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森でサバイバル?な一日目 Part.C

よろしくお願いいたします。


ー森の中での一日目ー


俺は、歓喜した・・・・。まだお姉さんのステータスに顔を向けつつ

(注意:ステータス画面はまわりの人には見えていません。)

「見いいいィィつけ たっ!!」(ニタリっ)

(騒ぎを聞き付けて近付いて来ていたC組の生徒、綾乃やリディア、+αのみんなが俺のあまりな・・・・表情にその場に、顔をよりいっそう青くさせ固まった。(ビシリっ)

(幸い?なことに姉妹は方角的に見えなかったようである。)

(ボソっ・・・・ドンマイっ!(汗))


俺はとりあえず声をかけようとお姉さんにより近付こうとした。(腕を少し伸ばしつつ)

「あっ!?」と妹さん。

何が原因・・かはよく分からないが、眼に少し生気が戻ったと思ったら、よりいっそうの恐怖をその眼に映して、俺を拒絶きょぜつした。

「いやああああァァー 来ないでっ!!!」と大声で叫び、そのあとはただただ震えていた。

俺はしばらく腕を伸ばしたままの格好でその場に固まっていたが、なんとか再起動し、視線だけを妹さんに向けたが、妹さんはお姉さんに抱きついて泣きながら気絶きぜつしていた。

大丈夫?そうな姿を確認して(ほっとしつつ)時間・・が差し迫っているのを思い出し(視線と腕の位置を元にもどしつつ)俺は毒の糸・・・を数m分右手上空に召喚して まわりの「へっ!?」(息を呑む音)が聞こえたがスルーして、トロトロとした動き(残り少ない魔力を出来るだけ温存するため)にイラっとしながらも毒の糸を複数の直径3cmほどの手毬てまり状にし、右手の平、数cm上空に糸操作で間違っても触れないように(自分も状態異常になるから)自分の意思でコントロールしつつ、どうすべきか悩みつつお姉さんに再度向かって行った。


俺が再び近付く気配?を感じたのだろう。気絶した妹さんに抱きつかれた状態のままに、恐怖に引きつった怯えた表情で著しく震えながら、その眼を細め、睨んできたが、俺は意にかえした様子も見せずに、近付き、お姉さんの顔近くの地面に腰を落として、話しかけた。

「説明する時間はなくて、申し訳ないんだけど これ・・{手毬状の毒の糸}飲み込んでくれる? そうしたら すぐ消えていなくなるからね。」(右手上空を指で刺しながら)

「あ、あの そんな毒々しい色をしたものをいきなり飲み込めと言われても・・・そ、それに、そんな大きなもの飲み込めるわけが・・・・」(眼を白黒しばたかせつつ)

・・・ブチっ!(最終的に何か・・が切れる音)

俺はとっさに近付き、彼女のあごを逃げられないように残った左手で引っ掴み、「ウっ!!?」(震えつつ怯えと恐怖に引きつった表情で)上向かせ(彼女の眼の前、キス出来る距離に顔と目線の高さを合わせつつ)彼女の眼をまっすぐ眼を細めながら、凄まじい笑顔・・で、その紫の眼を覗き込み、言いました。

「お・嬢・さ・んっ? 口移し・・・で飲まされるのと、自分で飲むのと どっちがいーいっっ?」

「へっ!!!?」(眼と口をぽか〜んと開きつつ)

「だ・か・ら 飲・めっ!!」(凄まじい笑顔・・は継続中)

彼女はまた何かを言おうとしたようだが、口を開いたその隙間に手毬状で浮かばせている、毒の糸(注意:直径3cm以上)を えいやっ!!(心の中で)っと 操作して、のどの奥の方に、放り込みましたとさっ!!!。

いきなりのどの奥の方に飛び込んできた異物・・に彼女は驚いて

「んガっっ!?」

つまりかけた結果、獣のような低い呻き声を出しつつも、なんとか飲み込んだ。

(ボソっ・・・・・・・・・・鬼だっ!!鬼が居るっ!!!)白髪鬼だからいいんです〜。

(開き直った)

彼女はむせて、しばらく激しく胸を上下させつつ、よだれを口の端から流しながらゴホゴホしていたが、こちらを怯えきった小動物よろしく震えながらそのアメジストのような紫の輝きを放つ涙目に恐怖をまだ少し浮かべつつ見上げてきた。

(ちょっとかわいいと思ったのはみんなにはひ・み・つ)


俺は顔を元に戻し、やさしい声音こわねを心がけつつ、彼女にを合わせないように横に顔を向けながら、もう一度語りかけた。

「気分はどうかなっ? 落ち着いたかね? お嬢さん?」

(ボソっ・・・いやっ!? どこの紳士だよっ!!)

わたくしは、いたってどこにでもいる紳士・・ですが? 何かも・ん・くでも?(ギロリ)

(ボソっ・・・ナンカ、スンマセン。)

分かれば良いのですよ? 分かればね? デリカシーは紳士のたしなみですよ?(ニコリ)

(ボソっ・・・紳士コワイっ!! 誰か主人公をどうにかしてっ!?)

何か言ったかね?(眼だけが笑っていない)

(ボソっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・(ガタガタガタ))


「う〜っ(唸っている音)・・・あれっ!!?」

「お、治まった? み・た・い?です?」(首をほぼ90°右に傾けつつ)

「そう それは良かったよ〜 うまく間に合って良かったよ〜」

地面に大の字になりながら(しっかり鑑定眼でステータスさんを確認しつつ)

しばらく時がたった後、起きた妹さんとお姉さんが抱き付き合い泣き疲れて眠っていた頃、姉妹から少し離れていた俺の眼に影がさして、何だと思って顔を影の方向に向けると・・・2匹のがいらしゃったとさっ!!! 俺は最期の悪あがきに言いました。

「やさしくしてね?」

「「無・理」」(それはもうニッコリと)

そのあとどうなったかは、俺の名誉のために割・愛する。

最近でピカイチだったことだけは、断言だんげんできる。

「「何か言った(かしら)?」」ハイ ナンデモありません。すみませんでした。(トラウマ追加)



「それで〜?、さっきのあれ・・は何っ?」

と綾乃が代表して聞いてきたので、俺はさくっと正座・・の状態から言いました。

「猛毒だけど?」(無表情で)


「「「「「「「へえ〜 猛毒ね〜」」」」」」」と俺以外全員がうん うんとシンクロしつつ


「「「「「「「・・・・・・ハァァァァァァっ!?」」」」」」」

「みんないつの間にそんなに仲良くなったの?」ちょっぴりうらやましく思いつつ

「「「「「「「そういう、問題かっっ!!!?」」」」」」」

「まあ まあ。ちゃんと説明するから、俺の話を聞き野菜やさい?」

レタスやトマトの挟まれたサンドイッチのごとく、

自身もあまり好きじゃない野菜のジョーク(冗談)を挟みながら(笑?)

「「「「「「「・・・・・・・・・・」」」」」」」(沈黙ちんもく

ちなみに、幸い?なことにセガールさん似の生徒はいません。あしからず。

ゴルゴはいるかも?(乞うご期待ください?)




ここ・・異世界・・・であろうことや職業やスキル、ステータスさんのことなどを全て・・ではないが、説明した。俺のスキル・・・については〜

ウソを吐かずに適当にごまかしました。特に書庫ワールド・オブ・ウィズダムと白髪鬼のつのについては、絶対ひ・み・つ。(シッー だよ?)

女子の大半が泣き出し(注意:お嬢様)担任様(すでに涙目)も

C組の副担任の先生もそれをなんとか収めようと、右往左往。

男子は男子で、うん 男子の名誉のため、割・愛(サムズアップb+キラりんっ!)

綾乃やレディア? 距離があり、眼を合わせないようにしていたので、分かりませんっ!! 




どうしてこうなったっっ!!?

みなさん こんばんわ 現在の状況をお知らせします。(ニュースキャスター風、ただし、無表情)

現在・・俺は、女子(大人?含め)の皆さんに囲まれて・・・・います。

いじめ(私刑)でしょうか? いえ 違います・・・・。(無表情のまま)



夕方から夜にかけて、空の境界線きょうかいせんがグラデーションしつつ変る頃、

さきほどのオオカミのこともあり、夜の森はやはり危険ということで、ひっくり返ったままの、バスの中(天井の上で、明かりはギリギリ付いた)で一夜を過ごすことになった。とりあえず、それぞれが持っていたおやつ、お茶等をグループや友達間でまわし、とりあえずの飢えをしのいだ。俺もロングコート(フード付き)の内側にあるポケットに突っ込んでいた、アメ玉やシリアルバー(チョコレートは温存)スーツケース(白いメタリック、クーラー(保温)ボックス付き)に入れていた、お徳用のチーズ鱈やビーフジャーキーを何も持ってきてなかった綾乃や生徒を中心に配ってまわった。


寝る段になった時、女子は女子(大人含む)で、男子は男子で前方と後方に別れて、ガソリンがどれくらいの期間持つのか不明のため、エンジン(エアコン)を切りカーテンを毛布代わりに、固まって就寝することになったのだ・が、俺も女子グループから離れて、男子の塊に近付こうと移動しようとした時、俺の一張羅いっちょうらの白いロングコートの端をギュッとうしろ・・・から掴まれま・し・た。どこかに引っ掛けたかと思い、振りほどこうと、振り返ったら、それはもう、顔を蒼ざめさせつつ横を向いた綾乃あやのさんとこちらを見下ろすエメラルドグリーンで小動物のように震え、恐怖に引きつった涙目の妹さん(ついでにうしろには、暗い顔でこちらを睨む?お姉さんもいました)がい・ま・し・た よっっ!?

(そのままフリーズモードに移行しました)


「あの〜 何か用でしょうか?」(嫌な予感に顔を引きつらせつつ)

「・・・・」

「「・・・・・」」


「あのっ?」と俺。


「うっ・・・分かるでしょ?・・・・・」分かるから顔を引きつらせてるんですが?

「むっ〜」(唇を尖らせつつ)

「それで長月さんは?(さっき知った)」とりあえず、視線を妹さんに向け

瑪瑙めのうです。」

へっ!?(心の中)

「だから め・の・うです!」

「う、うん で? 瑪瑙めのうさんは、一応聞くけど、何か用?」

「そのう お姉ちゃんを助けてくれたのは、れいさんですよねっ?」

「「へっ!?」」俺とお姉さん

「ありがとうございました。(ぺこりん)」とキレイなお辞儀を決めて

「・・・こちらこそ、何かイロイロごめんねっっ?」と俺。

(お姉さんは思い出したのか、固まっていた。)

「それで〜 ものは相談なんですが?」(指を突き合わせつつ)

「んっ!!?」来ちゃったか〜(心の声)

「えっと〜 お姉ちゃんの近くで今日は寝て頂けないでしょうか?」顔を少し赤面させて

「うえっ!?」と再起動を果たしたお姉さん。

「ど どうしてもっ!?」じーっとした綾乃さんやお姉さんの視線を感じつつ

「お願いしますっ!!(ぺこりん)」

はい やっぱり逃げられませんで・し・た。タラリーン タラリラリラ〜(音楽が心の中を吹き荒れる)

「あ うん。 対処(毒)できるのは、俺だけっぽいからね 今は」

あはははと顔を引きつらせたまま笑いながら(注意:まわりからは無表情に見えます。)

そして冒頭に戻る。なんでやねん。(ピコンっ{発動音}なぜですか? IN 関西弁)


それで俺は強制?的に腕を引っ張られ女子の大群のど真ん中、窓際に座らされ、女子に囲まれたあげく、俺の左の少し離れたところに俺と眼を合わせようとしないお姉さん、左前方にちゃっかりエルフなレディアさん、右前方には、膝を抱えている瑪瑙めのうさんに、右真横にスゴイ蒼ざめ、俺のロンゴートの端をちょこんっと掴んでいる綾乃さん。前後左右全て固められちゃいました。ハイ 詰みましたね〜 ハアァァーとため息。




ー本当?のプロローグー


あっ!!? みんなも気になる落とし罠に落っことした燻製くんせいオオカミさん達?

まあ イロイロあった後、クラスのみんなが車内に戻る中、俺は一人誰にも気付かれない方法・・

(ヒント:ドア)

落とし罠に近付き、まだギリギリ?生きていた3匹に穴を上から覗き込みながら言いました。

「悪いんだけど、俺達の保存食になってくれ?」

そして、眠りのパフュームを穴底で拡散し眠らせた上で、白髪鬼のつのをナイフ状に変形した状態で出現させ、一気に魔力を込めて、脳天を痛みが出来るだけないように貫いた。


そのあと、あまりの吐き気と魔力の使いすぎによるめまいを我慢しながら、もう一度、つのをナイフ状にし、細切れに解体したオオカミの肉やらを、残り少ない魔力をさらに削り、召喚した冷蔵庫に放り込んで収納し、まだ残っていたドアを通って誰にも気付かれずに帰還きかんした。

(ちなみに、解体方法は書庫ワールド・オブ・ウィズダムで検索して、想起しながら、行いましたです。疲れましたです。 ハイっ)




それで済まないのが、異世界の常識・・のようである。




レベルが上昇しました。ステータスが変化し、肉体・・完全・・適応・・されます。

新称号:守護騎士が追加されました。

アクションスキル:魔力開放Lv1が追加されました。

二つ名(異名):氷雪ひょうせつの白髪鬼を取得しました。


ソレ・・が表示されたのを確認した時、血の気が一気に引いていったのはいうまでもなく、俺はその日は一睡いっすいも出来なかったのは説明する必要もないよねっ!? 女子に囲まれての一日目、終・了。




ー称号ー


守護騎士 取得条件: 槍状の武器を用いて身近な(一定以上の信頼関係ときずなのある)誰かを守るために魔物まものと戦い勝利せし者。

ユニークスキル(アクション) 騎士きしのランス(短槍)を付加する。


ーアクションスキルー


魔力開放Lv1 : 魔力を自分の意思で体外に開放し操作できるアクションスキル。さまざまなものにまとわせられるが、その開放速度と操作性は限りなく遅く低い。ただし、己に魔力を纏わせることは不可能。霧散する。注意が必要。魔力の質(色)には個人差が存在する。基本的に変化することはない。変更できない。レベルアップで開放できる魔力の量は上昇する。


魔力の質(色): 新雪しんせつのごとき、真っ白な魔力。良く観察すると、永遠溶けることのない、太陽と月の光にきらめく、大小様々な雪の結晶が見える。冷気は感じない。




ーユニークスキルー


騎士きしのランス(短槍){称号}: 守護騎士という称号から得たユニークスキル。真っ白な白鉄はくてつで出来た三角錐さんかくすい状の通常2mの長さの騎士の短槍を半径3m以内(体内も含む)にどこでも同時に2本まで召喚できる。三角錐さんかくすいの部分のみ及び握り部分だけを召喚することもできるが、その威力は著しく下がる。基本的な威力は防御力に由来する。三角錐の部分と握り部分だけを同時に召喚することは不可能。1本のみ魔力を消費せずに出現・収納させられる。2本同時に使用する場合2本目を召喚するたびに魔力を50消費する上に出現状態を保つために魔力を消費し続けるが、収納に魔力は消費しない。ただし、材質が鉄であるため、とてつもなく重く、さびる上に折れる、折れたランス・握り部分はすぐ消滅するが、自分の意思で残しておくこともできる。魔力を込めることは可能だが、込められる魔力の量と流れはとても悪い。基本的に変更を行うには魔力が必要。召喚するランス(短槍)には自分の意思で魔力も消費せず開閉できる視認し辛いスリットがランスの先に存在し、毒物を刺した対象に注入できる。毒物は自作する必要がある。ランス(短槍)の長さと大きさは指定して召喚できる。ただし、一度召喚したランス(短槍)は大きさを変更できず、自分の意思であとから魔力を消費せず伸ばすことは可能だが、縮ませることはまったくできない。短いランスがほしい時は再度召喚する必要ある。当然伸ばしたその長さに比例してランスの重量は増加する。その丈夫さ(強度)は変更できない。三角錐さんかくすいの部分のみの場合、刺さる。ただし、どんなに魔力を込めても自分の意思で操作することはできない。空中に召喚出来るが自重で落下する。自分もダメージを受ける。注意が必要。(自殺防止機能付き)

握り部分のみの場合、ほとんど刺さらない。ただし、2本目を召喚するのに魔力を消費しないが、出現状態を保つのに魔力を消費し続ける。スリットは存在しないが、十字に組み合わせることが可能な穴が基本的に中心に存在する。その穴の位置は、一度のみあとから変更可能。握り部分には穴の途中で段階的に止めることができるロック機構が存在する。ロックの位置は一度のみあとから変更可能。その握り部分を完全な十字に組み合わせた場合に限り魔力を込めることによって自分の意思で自由に操作できる。ただし、十字に組み合わせた状態で召喚することは不可能。魔力を込めずに投げることは可能だがブーメランのような構造はしていないため、戻ってくることはない。一度召喚した握り部分は大きさを変更できず、自分の意思であとから魔力を消費せず伸ばすことは可能だが、縮ませることはまったくできない。短い握り部分がほしい時は再度召喚する必要ある。当然伸ばしたその長さに比例して握り部分の重量は増加する。その丈夫さ(強度)は変更できない。自分もダメージを受ける。注意が必要。(自殺防止機能付き)



二つ名(異名): 称号とは異なり、何の効果も存在しない。自由にいつでも変更できる。



白髪鬼のつの、大・活。躍!(笑)


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