始まりは突然に5
「おいおい…まいったなこれは…」
荒ちゃんが珍しく動揺している、しかし俺はこう言ってやった。
「なぁKさ…いや姫咲さん…」
「うん?なーに麗?」
キラキラした目でこちらを見てくる、だが俺は言ってやった。
「冗 談 に し て は 面 白 い な !」
それはもう満面の笑みで言ってやったさ、清々しいほどに!
「えっ///ちょっと…そんなに笑顔だと、恥ずかしい///」
ジーザス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
畜生…コイツの頭の中を見てみたい、とりあえず荒ちゃんは動揺しているし、ここは俺が!
「いやー、アンタお笑いの才能あるよ!俺久々に笑っちゃた(笑)」
するといきなりテーブルを「ドン!」と叩いたkさんがついに切れた、やっとこれで、嫌われる。
そう思ってました、本当に…
「だーかーら!なんでアンタって呼ぶのよ!名前があるんだから名前で呼んで!わかった!?」
「…」
神様…俺…何かしたんでしょうか…俺…悪い子なんですか…
しばしの沈黙のうち、姫咲がさらに恐ろしいことを言ってきやがった。
「あっ!そうそう、今日から麗の家に住むから///あっベッドは一つだから麗と一緒になるけど私はべry」
「おいおい麗…お前…」
荒ちゃんの顔が引きつっていた、俺はここで認めたら負けだと思い、全力で抵抗する!
そう、働いたら負けの精神である!頑張れ!俺!
「ああ…お前の言いたいことは分かった…だが家の主は俺だ!結婚の話も時効だろほとんど!それに俺はお前が嫌いだ!」
ああ、やっと言いたいこと言えた…これでさすがに嫌いになるだろ…さあどう出る!?
「家のことはウチの会社が不動産ごと買って解決、結婚の話はまだ10年も経ってないから大丈夫、私は麗が大好きよ?」
キーンコーンカーンコーン
俺の人生…終わった…