新・私のエッセイ~ 第113弾 ~ いわゆる『時代劇用語』に関する個人的見解
・・・それほど大げさなハナシでもありませぬ。
もうすぐ、自作のSFが書き終わってクランクアップしちゃいますから、
すでにこの時点から、「一抹のさびしさ」を、早くも感じている、今日このごろです。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
さて。
『時代劇用語』って・・・
本当によく練られていて、現代人のぼくらにも、聞きやすくてイイですよね♪
(・・・と、今回はさすがにいいかげん、まじめな導入部分をこころがけますよ、と。)
時代考証を考慮しつつ、各ステージの、当時の方言にも配慮し、
なおかつ、現代の全国の日本のぼくたちが、ごく自然に受け入れ、不自然にならぬよう、考えに考えられて作りこまれた、キャラクターごとの「セリフ」。
本来だったら、
マジで、ちょっとナニ言ってるのかよくわかんねぇ『古典会話』であるはずの鎌倉時代や室町時代などの民衆や貴族、武士の会話を、
あくまでも『擬似・古典会話』ではあるものの、
雰囲気をこわすことなく、あそこまで作り上げる・・・素晴らしい♪
まぁ・・・そんなこんなを、羅列してみて、このエッセイを閉じようか、と・・・
そのような次第なのでござらっしゃいまする。
ハハーーッ!← ぼくが皆様に向けて、『おじゃんこら(= 正座)』して、さらに、ぬかづいている(= 土下座っぽい感じのアレかえ??)・・・とご判断くだされ❤️
ソレに対するみなたまのご反応:「・・・うむ。良きにはからえ。」
さらに、しげちゃまのご回答よん:「・・・ありがたき幸せにござりまするッ!!」
m(_ _)m
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
江戸時代の村人:「おでぇかん様(= お代官様)・・・それはあまりにも、むごうごぜえます。なにとぞ、わしらにも『お慈悲』を・・・!」
代官:「えーーい、ならぬ! はなせ!!」
織田信長:「光秀か・・・。」
森蘭丸:「殿に大恩ある光秀が、なにゆえの謀反ぞ!?」
織田信長:「是非に及ばず・・・!」
有馬藤太:「大久保殿(= 変名した近藤勇)に会わせていただきたか。武器を集め、兵を鍛えているち聞きもしたどん、そいは・・・どげなためのもんごわすか??」
土方歳三:「官軍の皆様のお手をわずらわすまでもありません。身内の不始末は、身内で・・・。」
有馬藤太:「・・・じゃっどん、そいはおいどんたち官軍の役目。おはんらの仕事ではなか。」
坂本龍馬:「・・・大殿様。もう、幕府も、大名もいらんがです。」
山内容堂:「おんし、どれば、おそろしいことば言いゆうか・・・わかっちゅうがか?」
売られた町人の娘:「なっ・・・なりませぬ、お殿様! それ以上のご無体は・・・!」
うつけモノの馬鹿殿:「ヒヒヒヒッ。そちは、実に『うい』おなごじゃのぉ・・・。このような極上の『生娘』を、我がほうに献上いたすとは・・・越後屋、おぬしもワルよのぉ。これ、娘。もそっと、ちこう寄れ。」
売られた町人の娘:「おっ・・・おっかさん、たすけてぇ・・・お殿様のドすけべッ!! 変態ッ!! あたいがこんなに嫌がってるってのにぃ・・・あ~ん、イジワルッ!!」
うつけモノの馬鹿殿:「たわけ! ナニを申すか。『嫌よ嫌よも、好きのうち』ではないか。わははは! どれ。そろそろ、着物の帯を取ってしんぜよう。そうれ、回れ回れ・・・くるくるくるくると、ひたすら回るがよい! のちの昭和時代に発明されるであろう、『洗濯機』のごとくな!!」
ありゃりゃりゃ・・・。
ラストの案件だけ、時代考証がおかしなことに(笑)。
・・・まっ、こげなトコかえ??
m(_ _)m




