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空もあれから俺を看病しに来て正直もう傷も結構良くなって来たしいいんだけどなと思ったんだが心配かけたので大人しく学校を休んでいたがもう流石に明日には学校に行こう。
「りっくん明日から学校行くんだね?」
「流石に行かないとな」
「こういう看病も悪くないかなって思ったけどやっぱりりっくんが学校にいないとそろそろ寂しくなってきたしね」
「まったく休めって言ったり寂しくなってきたって言ったり」
「あははッ、でももう心配事はないから大丈夫だよ! 先輩の事も解決したしさ、新井君も井上君もりっくん大丈夫かな? って心配してるし」
あいつらが俺を心配か。少しピンとこないけどなんかそう言われるとちょっと嬉しいな。
結局新井と井上任せにして俺は休んじまったし空にとっても肝心な所で俺は使えないし海と姫花にも心配かけた結果になってしまったな。 俺ってこんなんでよく好かれてるよな。
「なあ空、俺って全部人任せにしちゃってさ、おまけにお前らに看病させて情けないよな」
「どうしたの?」
「いや、ただなんとなくそう思って」
「でもりっくんはあたしの為に身を呈してくれたじゃん。 あの先輩達の事だからあたしが普通に断ってもすんなりいったかわからないし。 りっくんが傷付くのは1番嫌だけど」
空は俺の手をギュッと握った。
「あたしは凄く嬉しいよ? そうまでしてくれたんだって。 だけどそんなあたしは何をりっくんにしてあげられるんだろう? 気持ちを伝えるくらしいか出来ないし、今もりっくんを看てあげるくらい。 そんなあたしだって情けないなって思ってるよ」
空は俺が少し気分が落ちているのかと思い励ますようにそう言った。 でもまぁ1人に決められなくて3人となんて言ってる俺が1番情けないけどな。
「りっくんちょっと憂鬱になってるでしょ?」
「え?」
「そんな時はゲームでもして気晴らししよ? ほらほら!」
空はゲーム機を起動させ俺にコントローラーを握らせた。
「あたしに勝てたら1着ずつ服脱いでってあげるよ!」
「なんで脱衣ゲーになるんだよ、つうかそしたら空真っ裸決定じゃねえか」
「あー、言ったなぁ!あたしだって負けないもん!」
そしてしばらく空とゲームをしていると海が部屋にやってきた。
「どうして空は下の服着てないの?」
「あちゃーッ、海ちゃん来ちゃった。 パンツは履いてるもん!今ね、負けたら服脱いであげるってゲームしてたの」
「俺はいいって言ったのに空が勝手に脱ぎ出すんだ、俺のせいじゃないぞ?」
何故か靴下からストッキングと下から脱ぎ始めたもんな……
「ちょうど暑かったしさ!えへへ」
「じゃあ私が来たからその卑猥なゲームは中止…… まぁたまには私もやってみようかな」
「ええ!? 海ちゃんが? 珍しい…… もしかして全部脱ぐ気!?」
「空と一緒にしないでよ、それは中止。ただ私も陸の好きなものはやってみたいだけ。 さぁ陸、私と勝負よ!」
そして3分後……
「あはははッ、私と勝負よ! とか決めちゃってボロ負けなんて海ちゃん狙ってるの? そうなるとは思ってたけど」
「黙りなさい空! 空だってへなちょこなんだから私と変わりないはず」
「いくらなんでも海ちゃんには負けないわ。 だったらあたしとやりましょ?」
「言ったわね!? 空」
だんだん海がムキになってきて空の一言で火が付いた。
「海ちゃんよわー、これじゃりっくんの遊び相手にならないねぇ」
「私見てるだけでほとんどやった事ないもの、当たり前じゃない! 少し覚えれば空なんて目じゃないわ」
「へぇ? じゃあこうしよう? 空ちゃんが今から少し練習してあたしと勝負して勝った方がりっくんとキス出来るの」
「おいおい、なんで勝手にそんな事決めてんだよ!?」
「面白いじゃない……」
「え!?」
「それなら俄然やる気が出てきたわ、上等じゃない」
空がいきなり決めた勝負で海まで変なやる気が入ってしまった。 この雰囲気もう止められない……
「陸…… 陸ッ!!」
「え? なんだよ?」
「突っ立ってないで教えなさいよ。 私が負けてもいいって言うの?」
「それを言うなら海ちゃんに教えてもしあたしより強くなっちゃってあたしが負けてもいいの? りっくん」
「いやいや、俺どっちとかじゃなくてさ……」
2人にグイッと迫られ壁際に追い込まれる。そして突然海に壁ドンされニコッと笑った。
「うふふ、陸ったら狼狽えちゃって。 元気出させてあげようかと思っただけなのに」
「え?」
「あたし達がりっくんの隣で賑やかにしてあげて変な事考えないようにって。 海ちゃん見てピーンと来ちゃった」
「なんだよ、そういう事か。 確かに余計な考えは吹っ飛んだよ」
「なら良かった。 でも空とゲームで勝負して勝った方がキスは本気だから。 早く私に教えて?」
その後勝負がつき、キス出来た方は満足していたが負けた方からは当然なんとも言い難い眼差しをされた。




