プログラミングルーム
ソードワールド2.0の世界観をもとにしていますが、かなりいじってあります。
壁一面に無数のモニターが敷き詰めたれた暗い部屋で、ホログラムキーボードを打ち作業をしている白衣を着た若い男がいた。
「よしプログラムはこれで問題はない、だが、問題は材料そして動力源となるコアだ。魔晶石では、エネルギー不足だし材料も鉄や鋼程度では魔力の圧力に耐えきれず溶解してしまう、やはり、この計画は容易ではないな、だが、俄然やる気が湧く」
ウィーンと自動扉が開き、白衣の着た女性がコーヒー片手に入ってくる。
「主任、進捗状況はどうですか?」
「プログラムの方は出来ているが、資材面の候補が全く出てこない。それから、ジーククンここは飲食禁止だコーヒーを持ってくるんじゃない」
「以後、気おつけまーす」てへぺろ
「そのセリフは何度目だろうな」
「あはは…それより資材ですか…ミスリルなんてどうです?」
「ミスリルか…加工が大変だが、候補に入れる価値はあるな」
「となると後は、コアですね」
「そう、仮にミスリルを使用するなら魔晶石では、絶対に無理だもっと魔力が強力でなければ、ただの木偶になる」
「そうですねよ、より強力なエネルギー源……いっそ作ってはいいかがですか?」
「冗談はよせ」
「でも、主任のユニークスキルで作れますよね?」
「無理だ、そんな高出力なコアは作れない」
「ハァ、肝心な時に役に立ちませんね」
「僕の権限で、君のクビをきることならできるがね?」
「ごめんなさい、冗談です」
「それより何の用だ?わざわざ無駄話をしに来た訳ではないだろう?」
「あっ、忘れてました」
「おいおい」
「アリシア博士が、呼んでます」
「……わかった」
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