ある日〜森の中〜とうとう〜出会った よっ!? Part.D
大変長らくお待たせしました。これからも更新致しますので、今後ともよろしくお願いたします。
ー森探索中ー
俺を先頭に、隣に桔梗と楪が、
その後ろに、氷雨さんと瑪瑙さんが少し遅れながらも、付いてきていた。
・・・日も傾き始め、森を紅蓮に染める頃。
ちょうど苔むした巨大な羊?な岩がある場所に出れたので、
みんなの顔に色濃い疲労が見えたため一旦休憩して、
引き返すことにシマシタ。ツカレタワ〜。(精神的)
と岩に背を預け座り込んだ。背中の岩の感触がヒンヤリ冷たく、
そのまま寝たくなる気持ち良さだった。
「ここで、一旦休憩して帰ろうか」
「「「「さんせ〜い」」」」そんな死にそうな顔されてもな〜。
「ところで、キミたち何か食べる?」
「「「「食べる(わよ、です!、んっ!、よっ!)」」」」
ニヤリっと心の中でほくそ笑む俺。
そこで俺は現在お気に入りの、
ベル(鈴)のような白い砂糖?で出来た結晶に中に、
液体を有したピンク色した果実を1個ずつ配った。
「「「「何これ?」」」」予想通りの反応をありがとう!
「何って、食える果実だけど?」
「「「「ものすごく天国?みたいな澄んだ良い音がなるよね」」」」
「だからすごく気に入ってる」と俺。
「天国にも昇る桃のような味でね」
「カンパニュラ・ネクターベル{感謝、天国からの雫のベル)
と名付けたよ!」図鑑を作成中でもあります。
「「「「へえー(むしゃむしゃ)」」」」
聞いてないし〜。トホホ。
(ボソっ・・・・・頑張って(汗))
ありがとうよっ!(サムズアップb)
で引き返そうと思って腰を上げた時に、俺の肩に、ポタっと雨粒一つ。
「「「「キャアアアア」」」」(突然の雨が原因)
はい 見事に土砂降りオンパレードでしたとさっ!
この雨では、視界が悪すぎて帰れませぬ! どうしましょ?
「と、とにかく ちょっと落ち着いて、どうにかするからっ!」
「「「「どうやって?」」」」
「まあ、見てて」
少し目立つけど、背に腹は変えられないか〜、
イメージはかまくらかな〜。ただし、緑色だけどね〜。
「「「「ええっ!?」」」」緑色のドーム(結晶)が生えてくるのを見ての反応。
お〜 おどろいてるね〜。
「ねっ? 何とかなったでしょ?」
「「「「いやいや、想像出来るわけないでしょっ!」」」」
そんなシンクロしなくても、良いとおもうんだけどな〜。
「ま、まあ 入って入ってっ! 風邪を引くよ?」と振り返りながら。
全員、速攻で入ってましたです。 ひどくない? 終いには泣くよっ!?
わし、マジデがんばれっ! というわけで中に入ると・・・
「どうですか〜?」と俺。
「結晶だから、冷たい印象だったけど、以外に中は温かいわよね」
とお姉さんな氷雨さん。
「「「うん」」」と残り。
「えっと それは良かったよ!」珍しい物を見た気がしたからか、
自然な笑顔が出ていた。(表情に)
「ボソっ・・・珍しい・・」
(?)
「「「「・・・・・」」」」こっちを全員が凝視している。
女子に見つめられると、いささか緊張するね〜。
「どうかした?」首を傾げながら。
「「「「何でもございません」」」」
なぜにその言葉遣いっ!?
「そ、そう?」
「「「「そうです」」」」
「ならいいけどさ〜 とりあえず俺は、
端に行って結晶化を使って間仕切りしとくからね〜」
「「「「ガシっ!(コートが3人に掴まれた音)ジェントルメンが、
雨に濡れた、か弱い乙女を放置するのかな?」」」」はい また詰みました〜。
(ボソっ・・・・・か弱)ソレ以上は口にしてはいけないっ!!
リアル死ぬよっ!?(精神的に)
「「「「何か言いましたか?」」」」(ギロリ)
ほら〜 とばっちりは嫌だよっ!?
(ボソっ・・・スンマセン)
「とにかく、どうしてほしいのかな?」
氷雨さんがいる方向に売られていく子羊のごとく、
引きずられましたとさ。はァー。
・・・・・・で? まさか3日間雨で足止めを受けるとはね〜。
「はい! やって参りましたシェフとCookDo!のお時間です。
今回のゲストはセイレーンであるエフィーリアさんです。」
「よろしくお願いします。エフィーリアさん。」
「むうっ! ですからエフィーもしくはリアと、
呼んでほしいと申しましたのにっ!」(ふくれっ面)
「うえっほんっ! そ、それではエフィー、改めてよろしくね!」
「よろしくお願い致します。」
待ちぼうけ1日目の夕食のメニューは、
ジャジャーン。(シェフモード)
保存していたフォレストウルフのお肉を使った炭火焼き風ステーキ、レ・タス添えです。
材料:フォレストウルフの肉(魔物)
レ・タス(魔物)New!
舞茸のようなマイッタケ(タケノコ)New!
ほうじ茶のような香りと味がするリンガーウッド(魔物)の皮 New!
ソルト
ブラックペッパー(アロマテラピーのスキルより)New!
ウォーター(水)
ドレッシング:チーズフォンデュ風
材料:ミルク
ミルクとソルトで作ったチーズ(粉状)
ソルト
使用するもの
白髪鬼の角(刀状)
小鍋
フライパン(リトルガーデン・オブ・ファンタズムより)
トーチ(初級生活魔法より)
乾燥しているリンガーウッド(魔物)の枝(腕)New!
ステーキ
まず、小鍋にウォーターを入れ、沸騰させる。
肉に火が通ったら、取り出しフライパンへ。
しっかり洗って乾かしておいたリンガーウッドの皮を横に
そのまま置いておく。炭火焼き風の香りと味が付く。
肉はしっかり両面を焼きます。
ドレッシング
小鍋にミルクを入れ焦がさないように、
ゆっくり静かに沸騰させる。
火から小鍋を外し、粉チーズを適量、
味見しつつ、入れる。また火にかけ、
ゆっくり、すこしとろみが付くまで煮る。
あとは細切れにしたマイッタケを、
入れてひと煮立ちさせ、しばらく放置し冷ます。
出来上がり!
「「「「いただきます」」」」(水晶で出来たテーブルの上)
ボナペティート!{ピコンっ!(発動音)召し上がれ)}
みなさんも作ってみてね。
あなたのシェフの零くんとCookDo!のお時間でした。
えっ? エフィーがどこから来たかって?
それは日が傾き黄金色の夕日に森が染まって、
夕食のメニューを考えていたときのこと、
巨大な羊?な形をした岩の表面に、
夕日が当たって縦に走る亀裂がキラキラ光っていた、
何だろうと触ってみたら、
ヒンヤリ冷たい赤い水が流れていたのさ、
鑑定したら、ただ赤い普通の水であることが分かり、水
圧で割れが広げられないかと、
俺は夕食のメニューに使えないかと手に持っていた、
リンガーウッドの枝で思いっきり亀裂に叩き付けたら、
・・・・・?
いきなり亀裂が縦に広がった次の瞬間、
バガンっ ゴットン ゴロリンと思いっきり真っ二つに割れて、
岩からとてもキレイな水があとからあとから溢れて、
しばらくただただ呆然とその光景に見惚れていた。
新たな称号「命の水の発見者」が追加されました。
・・・バタバタバタバタッと徐々に足音が近づいてきた。
「今の音はなんですか?」瑪瑙さん。
「何事っ!?」朝倉楪さん。
「どうしたの?」と桔梗さん。
「ケガはしてないでしょうね!?」と氷雨さん。
「「「「大丈夫!?」」」」
「あ〜 大丈夫。」まだ呆然としつつも、
「ケガもしてないよ〜。」
「「「「良かった〜」」」」
「「「「それで? 水?が赤いのはとりあえず横に置いといて、
どうしてこうなったの?」」」」
「夕日が亀裂に当たってキラキラ輝いていた上に、
赤い水が少し溢れて出ていたから、
亀裂を水圧で広げられないかと思って、
全力で持ってた枝(腕)を叩きつけたら、
今の状況になりました。」
「「「「ああ〜」」」」とシンクロして首を縦に降っているお嬢さん達。
「少し後ろに見える泉を確認してくるよ。」
「危ないかもしれないから、これ以上は近付かないようにね」
「「「「は〜い。 気をつけてね!」」」」」
「じゃあ、行ってきま〜す」
「「「「行ってらっしゃ〜い」」」」
と水晶の傘をさしつつ、うっそうと草花や木樹に、
囲まれた泉に分け入って行きました。
食料やら保存食やらを取るために戦闘してたら、
レベルが7に上昇しちゃってるしさ〜。
他の子たち? 彼女らもちょっとずつではあるけど、
レベルも上がって何とか完全適応状態に成ってたよ!
まだまだ続く・・・。
〜追加された称号〜
新称号:「命の水の発見者」
ユニークスキル:「子羊の杖」が追加される。
取得条件:羊岩を一息で割りし者。
子羊の杖(称号):称号「命の水の発見者」より得たスキル。
召喚できる杖は背丈よりも白くて長い1本のみであり、
自由自在に魔力を一切消費せずに取り出し・収納できる。
材質は白い木材。ただし、上部に勇猛な獅子お頭、
中部にリング状の穴が2つあり、
1つ目の穴の中心に獅子を見上げる子羊が、
中心に涙のの形をした血のように赤い宝石が埋め込まれている。
2つめに羽ばたかんとする鳩が刻まれている。
下部にネジ溝の如く、蛇が巻き付いている。
魔力の限り、獅子、羊や鳩、蛇などを召喚できる。ただし、
会話ができる自己意思を持った白獅子・白羊・白鳩・白蛇など、
契約上の同意があれば一個体毎に魔力消費せず、
召喚・帰還させられる。拒否される場合もある。
また、杖を水に浸けることによっていかような血にも、
変えることが出来る。ただし、血に変える水分量によって
魔力を消費する。注意。
(自殺防止機能付き)




