妹が可愛すぎる
初投稿の作品となります!
これからよろしくお願いしますヽミ ´∀`ミノ<
アトランタの世界にはかつて、戦剣時代とも呼ばれる時代があった。
そこにあったのは絶望、皆が死と隣り合わせで、いつ死んでもおかしくないという状況であった。
そしてその戦いに区切りをつけたのが女神ルティナスである。彼女は血の海とかした世界に嫌気がさし、彼女の一太刀によって長期にわたる戦争が終わった…
…パタリと、何度も読み直した本を閉じるその仕草はもう慣れたものだ。
少年、ティル・リロットは今年で14歳の剣士である。
朝五時と早く起き、昔から読んできた一冊の本、「絶望の終焉」を読み、棚に戻すと外に出て剣を振り、昼の学校までひたすら気持ちを込めて振り続ける。
これが彼の八年間、絶えず、続けてきた日課である。
今は朝の7時であるため、もうそろそろ朝ご飯の用意をしなくては行けない時間になってきている。
「ティルー!朝ご飯の支度手伝ってくださいな〜」
そう言うのは俺の義母、マーガレットだ。
そしてこっちに向かって来るのが義妹のリリア。今年の夏で六歳になる。
「お兄ちゃん!ほらご飯作るの手伝いに行こ!」
「うん、分かった一緒にいこ」
そういって妹の手をとり食卓へ向かいにいく。
今日も可愛いなぁリリアは
そう俺は重度のシスコンなのだ。金髪のロング、顔も良くて可愛くない訳がない。ちなみに胸はない。しかしまたそれがいいのだ。
「今日のご飯はなぁに〜?」
「今日はトマトスープとチーズパン、サラダよ。
お前さん達はレタスを洗って皿に盛り付けてぐださいな。」
「分かりましたお母様。」
「分かった!お母さん!」
俺とマーガレットは仲が悪いとかそういう訳ではないが、俺が居候させてもらっている身なので普段は敬語を使っている。
素早く準備をし、あっという間に料理が出来上がった。
「いただきます…ってリリアもう食べてるし…」
「もぐもぐ、っだってお母さんの作る料理美味しいんだもん!」
「そんなにいっきに食べると体壊すわよ」
と微笑みながらいう
しかしながらマーガレットの作るの料理は本当に美味しいなぁ。
料理スキルのレベルがそうとう高いのか…
そうこの世界には【スキル⠀】というものがある。
スキルとは何かの動作をする時のアシスタントのようなもので、スキルによっては努力をすることや、日常的にしていれば取ることのできるものがある。
そしてマーガレットは料理スキルを持っているのだが…
明らかにスキルの影響だけじゃないくらい美味しいんだよなぁ〜
ニコニコしながら食べているリリアのほっぺには頬張って食べたパンのカスがついている…
「リリア、こっちに顔むけて」
「…ん?」
「ほっぺたにパンのカスがくっついてるよ」
リリアのほっぺたを汚すとはなんとも罪深いパンだ。その役俺に変わってくr(((
なんてな。そのカスを自分の口にやり、ペロっと食べる。
「ありがとぉ〜 お兄ちゃん!」
「どういたしまして」
もぐもぐ…ススー
……カチャ
「ではお母様、私は鍛錬があるのでこれで。
ご馳走様でした。」
「相変わらず努力家だねぇティルは、食器は洗っておくから出しておいてくださいね」
「ありがとうございます」
優しい母に育てられ、可愛い妹に癒しをもらい、今まで頑張って鍛錬をしてきたけれど…
しかしまあ、いくら努力しても変わらないものは変わらないんだよな
ただ一つ、職業のない無職の俺には。
暇な時、時間があったらまた書きます!
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