創作の「最初の一歩」って、どうしてますか?
みなさん、小説書いてますか。
調子はいかがですか〜♪♪
筆が乗って、
家族に「お風呂だよー」と呼ばれても、
指が止まらない日もあれば。
真っ白な画面の前で、
コーヒーだけが虚しく減っていく日もありますよね。
――今日は、ちょっと聞いてみたいことがあります。
新しい物語の種を思いついたとき。
みなさんは、どうやって書き始めますか?
よく聞くのは、こんな作り方です。
・まずタイトルを仮で決める
・ざっくりしたプロットを作る
・主人公のキャラを固める
・ラストや決め台詞を決めておく
いわゆる、
「設計図を作ってから書く」タイプ。
これはこれで、
かなり理にかなっていると思います。
――ただ、自分の場合は。
これ、全部やりません。
というか、
頑張っても出来ません(笑)
――◇――
■ とりあえず「1シーン」を書く
わたしの場合は、
まず「1シーン」か「1行」を書きます。
タイトルも決めない。
全体の話も決めない。
キャラ名も適当。
とりあえず、
頭に浮かんだ“絵”を、そのまま文字にする。
例えば――
*
灰色の空に遠雷が鳴り響き、
雨が、じわりと強さを増していた。
ビジェイは、ふと足を止める。
視界の隅。
濡れた土の中に、かすかに光るもの。
足元に大剣を突き刺し、膝をつく。
甲冑の背で、雨粒が弾けた。
彼は――泥の中に、手を突っ込んだ。
*
これ、
別にストーリーがあるわけじゃありません。
「甲冑の男が、強い雨の中で、
ただ泥に手を突っ込む」
その一瞬を書きたかっただけです。
ほんと、それだけ。
でも――
そこから、物語が動き出します。
■ 『残響のロザリーナ』の始まり
実は、いま書いている
拙作『残響のロザリーナ』も、
かなり適当なところから始まっています。
最初に浮かんだのは、たった一行。
「世界は――二つに割れた」
“分かれた”じゃなく、“割れた”。
この言葉だけでした。
そこから、とりあえず
3話くらい(2000文字×3)書いてみる。
(3話も書けないものは、そこで終わり)
3話書けて、ようやく――
・タイトル
・プロローグ
・世界観
・物語の方向性
このあたりが、ぼんやり形になります。
なので、作者自身も――
物語の全体を知らないまま、書き続けています。
もちろん、
「必ず完結させる」は前提ですが。
■ 「ストック0」で書き進める理由
ちなみに更新は、ほぼストック0です。
つまり――
次の話、作者も知りません。
じゃあどうするかというと。
毎度、書く前に、
前の3話くらいを、
一人の読者として読み直します。
「ここからどうなったら面白い?」
「バトル続きだから、少し外す?」
そんなふうに、
“次”を決めていきます。
そのとき意識しているのは――
「まあ、そうなるよね」
という展開を、なるべく避けること。
そのせいで。
敵を強くしすぎて、
「……これどう倒すんだよ?」と、
キャラに叱られながら、
2〜3日、頭を抱えることもあります(笑)
■ 読者さんと一緒に作る物語
でも、だからこそ。
コメントで――
・ここ気になる
・このキャラ好き
・次こうなりそう
そんな声をもらうと、
「じゃあ、こっちに進めてみるか」
「このキャラに過去を足してみよう」
新しいアイデアが、ふっと生まれます。
ありがたいことに、
テンプレでもない、
読むのに体力がいるロザリーナに、
カクヨムの方では、
150件近いコメントを頂いています。
ある意味――
読者さんと一緒に、
リアルタイムで物語を作っている。
そんな感覚があります。
――◇――
というわけで。
みなさんは、
・緻密に組み上げる「プロット派」
・タイトルから広げる「タイトル派」
・キャラが動かす「キャラクター先行派」
・一瞬の閃きを追う「シーン先行派」
どんな書き方をしていますか?
もしよければ、
あなたなりの「創作の儀式」、教えてください。
作家さんごとに全然違うので、
聞くの、けっこう好きなんです(笑)
<追伸>
ベテランさんはもちろん、
なろう初心者の冒険者ランクFの方も大歓迎です。




