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告白された僕に危機感を感じた幼馴染達が僕を落としに来ている件  作者: しらべ
第二章 なるほど。これがハーレムってやつか。
13/16

13 あっ、僕に逃げ場はないんですね。そうですか。

お久しぶりです。

ここから不定期更新になります。週1更新はお約束します。

 僕の目の前で正座する三人。


「で?どういうこと?玲。」

「えっと。今日から夏休みいっぱいこの家でお世話になります」


 翠が髪の毛を弄りながら説明を始めた。


「暖香と氷冴の両親にも許可を取ってる」

「僕知らなかったんだけど!?」

「ひーくんママ達が言わなくていいって」


 どういう事だ。母よ。


「ひーくんママからひーくんにメッセージ預かってるよ」


 桜から渡されたのは携帯に写っていたのは動画の再生画面だった。


「氷冴やっほー。元気してる~?ママだよー!」


 あぁ胃もたれがする。


「元気なのは知ってるよ!なんたって女の子三人と一緒にいるんだもんね!とりあえずみんなと仲良くね!襲うのはダメ!ちゃんと合意の上で。ね?」

「やかましいわ。」

「あと逃げ場ないからね?氷冴もやるわね!もう、外堀埋められちゃってるわよ!ウフッ!」

「はぁ…」


 頭を抱えてため息をついた。


「ひょ、氷冴?」

「あぁ…もうわかった。一か月半よろしくね。三人とも」


「「「お世話になりますっ!」」」


「とりあえずルールを作ろうか」

「そうだね。あんまり氷冴くんに迷惑かけられないもんね」

「桜ご飯作る!」

「「私が作る。」」


 三人とも険悪になっていく。

 だ、誰か止めてくれぇ……


「たっだいま!!暖香が帰ってきたよ~ん!」

「お、おかえり…ハル」


「うぉ~これがハーレムの修羅場ってやつね…」

「見てないで助けてくれ…」


「ねぇハルちゃん桜のご飯食べたい?」

「暖香私よね?」

「ちょっと二人ともずるくない?妹ちゃんに聞くなんて!」


「いや、ハルは普通ににーちゃんのご飯が食べたい」

「ハ、ハル!!」


 僕は嬉しいぞ!







 五人で食卓を囲む。

 どうあがいてもおかしい。


「「「「あ~ん」」」」


 三人はともかく暖香!お前楽しんでるだろぉぉ!


「あ、あ~ん…」


 一人ずつ食べていくが、これが最後まで続いたら僕の首死ぬぞ…

 察してくれたのかその後はなかった。助かった。




 ♢♢♢♢♢♢♢♢


「ふぅ。」


 一人自分の部屋でぼーっとしていた。


「疲れたな。まじで」


 あの三人は一階の客間に布団を敷いて寝てもらうことにした。


「あぁ…本当にあの両親何考えてんだ…」


 この夏、生きていける気がしない…





 ♢♢♢♢♢♢♢♢


「デン♪デン♪デンデンデン♪」


 桜ちゃんがヤ○マ作戦のやつ口ずさんでいる。

 なにが始まるんだろう…


「さて、鷹野氷冴に嫁入り大作戦の作戦会議を始める」

「難攻不落の氷冴くんにどうやって意識してもらうか。」

「外堀は桜が埋めてるけど…」


 なるほど。


「ハルちゃんはどう思う?」


 三人の視線が暖香に集まる。

 しゃーない。妹として暖香が一肌脱いであげよう!


「まずですね~…」


 その女子会は朝まで続いたという…


















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― 新着の感想 ―
[一言] 少し前に多かったような割と王道系に近い(よね?)物語ですが、展開もキャラも面白いです! 是非、更新頑張ってほしいです。
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