ー前書き
献辞
ウメさんに
坂本龍馬と巡り合わせて頂いた
故司馬遼太郎さんに敬意を込めて
温かくもてなして下さった
酢屋の皆さんに
感謝と
その郷土愛に
坂本龍馬のみならず
幕末の混乱の中で
命を落とした
全ての若者達に
彼らの築こうとした世界の未来に生きる者として
本作を捧げる
ソングライターホシオカ
〜龍馬編
ー前書き
最初に、本作は文献から導き出される史実とは、かけ離れた物語で有る事をご認識下さい。
また、時代考証に関して厳密に慶應3年を再現しているものではありません。京の町並みについては、「改正 京町御絵図細見大成 洛中洛外町々小名 全」竹原好兵衛版のコピーを元に、作者が想像した物で正確なものでは有りません。
また、土佐弁に関しても 〜ぜよ 〜きに 〜ちょる を作者が独自に配したもので現実の土佐弁では有りません。
さらに、作中でタイムスリップが行われますが、これは多次元宇宙論を採用していません。過去が改変されれば、未来も因果関係に従って改変される旧来のタイムトラベル小説の形式を採っています。
1話は、ソングライターホシオカ アメンティティ ホティオティ編の続きとなっています。よろしければ、そちらの方を御一読下さい。
では。
救出ポイントに向かっている緊急脱出用ポッド内から、物語はスタートします…
2009年4月
武上渓