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「さぁ〜て、りっくんの誕生日プレゼント買う為にまず街に行こうね!」


「そんな高い物とか買わなくていいからな?」


「陸、何か高い物買って欲しいように聞こえるけど?」


「陸君はどんなのがいいのかな?」



どんなのか。 別に何か俺の為に買ってくれるからなんでもいいけどなんでもいいって言うと却って迷うよな。



「普段から見れるような物が良いかもなぁ」


「じゃありっくんに買ってあげたストラップ的な物にでもする? でもそれじゃあ流石に安上がり過ぎるしなぁ」


「とりあえず店に行きましょ? そしたら何かいい物あるかもしれないしさ。 姫も何か好きな物あったらリクエストしてね?」


「私は…… うーん、みんなを感じれる物が良いなぁ」



そして街へ行きみんなで何にしようか店を回る。 すると見た事ある人が…… えりなさんだった。



「あれ? 陸君達じゃないの。 久し振り。 ん? そっちの子初めてよね? ていうか凄い美人じゃない」



えりなさんも俺達を見つけると話し掛けてきた。 姫花は初めてだもんな。



「ふわぁ…… こんな綺麗な人初めて見た。 陸君のお知り合い?」



姫花がえりなさんの美人振りに少し顔を赤くしていた。 姫花も相当美人だけどえりなさんは相変わらず綺麗だな。



「あ、久し振りです、えりなさん。 こちら姫…… 佐々木姫花です」


「あッ! 佐々木姫花です、見惚れてました、すみません!」


「美咲えりなよ。 そういう姫花ちゃんも凄い美人じゃない。 てかこの子もまさか陸君の……」



えりなさんが目を細めて俺をジト〜ッと見た。 これは…… 増えたの? みたいに思われてるな。



「あはは…… 姫花とも付き合ってます」


「陸君とんでもないわね…… 私から見たら信じられないけどなんだかそれはそれで上手くいってるのがもっと信じられないけど」


「りっくん飛んだプレイボーイですよねぇ」



そんなんでいいの? みたいな感じでえりなさんは空を見る。



「本当仲が良いんだかなんだかよくわからないけど苦労しそうね陸君達」


「でも陸君達と居るととっても私も楽しいんです」



姫花がそう言うとえりなさんはこりゃダメだという感じで姫花に苦笑いをしている。



「まぁ陸君達見てると平和そうだし血を見る事態にはならなそうだね」


「あはは、いろいろありましたけどね」



俺がそう言うとえりなさんが何かに気付いたように表情が変わった気がした。 どうしたんだろう? と思ったが一瞬で元に戻ったので気のせいかな?



「どうかしました?」


「え!? な、なんでもないわ。 やっぱりいろいろあるのねぇって思っただけ、あはは」


「でも今はあたし達とっても仲良いんです、ね? 姫花」


「うん! えへへ」



えりなさんはそんな俺達の様子を見て目線がチラチラと定まらない。 なんか変だなぁと思ったけどそんな時横から健斗兄さんが出てきた。



「どうした? えりな…… ってあれ? 陸達じゃん」


「あ、健斗。 ねぇねぇ」



えりなさんが出て来た健斗兄さんにコソコソ何か話している、そして俺らをチラッと見た。



「健斗兄貴とえりなさんコソコソ話してるけどどうしたんだろう?」


「だよな、なんか俺達に言い難い事なのかな?」


「健斗君もえりなさんもコソコソ内緒話?」



空がそう言うと健斗兄さんとえりなさんはなんでもないよと言った。 ん? 俺達の事話してたんじゃないの?



「まぁこっちの事だから気にすんなよ。てかそっちの子……」


「あ、陸君とお付き合いさせてもらってる佐々木姫花です」


「お付き合い!? 海と空もいて? ええ?! あ…… 俺は足立健斗、陸達の古い知り合いって言ったらいいのかな。 それにしても驚いたな、海と空以外にも…… 」


「ちょっとややこしいけどちゃんと姫花もわかってるから、あはは……」


「みんなでお買い物? 私は健斗とデートなんだけどね」


「はい、陸の誕生日と姫の誕生日のプレゼント選びなんです。 そういえばこの前健斗兄貴とえりなさんの事、学校の行事があって帰りのバスで帰る時健斗兄貴の高校通ったら2人の事見掛けましたよ?」


「ん? 学校の行事? どこ行ったんだ?」


「ええと…… 健斗兄貴の高校の近くの山掃除」


「え? あそこに行ったのか?」



それを聞いた健斗兄さんとえりなさんの顔が曇る。 健斗兄さん達もあの山で蛇にでも咬まれたのかな?



「健斗…… じゃあ……」


「ああ……」



えりなさんが健斗兄さんの袖をクイッと掴んだ。



「後でまた陸の家にお邪魔しようかな? えりなと響紀も連れてくからさ」


「え? 健斗君とえりなさんまた来てくれるの? 響紀ちゃんにも会いたかったしやったぁ! ね! 海ちゃん」


「うん、姫にも響紀の事紹介したかったしね!」


「海ちゃんと空ちゃんのお友達?」


「響紀は健斗兄貴の妹よ。 私達と昔から仲良いから姫ともきっと仲良くなれるわ」


「そうなんだ、じゃあその時呼んでくれたら私も絶対行くね!」



そして俺達は健斗兄さん達と別れてプレゼント選びと戻った。






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