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自宅に警備員は必要です!!  作者: Freiheit
第一章二話
9/10

権限とチート

「それじゃあパソコンの前に立って。」

リーナはそう言うと俺の手を握った。

「管理者権限、ID1365984と3689587、パスワード、××××××…」

リーナは何やら難しいことを呟いた後、こちらを向いてにっこり笑った。

「怖い?あなた、神様よ?」

「お前がいるから怖くないよ。」

「そ、そんなものなの? あ、あと、一応あなたが最初に書いた文章をもとにした世界よ。」

「「!?」」


突然眩い光が部屋中を埋めつくし、またしても意識が飛んだ。

気がつくと俺とリーナは約上空15000メートルからスカイダイブしていた。

「「うあああああああああああ!!!!!!!!!!」」

「おい、どーなってるんだよおおおおおおお!!!!」

「えーっとね、座標を決めずにログインしちゃったからかも~?」


高度、10000メートル。  


「どうすんだよ!!!!!これじゃまさかの落下死だよ!!!!」

「あはははは!だいじょうぶ! 管理者権限あるから外的要因じゃ死なないよ!!ちょっと痛いかもしれないけど!!」

「ちょっとどころじゃねええええええええ!!!!!」


高度、5000メートル。


またまた意識がもうろうとしてきた。

「ああ、みんな、今までありがとう。さよーなら。」

「あははは!なにいってるの?楽しもうよ!!」

「楽しめるかあああ!!!!」


高度、0メートル。


意外だった。

ちょうど下が砂漠だったせいかもしれないが、痛みがほとんど無かったのだ。衝撃はあったが。

どうやらリーナがその権限とやらを使って着地寸前に俺たちの体を浮かせたらしい。


「なかなかのスリルだったね!」

リーナは相変わらず元気そうだ。こいつ何者なんだ…知ってはいるが。

「と、とりあえずここはどこなんだ?一面の砂漠だけど…」

「ここの人類はみんな地下に住んでるわ。ここ、放射能濃度が異常に高いみたいだから。」

「んな…死ぬううううううう!!!!!」

よく考えれば今立っているのだから大丈夫か。

リーナはあきれた顔をしている。


「私たちはここの人類には見えないわ。さあ、改革を始めましょう!」

リーナがそう言うと、地下からエレベーターっぽいのが伸びてきた。これに乗って地下に行くのか。


…お願いだから休ませて欲しいものだ。

読んでいただいてありがとうございました!


何かあれば教えてくださると助かります。

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