カウントダウン
人間にはたくさんの感情が存在する。喜び、期待、そして怒り、憎しみ、悲しみなどの負の感情だ。
これは俺の持論だが、圧倒的に負の感情の方が多い。そして人間はそれをバネにして力を高めていったのだ。
それは戦争だけでなく、その根本的な技術力をも高める。リーナが言うには上の連中はそれを狙ったものだった。
「でもね、計画は思うようにいかなかったの。うみだされた私たちは感情を使い、とある意見の対立から大規模な戦争へと発展していった。そして維持費カットの為、地球は…宇宙は…消え去るということになったわけ。」
「正気かよ…こちとら普通に生活してるだけだってのに…」
じゃあ今までの137億年間はボタン1つで無に帰すのか。
それならいままで生活してきた意味ってなんだろう。
「ということで、あなたには私たちの戦争を止められるかもしれません。責任倍増ですね!」
リーナは満面の笑みを浮かべる。これは励ましなのか?それとも皮肉なんだろうか…
タイムリミットまで後5日。
「やばいやばいやばいどうしようなんも考えつかない後5日しかないよ責任が責任がせきにんがあああ…」
人間は時間が迫ると発狂する。え?俺だけ?
「だいじょうぶ。なんとかなるよ~」
何か口を動かす音が聞こえた。
「おい貴様、何をしている?」
「お腹すいちゃったからお菓子頂きました!」
「俺の大切なじゃが○こがあああ…」
たった1つの食料が、途絶えた。
「1つ、言っても良いですか。」
俺は極限状態だ。
「腹へった…トイレ行きたい…です。」
リーナはこれだから人間は、みたいな顔をしている。
そして口を開いた。
「じゃ、ちょっとあなたが作った世界に行ってみる?」
俺はまたごたごたに巻き込まれるのだろうか。ま、面白そうだ。
…何も起こらなければいいのだが。
読んで頂けたら幸いです。
1週間に1、2回の投稿になると思います。




