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共同戦線  作者: JYUGO
~悪魔との連戦~
10/28

10.戦う意味

そのレーザーは食らった者を空腹にする。


餓鬼「人間には欲がある。性欲、睡眠欲。そして食欲!これらは超えられぬ壁だ!」


奏汰「確かにこの世界には「腹が減っては戦は出来ぬ」という言葉もあるが、んなもんどうでもいいんだよ。ただ戦うだけだ!!」


餓鬼「ほう。その精神嫌いではないぞ?」


餓鬼「空腹(ハングリアル)暴走(ノーストリーム)!」


奏汰「もうくらわねぇよ。」


奏汰は餓鬼のレーザーが直線的に来ることを察し、左右に避けた。


餓鬼「くそっ!」


奏汰「(ヒート)(チェーン)!」


奏汰は餓鬼を縛りあげた。


餓鬼「なにっ!」


奏汰「絶望の炎に巻かれて消えろ..炎拳・改!!」


餓鬼「はぁ..はぁ..負けてたまるか...」


???「もうよい。餓鬼よ戻って来い。」


餓鬼「悪魔王様..何故ですか!」


悪魔王「お主ではそやつを倒すことはできぬ。四の五は言わせん。早く戻って来い。」


餓鬼「くっ..分かりました。」


奏汰「餓鬼..」


餓鬼「必ずお前を倒す!」


そう言い残し、餓鬼は空に消えていった。


そして、悪魔界では...


餓鬼「申し訳御座いませんでした。」


悪魔王「もうよい。謝らなくてもいい。部屋に戻りなさい。」


餓鬼「はい..」


餓鬼は部屋へ戻った。


餓鬼「悪魔王様。まったく怒らなかったな。まぁ良いか!」


そのときには、餓鬼の後ろにはある男がいた。


ーグシャァァ


奏汰「餓鬼は生きてんのか?」


ポタポタ..


バアル「フハハハ。血っていうのはいいねぇ!最高だ。」


バアルの足元には血だらけの餓鬼がいた。

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