯はナポリタンだ。
寂蒔と一人で夕飯を食べていた時を想起する。
今では慣れて黙々と食する。
テレビをつけると、むべなしレイカを取り上げる番組が放送されていた。
須臾にテレビを消す。
夕飯を終えると、食器を洗ってすぐに布団に入った。
金曜日の夜は、本当にぐっすり眠れる。
たまには外食するかという思考を最後に、眠りに落ちた。
ありがとうございました!
引き続きよろしくお願いいたします!