親愛なるMARLEYへ
MARLEYは歌ったね
大工の捨てた石だって
その石は意志なのかな?
MARLEYはこうも歌ったよね
女は泣かない
それは女は強くなくちゃって事?
それとも
女の涙は苦手だって事?
あの言葉には感動したよ
音楽に打ちのめされても 傷つかない
その通りだよね
MARLEYは魂の反逆者だなんて
嘘だと想うんだ
反逆なんてしてないよ
ただ 叫んだだけだよね
MARLEYは孤独だったの?
音楽を知らなかったら どうなっていたの?
トレンチ・タウンの片隅でどんな気持ちで何をその眼に宿したの?
聞きたい事が沢山あるのに
私がMARLEYを知る頃 MARLEYは逝ってしまっていたから
貴方に直接聞けないのが残念だけど
そっちで逢えたら教えてよね
それまではDVDで我慢するから