表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/3

人生やり直すならついでに!

私の番が、回ってきた。心の中で

『人生をやり直すために失敗できない。』

と思いながら言った。

『市谷未来です。好きなことは、サッカーをすることです。今年1年間よろしくね!』


そう言って、出来るだけ足音を立てずに席に戻った。席に座ると、8年前の自分を思い出した。

自己紹介の時に、周りにどう思われるのかが、怖くて逃げ出してしまったのだ。元々暗い性格で、引っ込み事案だったのでしょうがなかった。確かに自己紹介の時、逃げ出したくなった。でも、ここで逃げ出せば、これから数年間は辛い思いをする。だから、逃げ出すわけにはいかなかった。自己紹介が全員終わり、家に帰った。自分の部屋で、勉強をするために。勉強が好きなわけではなかったが、

『今から勉強し始めれば、いい大学にいける!』なんて思いからだ。あと、勉強ができると、友達に教えることができる。仲良くなれる。元々頭が悪かったから、やり直すには丁度いいタイミングだ。本棚にある本を素早く取り出す。いざやってみると、家にある問題が、簡単すぎた。理由は分かりきっているが、それを解決するために父に言った。


私『中学生の内容の勉強がしたいよ。』

父 『まだ小学校に入ったばかりなのに、そんな難しい問題解けるのか?』

私『挑戦してみたいの!あと、漢検も取りたい!』

父は、目を光らせて『やってみろ』と背中を押してくれた。そして思った。勉強を、極めて父を楽させてあげようと。



次回明日登校(投稿)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ