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異世界召喚アイドル☆マダラちゃん   作者: 宮下。
プロローグ
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プロローグ

初めて長編に挑戦します。最後まで完走できたらと。。。

週1ペースの更新が目標です


 アイドルは常に笑顔で、ファンの人々を元気にし、そして夢を与えてくれる。

 アイドルは常にキラキラと輝いて、優しく力強く私たちを照らしてくれる。

 アイドルは常に美しい。


 2年前、私がまだ中学生のときに一度だけ来ることのできた、あの煌びやかなライブで、一際美しく輝いていて舞台で踊っていたのはアリスという可愛らしい女の子だった。

 アリスちゃんは一番星よりも、満月よりも、太陽よりも、ずっとずーっと眩くキラキラと輝いていた。

 アイドル養成学校、御霊川学園に通う美しいそのアイドルに、私は恋に落ちたかのように夢中になってしまった。

 デビューからわずか1年でトップアイドルの名を我が物にしていた彼女の玉を転がすような美声と、お人形みたいに華奢なスタイルによって完全に虜になってしまったのだ。


 御霊川学園は異世(イデア)(かい)から召喚(スカウト)されたアイドルが通う学校だ。

 異世界召喚アイドル、通称()()()がメディアに露出してから、空前のイドラブームとなっている現代。異世界からやってきた彼女たちはもはやこの時代のシンボルともなっていて、この世界の全人類がイドラに魅了されていると言っても過言ではない。

 私もそんな大衆の1人だった。

 アリスちゃんも、私たちとは全く別の人種なので、魅惑的に見えてしまうのもしょうがないことだったのかもしれない。


 もう一度彼女に会いたい。

 いや、私もアリスちゃんみたいなアイドルを育て上げたい。

 アリスちゃんみたいに人々の心に熱い魂を伝えたい、誰かを輝かせたい。

 女の子の魅力というのを最大限に引き出したい。




 2年後、その想い一心に、私は御霊川学園プロデュース科を受験し、そして努力の甲斐もあってか入学を許された。

 今日から私もイドラをプロデュースできるのだと思うと心まで弾んでしまう。

 可愛い女の子をもっともっと可愛く魅せられるよう一生懸命頑張ろう!


 私のプロデューサーの卵としての人生が今始まろうとしています。

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