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フロムハウス  作者: KN
14/17

食べたことがないそうだ

「あった!」

 目当ての物を見つけられたようで晴君がそれを持って僕に見せつけてきた。それはさっき僕が答えた彼の服に描かれていたキャラクターであるモグラドンのぬいぐるみだ。彼の半分ぐらいの大きさで丸みを帯びたフォルムは愛らしい。相当使い込まれているようでぴょこんと跳ねているはずの耳はぺたりと垂れていた。よく見ればほつれている個所もあり、それを縫い直した跡も見受けられた。色だってどことなく鮮やかさを失ってくすんでいる。

「大好きなんだね」

「うん、いつも抱きしめて寝てるんだ!」

 晴君が細い両腕でぬいぐるみを抱きしめる。首の辺りを絞められたぬいぐるみは歪に膨らんでどこか苦しそうだ。綿が飛び散ってしまいそうで心配になる。

「少し苦しんでるみたいだけど」

 そう言うと、晴君はハッと気づいて力を緩めた。

「ごめんね! すぐに治すから!」

 晴君は床にぬいぐるみを置いて集まった綿を伸ばすように膨らんだ部分を押し込んだ。追い打ちにしか見えない構図だが至って真剣だ。ぎゅうと押されたぬいぐるみが開かれた魚みたいに平らになると彼は申し訳なさそうにぬいぐるみの頭を撫でた。

「大切にしているね」

「大事な友達なんだから当然だよ」

 晴君がぬいぐるみの手を持って僕に向けてきたので何となくぬいぐるみと手を繋いでみる。強く握るとへこんだまま戻らなさそうな見た目通りの感触だ。

「やっぱり!」

 突然晴君が目を輝かせた。彼は僕の手とぬいぐるみの手を交互に見てはしゃいでいた。

「どうかしたの?」

 晴君が更にぬいぐるみを押し付けてくる。ごわごわとしていてくすぐったい。

「有野君もモグラドンと友達なんだ! 僕と同じだ!」

 確かに知っているし、嫌いじゃないが友達と言えるのかは微妙なところだ。僕はどちらかと言えばマジロアンというアルマジロを模したキャラクターの方が好きだし。だが、純真に向けられる視線に逆らう気もしない。

「まあ、友達かな」

「やったあ!」

 晴君は両手を上げた。体ごと揺らして不思議なリズムで喜んでいる。

「そんなに嬉しかった?」

「だって僕にも新しい友達ができたんだよ!」

 友達とは誰だろうか。なんてとぼけてみても状況的に僕しかいない。つまりはこういうことだろうか。晴君はモグラドンと友達で、名前を知っている僕もモグラドンと友達であるから晴君と僕もまた友達というわけだ。どうやら彼の中に友達の友達というものはないらしい。まあ、あの微妙な空気感は知らない方が良いと思うが。

「そっか、友達か」

「えっと嫌だった?」

 晴君が上目遣いに覗き込んでくる。僕の返答を待って不安な面持ちを見せた。

「そうじゃないよ。友達ができて僕も嬉しいなって」

 拒む理由もない。ぬいぐるみから手を放して晴君の小さな手を握る。彼は「わっ!」と驚いたかと思うとすぐに顔を綻ばせた。そのままぬいぐるみを投げ捨てて僕の手を両手で掴む。友達が飛んでいったが良いのだろうか。自分がしたことに気づいていないようで彼は一心不乱に力を込めている。

 僕は投げ捨てられたぬいぐるみを取って掴まれた手に重ねるように乗せた。

 しばらくすると満足したのか晴君の手から力が抜けた。そしてチラチラと僕の顔と何かを見出した。彼の視線を辿るとあったのはおもちゃ箱。

「一緒に遊ぼうか」

 僕が言うと恥ずかしそうに晴君は頷いた。

 

 腰に手を当ててポーズを決めているヒーローの人形を晴君が手に取った。僕は情けなく顔を床にこすりつけている怪獣の人形を持つ。

「それじゃあ行くよ」

「かかってこい、怪獣!」

 どしんと聞こえてきそうな鈍重な動きで怪獣が歩み出す。目指すは積み木やモグラドンのぬいぐるみで築かれた城壁だ。この怪獣は世界征服を目論んでおり、他の街は全て滅ぼされてしまったらしい。城壁がまさしく最後の砦であるそうだ。

 迎え撃つは人類の危機に立ち上がった最強無敵のスーパーヒーローであるプロテクトマン。彼は何度も襲いくる怪獣を一蹴し、今まで守り抜いていたらしい。そして、この戦いこそが最終決戦。真に雌雄を決する時が来たのである。

 おおまかにまとめると設定はこんな感じらしい。気づかぬ内に人類は危機に瀕していたようだ。

「とっとと諦めるんだな! 俺様がこの世界を支配するんだからな!」

 怪獣で積み木を蹴飛ばす。積み上げられた一番下が抜けて呆気なく柱が崩れ落ちる。大きな風穴が開いた城壁にはもう期待もできまい。

「しまった! このままじゃ僕たちは終わりだ!」

 晴君が大げさに叫ぶ。中々に感情が乗っていてまさしく危機だということが伝わってくる。

 それにしてもまだヒーローは登場しないのか。手遅れになってしまいそうだ。

 ぬいぐるみの腹に頭突きをする。声が出たのならば「ぐえっ!」なんて言葉が聞こえてきそうなぐらいへこんだ。続けて垂れた耳にパンチを叩き込む。ぷらぷらとされるがままに耳が揺れる。

「モグラドンがピンチだ! 早く向かわなくちゃ! でもエネルギーが足りない!」

 ぬいぐるみを倒して進んでも一向にヒーローが現れない。かと思えば晴君がそんなことを言った。初めて聞く設定だ。大ピンチじゃないか。

 怪獣が城壁を打ち破る。そこにいたのは人々を模した多くの人形。どうにか逃げ延びた彼らまでにも牙が届く距離になった。ぱたりと立たせられていた一体の人形が倒れる。

 ぴたりと怪獣の歩みを止めた。力を誇示するみたいにのけ反って雄たけびを上げる。本当にいつになったらスーパーヒーローは来るのか。

「皆の応援が必要だ! がんばれ! プロテクトマン!」

 晴君がヒーローの人形を持ってそう言った。これまた初めて聞く設定だがこれでようやくヒーローの登場だ。

 しかし、晴君は人形を動かさない。

「まだ応援が足りない!」

 しまいにはそう言って僕を見た。まさか、僕も応援しなければならないのか。僕は怪獣側だと思うのだが。折角この不細工な怪獣に愛着を抱こうとしていたのに敵対するのか。結局僕はどちらを応援すれば良いのだ。

「早く! ヒーローが待ってる!」

 晴君が更に急かしてくる。僕が言わなければヒーローは駆けつけてはくれない。照れくささもあるが晴君の言えという圧も凄いので仕方ない。

「が、がんばれ」

「声が小さい!」

「がんばれ!」

 やけになって叫ぶと晴君がヒーローの人形を怪獣の前に勢いよく置いた。

「フルパワーだ!」

 牙を剥いた怪獣相手でもヒーローは怯まない。まず人がいる場所から引き離すために怪獣の重い体を弾き飛ばした。僕の手からも怪獣が離れてくるくると宙を舞う。さらに退治してしまおうと攻撃を加えていくヒーローに対して僕も怪獣を拾い直す。

 怪獣もただやられているわけにはいかない。こういうのは敵役の強さも大切なのだ。

 尻尾を振り回し、でたらめに暴れていく。鋭い爪を振りかざして脅威を伝えていく。ここにビルがあれば根こそぎ倒してしまえそうな迫力だ。

 だが、やはりヒーローは強かった。尻尾は軽やかに跳んで躱され、爪も空を切るだけになってしまった。

「正義は勝つ!」

 そこに叩き込まれるのはヒーローの渾身の一撃。晴君の口から発される様々な擬音と共に怪獣は崩れ落ちた。情けなく床に這いつくばりヒーローがその頭を踏みつけて勝ち誇っている。

 そのポーズは色々と間違っていると思う。

 それとなくヒーローの足をどかすと晴君は興奮収まらないままにヒーローを持って架空の敵と戦い出した。

「楽しかった?」

 僕が聞くと、ヒーローの人形を持ったままの手を向けて晴君が言った。

「最高だった! やっぱヒーローはかっこいい!」

 どうやら満足してもらえたようだ。犠牲になった怪獣には悪いがどうか晴君の笑顔に免じて許してもらいたい。

「有野君も上手かった。怪獣ぽかった!」

「そうかな。自信はなかったけど、そうだったら嬉しいよ」

「間抜けな声で怪獣にピッタリだった!」

 それは誉め言葉だろうか。せめて迫力があったとかで褒めてほしい。怪獣も心なしか悲しそうに転がったままだ。

 お役御免の怪獣をおもちゃ箱に片付けようとした時、扉がノックされた。

「進捗はどうですか?」

 その音に続いて聞こえた声に驚いた晴君がヒーローを投げ捨てた。それは破格の扱いを受けていた人形とは思えないほどぞんざいで、怪獣のように床に転がった。

 晴君が立ち上がった僕のズボンの裾を掴んだ。

「誰かいるの?」

 晴君が僕を盾に扉を睨む。

「うん、僕の……知り合いの人たちが来てるんだ」

「有野君の?」

「そう。僕の」

 そう言うと毛を逆立てたような晴君の警戒心は収まったようだが一向に手を離しそうにない。

「ちょっとお話してくるね」

 優しく手を振りほどいてドアハンドルに手をかける。晴君は僕の背に回り様子を伺っていた。

「無事に会えたようですね」

 扉を開けると袖を肘の辺りまで捲っていた藤沢さんが言った。

「はい。少し遊んでいました。藤沢さんたちに伝える前にすみません。……ところで社長はどこに?」

 そこにいたのは藤沢さんだけで社長の姿は見えない。当然帰ったなんてことはないだろうが休憩でもしているのか。

「ああ。私たちは早々に一階にいないことを確認したので掃除していたのです。埃が舞っていれば気も滅入りますしね。なので社長は今、窓を拭いていますよ」

「そうなんですね。僕も手伝います」

 自分よりも立場が上の人に任せっぱなしにするのは居心地が悪い。広さだって二人でするのは少し大変そうだ。

「いえ、その必要はありませんよ。申した通り私たちはサポートなので、あなたはあなたがすべきことを行って下さい」

 藤沢さんが膝を畳んで僕の背中の方を見た。

「初めまして、こんにちは。私は藤沢と申します」

 もぞもぞと黙っていた晴君が動いた。背中に手を回して彼の背を押す。すると、おずおずと晴君が前に出て藤沢さんと向き合った。

「……こんにちは。田中、晴です」

 ぺこりと晴君が頭を下げた。

「晴君は有野君と遊んでいたようですが、どうでしたか? 楽しかったですか?」

 藤沢さんが言った。

「すんごい楽しかった。僕、友達になったんだ!」

 晴君が両手を大きく広げる。

「という訳です。有野君は折角お友達になったのですから晴君と一緒にいてあげて下さい」

 藤沢さんが懐から飴を取り出して晴君に渡しながらこちらを見たので頷いて答える。

「では、私はもう少し綺麗にしてきます。何かあれば言って下さい」

「はい、わかりました」

 僕たちは一階に降りていく藤沢さんを見送ってから再び子供部屋に戻った。

 散らばった積み木や人形を片付けて床に腰を下ろす。

「それじゃあ、次は何をして遊ぼうか」

 もらった包装された飴をじっと眺めている晴君に話しかけた。けれども、「うん」と言っただけで気もそぞろで碌な返事がない。飴に気を取られていて僕の声が耳に入っていないようだ。

「食べないの?」

 そう聞くと、晴君は何か唸ってから飴を差し出してきた。

「……半分あげる」

 考えてもいなかった言葉に驚いた。つまり、晴君は一人で食べるのではなく僕にも分けてくれようとして悩んでいたのか。喜んで受け取っていたのに僕のことを考えてくれている。果たして僕が同じぐらいの年の頃、そんなことを思えただろうか。

「大丈夫だよ。僕はもうお腹いっぱいだし、甘い物は食べてきたから」

 そっと手を押し返し、腹をポンと叩いてみせる。

「ほんと?」

「本当だよ。それとも、晴君は飴が嫌いかな? どうしてもいらないって言うのなら僕がもらうけど」

 僕が手を伸ばして取る素振りをすると、晴君は包装を破り口の中に飴玉を放り込んだ。甘いブドウの匂いが鼻に届く。

「僕、飴大好き!」

 頬を膨らませて飴が口の中に入っていることを強調してくる晴君に思わず笑みがこぼれた。

「そっか、それなら良かった。味はどう?」

 ころころと飴を転がして晴君が目を瞑る。判定中だ。頭を右に傾け、次に左に傾ける。そして目を開いた。

「美味しい!」

 良かった。グレープ味はお気に召したようだ。今も口から飴が落ちないように口をすぼめて話している。

「他に何か好きなお菓子はある?」

 飴の一つでこうも喜んでくれるのだ。次に来るときに持って行けばより喜んでくれるだろう。

「全部好き!」

 そう言って晴君は思いつく限りのお菓子を挙げていった。ポテチなどのスナック菓子、グミに飴。チョコにケーキと留まることを知らない。

「だったら、どれか一つだけ食べられるなら? それを僕が持ってくるよ」

 なんでもいいというのが一番難しい。せめて種類ぐらいははっきりとさせておきたい。

「うーん。ポテチは好きだけど、ケーキも好きだし」

 晴君はうんうんと頭を抱えてしまった。彼にとっては非常に難しい問題だったようだ。

「そうだ!」

 しばらく悩んでいた晴君だったが答えが出たようで手をポンと打った。

「かき氷が食べたい!」

「かき氷?」

「うん!」

 思わず聞き返すと迷いのない声を返される。

「どうしてもかき氷が良いの?」

 思ってもいなかった物のためプランが崩れた。お洒落な店で食べれば高くつくが、屋台やそこらの物は安価で済む。だが、ここまで持ってくるのが難しいのだ。クーラーボックスに入れると少しは持つが溶けてしまうのは避けられない。折角なら一番良い状態で食べてもらいたい。なので用意できそうな代案が欲しい。

「やっぱりダメだった?」

 僕の否定的な雰囲気を感じ取った晴君が不安げな顔を見せる。こうも切ない表情になられるとダメとも言えず言葉に詰まる。

「……藤沢さんたちにも聞いてみるよ」

「わかった!」

 最悪、難しそうならどうにか他のお菓子で我慢してもらおう。

「どうしてかき氷が食べたいと思ったの?」

 ひとまず決まったので気になったことを尋ねてみる。

「待ってて、持ってくる」

 すると、晴君はそう言って押入れの方へ向かい、何かを探し始めた。

 僕も気になったので後ろから覗き込む。押入れの中にあったのはおもちゃ箱入り切らなかったであろうおもちゃと小さな本棚。晴君はその本棚の方から一冊の本を取り出した。

「これだよ」

 晴君が見せてくれたのは表紙に浴衣を着た男の子が描かれた絵本だった。

「この絵本を見て食べてみたいって思ってたんだ!」

「どういう話なの?」

 僕が聞くと晴君が僕にも見えるようにページを捲っていく。

「この男の子はお祭りに行きたかったんだ」

 晴君が唇を尖らせた。

「お父さんが行けなくなって、喧嘩しちゃうんだ。でね、仲直りで他の祭りに行くの。かき氷を食べるんだ」

 晴君が手を止める。そのページには大きくかき氷が描かれていた。赤青黄色と鮮やかな氷とそれを手に持って笑う男の子。頭を押さえながらも幸せそうに頬張っている。

「それがすっごい美味しくて、それからは毎年食べてるんだって」

 晴君が羨ましそうに、指を咥えそうなほどじっと本を見る。そして、きらきらとした目で僕を見た。

「僕もこの男の子と同じだから絶対美味しいんだ」

 同じ。それは晴君も祭りに行ったことがないということだろう。そこに自分を重ねてかき氷が食べたいと言ったのか。……かき氷機っていくらだったか。

「次に来る時を楽しみにしていてね」

「やった!」

 晴君は絵本をかき氷のページを開いたまま両手で掲げて喜んだ。そして、彼は唐突に更に絵本を取り出して僕に見せてきた。

「僕が有野君に読んであげる!」

 漢字も少しは読めるのだと自慢する晴君に僕は笑って頷いた。

「それじゃあ、お願いしようかな」


 意気揚々と読み上げる晴君の朗読会が開かれて数冊目になった頃、不意に彼の声が遮られた。

「有野君、そろそろ時間です」

 扉を開けて入ってきた藤沢さんの声で窓の外を見ると陽が落ちそうになっていた。青い空はすっかりと姿を消して興奮気味の空が現れ始める。近所の学校のチャイムが鳴り、帰宅を促してもいる。

 僕に絵本を読み聞かせてくれていた晴君を膝の上から下ろす。今の話がちょうど終わったところなので区切りも良い。

「……帰っちゃうの?」

 だが晴君に掴まれて僕は立ち上がることができなかった。ほとんど摘まむだけの力であるが今にも泣き出しそうな彼の様子に容易には動けない。

「違いますよ。また遊びに来るのです。今度はもっと楽しくなるようにと、準備の時間ですよ」

 戸惑っている僕よりも先に藤沢さんが言った。

「このままじゃかき氷だって持って来られないから」

 僕も続いて言うと、晴君はどうにか飲み込めたようでこくりと頷いた。

「……わかった。また……明日!」

「うん、また明日」

 無造作に開かれた絵本を片付けて別れの言葉を交わす。晴君は僕たちが部屋から出るのを見送ってくれた。

 階段を下りるとリビングには既に社長の姿はなく車のエンジンがかかる音がした。掃除もきっちりとしたようで埃もなくなったようにも見える。

 靴を履いて外に出る。藤沢さんが鍵を閉めようと取り出すのを横目にふと二階の窓を見上げると覗き込んだ晴君と目が合った。大げさな反応で驚いている晴君に手を振ると彼もひらひらと振り返してくれた。

 車内に乗り込むと藤沢さんも素早くドアを開けた。そして、僕たちは晴君の家を後にした。

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