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呪われ王子と人形令嬢  作者: 或守
2/3

2話(シェイラ視点)

胸くそ注意

3日後、一度も話したことのない公爵が私を呼んで来ました。それにしたがい公爵の執務室に行くと公爵の隣に母娘のように見える女性と少女がいました。


「これから、お前の母親と妹になるレーゼとローズだ。そして、迷惑をかけないようにしろ。分かったら出ていくように。」


公爵はそう私に言い、そして、私にはもう見向きはせず、今まで私には見せたことがない笑顔で新しく母親と妹になった2人に見せました。


それで悟りました。この人はだから私達を冷たく見て、母親の葬式で笑っていたのだと…



それから、私は新しく母親と妹になった2人と公爵に関わらず使用人と仲良く暮らしていましたが、姉が私が使用人を一人占めすると公爵に言い、

公爵が使用人達に私とは関わらずに姉の世話をするよう言い、それに難色を示し、私はどうなるのか問う使用人達に妹がもういらないと言い、それに同意した公爵は使用人達を解雇しました。


それに私が使用人達がどうなるのかと言ったら、公爵は歯向かう気か❗と言い、そのまま自室に監禁されその日の食事を出されませんでした。


その後、使用人達の解雇は取り消されず、私と仲良くしてくれた使用人達はいなくなり、それと同時にレーゼの実家から使用人を雇い、足らない分は募集をしてレーゼとローズに都合のいい使用人を雇われました。


それから私は、レーゼとローズに言い様に使われました。私に使用人()()()()ことをさせました。


掃き掃除やらをさせられましたが、それほど苦痛は感じませんでした。それは公爵令嬢としては褒められたことではないですが使用人達と一緒にやったりして楽しんでいたので、苦にはならなかったのですが…

ローズがそこが汚いとか言い、そこに溢したり、皿をわざと割ったりして片付けろと言い、片付けさせるのです。


それをこなしている私に苛立ちを覚えたローズは次に、私の物を欲しがるようになりました。


ドレスや小物が欲しいと言い、それに私は使用人達の時のように公爵が出てくることが嫌で渋々ながら素直に従いました。


それに味を占めたローズは次々に私から取っていき

1ヶ月後にはほとんどの物がなくなりました。

そして、遂に大切な物にも手を出してきました。


「姉様❗次はこれが欲しい❗」


それはお母様の形見の宝石でした。


「それはダメよ❗それはお母様の形見だから❗」


そう言った瞬間ローズは泣き出し


「ほしい❗ほしい❗ほしいー❗」


と叫びました。


そして、それを聞きつけ直ぐ様来た、公爵とレーゼが、


「お前何をした❗」


「ローズが泣いてるじゃない❗」


と怒鳴り込みました。


「姉様がそれくれないの…」


「それは、お母様の形見だからダメって言ってるでしょ❗それに他の物もあげたじゃない❗」


とローズがそれに答えるように言い。

流石にこれだけは取られないようにするためにローズに反論するように言いました。


ただ、覆ることはなく、逆に悪い方向に向かうもので…



「なんだお前のその態度は❗そんな物も渡せないのか❗」


「違う❗これは…」


「お前❗親に向かって口答えするのか❗」


と言い殴り付けました。今まで娘とすら思ったことがない癖にこんなときだけ父親面をしてきました。

そして、


「こんな部屋すらいらないようだな❗お前は物置部屋に住め❗」


そこからは私に残された物は使用人の服とベッドだけでした。ただ、ローズに奪われなかった者が一つだけありました。

お母様が作ってくれた小物だけは見向きされずにわたしの私の手元に残りました。


ただ、この出来事の後、使用人も加わりこの家にいる人達の嫌がらせはどんどんエスカレートしていき

躾と言う名の暴力や死にそうになる数々に私から感情が出なくなり、

人形令嬢と呼ばれるようになりました。



5年後、公爵に呪われ王子と婚約するように言われました。


この時は思いませんでした。まさか、今までの心の叫びが誰かに聞かれているとは…

そして、ここから変わっていくとは思いもしませんでした。

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