表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
共同戦線  作者: JYUGO
~VS 悪魔王親衛隊編~
17/28

17.竜巻と斬撃 水と獣

パズズ「くっ…この力素晴らしいな!」


奏汰「何を喜んでんだよ、ドMか。」


パズズ「喜ぶに決まっている。ここまでの胸の高鳴りは久方ぶりだ!」


奏汰「お前に用はねぇ。さっさとそこを退けぇ!」


その瞬間、奏汰の動きが止まった。


奏汰「これは…」


パズズ「黒い形態(ブラックスタイル)はお前だけの特別なものじゃないのは知っているだろう?我々親衛隊が持っていないわけないだろう!!」


奏汰「ああ!分かってるよ!!」


2人は睨み合う。


大きな黒い力が周囲を漂っている。


奏汰「はぁぁぁぁ!」


パズズ「はぁぁぁぁ!」


2人の力はぶつかり合う。


奏汰の剣を難なく避けるパズズ。


パズズ「そんな剣で切れるかぁ!」


奏汰「それはどうかな。」


パズズは背中に傷を負った。


パズズ「なに…?」


奏汰「俺の能力は、間合いを見切っても返しがあるから攻撃は入るんだよ。」


パズズ「そんなものかぁぁ!!」


パズズ「空気魔法(エアマジック)黒風(こくふう)!」


大きな黒い竜巻が奏汰を包んでいく。


パズズ「出ることは出来ぬぞ!出ようとすれば痛みを伴う!」


奏汰「出る必要はねぇ。この竜巻ごと切っちまえば問題ねぇ!!」


奏汰は剣を構える。


奏汰「黒剣(ブラッケン)真蓋津切(まっぷたつぎり)!」


奏汰の黒い斬撃は竜巻を切り裂いていく。


パズズ「何ぃぃぃぃ!!」


その斬撃はパズズの身も切った。


パズズ「ゴホッ…ゴプッ。」


血を吐くパズズ。


奏汰「てめぇはもう終わりだ。サタンは返してもらう。」


パズズ「私を…倒し…たとて!まだ親衛隊…は…3……。」


パズズは静かに息を引き取った。


奏汰「殺すのを躊躇っているわけにはいかねぇな。サタンを助けるのが目的だ!」


その時、正樹は今までにないピンチに陥っていた。


正樹「くっそ…」


???「隠れんなよぉ。絶望の顔が見えないじゃん!」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ