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賠償スキルで無双します~魔王との戦いで逃げる時に勇者達に生贄として置いて行かれたので、賠償スキルでみんな奪ってやった~  作者: 喰寝丸太


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第17話 盗賊討伐

 盗賊は20人ほどで襲ってきた。


「さあ、護衛のお仕事、お仕事」

「久しぶりの実戦」

「さあ、やりましょう」


「おいおい、女達が股を開いてやってくれるって」

「がはは」

「お頭、不味くねえですか。嫌な予感がしますぜ」

「なにビビッているんだ。ただの金属商だろ」

「へい」

「野郎ども分かっているな。女はなるべく傷をつけるなよ」


「こういう最低野郎だと心が痛まないわね」

「飢饉の時の盗賊は酷かった」

「あれは勘弁してほしい」


「さてと、俺の番だな」


 俺は盗賊の背後に回り、アイテム鞄からゾンビを出した。


「くそう、死霊術師か。とにかく囲みを突破するぞ。野郎ども気合を入れろ」

「「「「「おう!」」」」」


 チンピラに毛が生えた程度の盗賊ではレベル20のゾンビは倒せない。

 この世界のゾンビは強い。

 頭潰せば終りとかがないからな。

 魔力で動かしているから、魔力の核を魔法的に壊せば死体に戻るが、なかなか難しい。

 核をゾンビの体のどこに作るかは、術者の勝手だからだ。


「とりゃ」


 リリムが盗賊の首を斬り裂いた。

 吹き出す血しぶき。


「疾っ」


 メッサは剣を盗賊の喉に突き刺した。


「【緑魔法。緑よ。我に従え。拘束せよ】」


 シャランラの緑魔法が炸裂。

 草や木が伸びて盗賊を拘束した。


 盗賊は生き残りを一人残して全員が死んだ。

 さすがCランク。

 盗賊の20人ぐらい簡単なものだ。


 シャランラは緑魔法か珍しいな。

 森が近い所では強敵の魔法だろう。

 リリムとメッサは最後までスキルを使わなかった。

 たぶん手の内を隠しているな。

 用心深いことだ。


「【洗脳魔法】。アジトへ案内しろ」

「へい」


 盗賊の死骸をゾンビにしたのは言うまでもない。

 盗賊のアジトはテントだった。

 見張りは狙撃スキルで俺が片付けた。


 宝箱には、金貨12枚と大銀貨が5枚。

 しけているな。

 まあ、期待してない。

 次に期待しよう。


「ご苦労様」


 道案内の盗賊に聖剣を刺し込んだ。


 次に現れた盗賊は5人組だった。

 だが剣の構えからして強者だ。

 体もよく鍛えてる。

 腕回りなんか俺の倍はぐらいありそうだ。

 もっともレベルがあるから、筋肉だけでは測れない。


 それにスキル次第では筋肉は要らない。


 俺は後ろに回った。

 盗賊の頭が俺の動きに気づいて剣を俺に叩き込んだ。

 俺は聖剣を半分抜いて受け止めた。

 盗賊の頭の剣から火花が散る。

 俺は前蹴りを放った。

 盗賊の頭はそれを飛び退いてかわした・


「やるな」

「それはこっちの台詞だ。ただの商人じゃないだろう」


「そっちは冒険者崩れか」

「まあな。喧嘩で人を殺してこんな有り様よ」


「リリム、気合を入れろよ」

「分かっている」


 リリムとメッサが剣を構えて前に出る。

 シャランラが詠唱を開始。


「【鋭刃】【斬撃】」


 リリムのスキルは鋭刃と斬撃か。

 戦士としてはオーソドックスだな。


「【身体強化、フルパワー】」


 メッサのほうはパッシブスキルの身体強化をアクティブスキルとして使ったか。

 切り札なのだろうな。


「【鉄皮】【防御】」


 敵の盾職がリリムの攻撃を受ける。

 盾は斬り裂かれたが、盾職は無事だ。


「【加速】」


 敵の剣士が加速スキルを使った。

 加速スキルはスピードが乗ると手に負えないスキルだ。


 メッサと加速男が激突する。

 スピードは互角だったが、加速男はパワー負けで弾き飛ばされた。


 敵の回復職が飛ばされた加速男を介抱する。

 俺は頭とにらみ合いをしている。


「【火魔法、火球】」


 敵の魔法使いは火魔法使いだった。

 シャランラは草木の盾で火球を受ける。

 焦げくさいにおいが辺りに漂った。

 シャランラの方は相性が悪いな。


 メッサが返す刀で盾職を切り裂いた。

 敵の回復職が、盾職に回復魔法を飛ばす。


「リリム、悪いな。こいつらはCランクはあるだろう。お前らには無理だ。そういうことで【次元斬】」


 頭を除く盗賊4人は両断されて死んだ。


「お前! 許さない!」


 俺は恨み言を聞く趣味はないので、聖剣の腹で頭を叩いた。


 フラフラになる頭。


「【洗脳魔法】。アジトへ案内しろ」


 アジトは滝の裏側だった。

 宝箱にトラップが仕掛けられていたので頭に解除させる。

 金貨45枚か。

 貯め込んだな。


「じゃあ、さよならだ」


 頭の心臓を一突きした。


「敵わなかった」


 落胆した様子のリリム。


「仕方ないさ。あっちはCランク5人で、こっちはCランク3人だ」


「でも、こんなんじゃこの先やっていけない」

「何かカラクリでもなければ、急激には強くはなれない。暇な時に考えることは出来る。どうやったら強くなれるか考えろ」


 リリム達は良くも悪くもCランクだな。

 若さを考えたらさっきの盗賊よりは伸びしろがあるのが救いだ。

 俺みたいチートでもなければ鍛えるしかないさ。


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