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賠償スキルで無双します~魔王との戦いで逃げる時に勇者達に生贄として置いて行かれたので、賠償スキルでみんな奪ってやった~  作者: 喰寝丸太


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第23話 死人からの賠償

 街の人気のない道を歩いていたところ、堅気ではない大男が立ち塞がった。


「ここは私にやらせて」


 リリムがそう言って前に出た。


「いいぜ、掛かってきな。皆殺しという契約だからな。どいつからだろうが問題はない」

「【鋭刃】、【斬撃】とりゃー」


 リリムが袈裟斬りに打って出た。


「【鉄皮】【防御】」


 相手は防御するようだ。

 いや攻撃的防御か。

 パンチで剣を迎え撃った。


 結果は相打ち。

 リリムの剣も通らなかったし、相手もリリムの剣を弾けなかった。

 リリムが連撃する。

 相手は余裕で捌いていた。


「仕方ないな。【貸与、身体強化】」

「ありがと。【身体強化、フルパワー】【斬撃】」


 リリムの一撃は相手の拳を切り裂いた。


「くそっ、この雌犬が」

「狼と言ってほしいわ。さよなら」


 リリムは相手の首を落とした。


「貸与って何?」


 プリシラが貸与スキルに食いついた。

 いいぞ。


「スキルを貸せるんだ」

「私にも貸して」

「身体強化なら。三つ余っている。二つ貸してやろう」

「ありがと。好きよ」


 抱きついて来るプリシラを邪険に手で払った。


「ビジネスの関係だ。【貸与、身体強化、身体強化】」

「クールな所も素敵」

「はいはい」


 ちょっと実験したくなった。

 路地裏に入った。


「ちょっと、用を足して来る。リリム、そこの痴女が来ないように見張っていてくれ」

「用を足しているところなんか覗かないわよ。変態じゃないんだから」

「どうだか」


 俺は角を曲がって誰もいない事を確認して、さっきの殺し屋の死体を取り出した。


「【邪復活魔法】。そして、【賠償】。ステータスオープン」


――――――――――――――――――――――――

名前:ウメオ・カネダ

レベル:99

魔力:8978/9999

スキル:

  賠償

  聖刃 勇心 身体強化

  堅牢 鉄皮 剛力

  空間魔法 火炎魔法

  治癒魔法 加護 聖域

  自己再生 暗黒魔法 次元斬 超身体強化

  隠蔽 幻影 鋭刃

  毒魔法 隠身

  鷹目 狙撃

  恫喝 貸与

  鋭刃

  咆哮

  気配察知

  幻影

  鑑定

  鉄皮 防御 身体強化

――――――――――――――――――――――――


 おー、死んでアンデッドになった奴からも賠償を取れるのな。

 じゃあ今まで殺した盗賊とかからも取れるかも。

 だが盗賊のスキルはあまり美味しくない。

 強ければ盗賊とかしてないからな。


 そういえば元Cランク冒険者の5人がいたな。

 あいつらなら良い物を持ってそうだ。

 5人から賠償としてスキルを奪い取った。


 追加されたのは。

 身体強化、咆哮、充填、これは頭から。

 鉄皮、防御、盾撃は盾職から。

 加速、自己回復は加速男から。

 火魔法、魔力弾は魔法使いから。

 傷回復魔法、疲労回復は回復職から。

 俊足、隠蔽、鋭刃はプリシラが始末した殺し屋からだ。


 そこそこ良いスキルが手に入った。

 やはりスキルを取るなら冒険者か殺し屋だな。

 金貸しみたいに良いスキルを持っている奴もいるが、そんなのは稀だろ。

 そろそろ戻らないとプリシラが怪しむ。


「ふぅ、すっきりした」


 戻った俺はしれっとそう言った。


「長かったわね」


 プリシラはやはり怪しんでいる。


「昨日、飲み過ぎたかな」

「ほどほどにしないと」

「そうだな、殺し屋に狙われたりしてるし」


「ところでたくさんスキルを持っているようだけど、それはどうして?」

「どうしてだろうかなぁ」

「伝説の強奪スキル?」


 賠償スキルのことが知られても問題はない。

 賠償が取れないイコール俺への害がないってことだからな。

 俺だって敵意のない相手から賠償を取ろうとは思わない。


「まあそんなところだ。俺のスキルを教えたんだから、プリシラも話せよ」

「私のスキルは魔法剣よ。上位スキルになるわ」

「幻影剣は見たから含んでるのは分かる。その他にも使えそうだな」

「ええ、火炎剣とか氷結剣とか色々と使えるわ」


「くっ、羨ましい」


 リリムが唇を噛んだ。


「またリリムにスキルを貸与してやるよ。そうだ幻影なんかどうだ。フェイントに使えるぞ」

「ありがたく、借りておくわ」

「【貸与、幻影】」


「ねえ、私にも」


 プリシラが甘ったるい声で科を作る。


「じゃあ、【貸与、咆哮】」

「味方を鼓舞するスキルね。いいわ、チームプレイに徹してあげる」

「意外だな」

「押し掛けだから、それぐらいは妥協するわよ」


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