あなたと同じ夢をみていた‥
わかっていたの。
あなたの隣にいても、あなたはいつでも遠くを見ていた。
それでも、いつかは私にもチャンスがあるかもって
それは0,01のとてつもない奇跡を祈っていた。
それと同じくらいの奇跡で、新人タレントのオーディションに受かったあなた。
私は、うれしかった。やっとあなたの夢が叶ったから。
そして「君のおかげでもあるんだ」なあーんて、夢のような言葉とセットで浮かれていた私…。
「君のおかげでもあるんだ。だから、君も好きなみちを歩んでくれ」
今さら何いってんのよ。好きなみちって。私の夢は… 私の夢は…