表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/3

私を困らす問題児

入学式が終わり、クラスの中に入った。クラスの中には、よく見たことのあるメンツが揃っていた。よく目立っていたのが、金髪に染まっている金本昌己(かねもとまさき)だった。彼は、私にいじめを仕向けた張本人であり、先生たちを困らす問題児だ。中学生になった彼は、先生を辞めさせるプロ(teacher killer)と呼ばれていた程だった。そんな彼に目をつけられない様にしようと昔の私はしたが、それは失敗だった。だから、今回は仲良くなろうと声をかける。


私 『金本昌樹くんだよね。これから6年間よろしくね!』

金本 『ああ、うん、よろしく』


彼は恥ずかしそうに照れながらそういった。こういうのは、囃し立てるのが、男は嬉しいと分かっている 。


私 『何かスポーツとかやってるの?体かっこいいから、サッカーとか上手そうだよね!』

金本 『うん、そうだよ。』


顔を下に向けながら満更でもない様子でいった。

元から彼はサッカーが上手であった。だけど、サッカーを中学2年の春にやめてしまった。何かあったのかもだが、今は関係ない。ただ仲良くなりたいだけだから。他愛のない会話が終わり、9時15分になった。黒板には


"9時15分から自己紹介を前に出てきてやってもらう"


と表記されてるので、自己紹介の準備を始めた。

出席番号順で、自己紹介をするそうだ。自分の番は3番目。みんなのを聞いて待っていようと思っていたところ、2番目、自分の一個前の自己紹介を聞いた時、驚いた。

その人の名前は、(あずま)いのり


のちに女番長として、私の住んでいる地域を統治する人。この人も私を気に入らずいじめていた人だ。

自己紹介をしていたが、外見だけでは、決して番長には見えない。だけど、本当にやばいやつだ。

前途多難のやり直し人生。次は私の自己紹介、さて何を言おうかな。




次回、明日投稿

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ