ここまでの人物紹介
ここまでの人物紹介(六章完結時)
ウォルガード王国
フェムルード・ウォルガード(ルード)
本編の主人公。十六歳。フェンリルの国の王太子。
『悪魔憑き』(転生者)で〝記憶の奥にある知識〟という知識の元を持つ。
曾祖母フェリスに、『もう身長伸びないから諦めなさい』と引導を渡される。
何事においても平和的解決を常に望んでいて、今回は痛い目に遭った。
料理大好き、モフリスト。
大人にならなきゃ駄目だと、自覚をし始める。
海を越えた大陸で、目標に向かって模索中。
フェルリーダ・ウォルガード(リーダ、母さん)
ルードの育ての母。フェンリル(フェンリラ)。元第三王女様。
最強の食っちゃ寝さん。
子離れ、努力中。
ルード成分が切れると、駄目になる。
ルードの後を追って、大陸へ渡る。
ルードに近寄ったら駄目よと、釘を刺されていた。
今はルードと一緒に行動中。
クロケット(お姉ちゃん、クロケットちゃん)
二十一歳。亡国の王女の娘。黒猫人族。ルードの婚約者。
大陸暗部の手に落ちて、誘拐されたが助け出される。
悪名高い魔道具に侵食され、現在は眠りに落ちる。
ウォルガードの安全な場所で、ルードの帰りを待つ形になっている。
キャメリア
炎の飛龍、フレアドラグリーナ。炎帝飛龍の末裔。クロケットと同い年。
ルード、クロケットの家令であり侍女頭。飛龍最速の女。
ルードのお姉ちゃんの自覚が出てきている。
大陸では魔力不足により、メルドラードに続いて二度目の自己嫌悪に陥る。
今回生まれて初めて、怒りにまかせて自らの意思で攻撃に転じた。
イエッタ・フォルクス(イエッタ)
エリス母ローズの母。狐人。千歳以上。九尾の狐?
ルードと同じ『悪魔憑き』。日本という場所からの転生者。
〝瞳のイエッタ〟という二つ名を持つ、お化けの一人。
イリスエーラ(イリス)
ルード家の執事。フェンリラ。リーダよりちょっと若い。
男装の麗人で、可愛いものスキー。
エリスレーゼ(エリス、ママ)
ルードの生みの親。狐人のクォーター。
エリス商会の商会長。
モフリスト。
今章もお留守番。
マリアーヌ(けだま)
ルード家の天使。飛龍の国、メルドラードの王女様。五歳くらい?
今は背中に純白の翼を持つ天使のような見た目。
ルードとクロケットの義兄妹(姉妹)。
精神的にはルードみたいな早熟。
気遣い、我慢のできる、とても良い子。
飛龍の国メルドラードの方言で、ケダ=小さく可愛らしいと言う意味。
ケダマリアーヌ→けだま になった。
クレアーナ
エリスママの秘書。ルードの姉や。犬人族。
服飾の達人。軍隊式侍女教育の第一人者。モフる側ではない、モフられ人。
今章もお留守番。
タバサ
ウォルガード王国王宮付錬金術師。二十八歳。狼人族。
ルードの考えたものを、全て再現してしまう変態的創造者。
ウォルガードの工房長。
今章もお留守番。
ラリーズニア
黒色飛龍の娘。ルードの侍女の一人。錬金術師タバサの弟子。
今回初めて海を渡ったらしい。
キャメリアみたいに速く飛べないみたい。
フェリス・ウォルガード
先代の女王。千歳を超えているらしい。
一夜で国ひとつ消し去ったと言われる伝説の張本人で、フェンリルが恐れられている大元。
〝消滅のフェリス〟の二つ名を持つ、お化けのもう一人。
精霊さんに会うため、海を再び渡る予定。
シルヴィネ
キャメリアの母。フェリスとイエッタとほぼ同い年。
表向き、娘には物凄く厳しい。けど結構優しい。
実は、歴史の間にたまに現れ、名前は残さないが容姿だけは残す。
フェリシア・ウォルガード
現女王。リーダの母。ルードの祖母。
普段は穏やか。怒るとかなり怖いらしい。
今章はお留守番。
ヘンルーダ
猫人族の元族長。クロケットの母。ケティーシャの元王女。
リーダの古い友人。リーダより年上がほぼ確定。
母親があの姿になっていたが、動じない人。
なんであれ、クロケットが無事戻って来てほっとしてる。
オルトレット
巨漢の黒猫人。年齢不詳。猫耳が似合わない、数少ない漢。
現在はクロケット付きの執事。
大黒猫に姿を変える。魔力譲渡をクロケットから習う。
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東方大陸
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グリムヘイズ
ウルラ(家名は不明)
鳥人種、梟人族。女性。年齢はおそらく、リーダよりかなり年上。
グリムヘイズに本部を持つ、冒険者互助会の長。
同じく冒険者の最上位三人のうちの一人。
独り立ちをしていると思われる、娘がいる模様。そのため、ルードに対して忘れかけていた母性が再燃。
彼女の亡くなった父親が冒険者互助会を作ったらしい。おそらく『悪魔憑き』の一人だったのだろう。この世界には、冒険者という概念がなかったはずなので。
契約精霊は、ウィルバーレネシム。
ナイアターナ(家名は不明)
森の番人、希少種族のエルフ。年齢不詳。見た目はキャメリアより上に見える。
冒険者互助会、総合受付。可愛い少年を愛でるのが大好き。
毎日、冒険者の受け答えをしているので滑舌は良い。だが、ルードの料理を食べて、あまりの衝撃に噛んだ。
何年前から受付をしているかは、誰にもわからない。いつまでも優しい微笑みをくれる、永遠の受付お姉さん。
契約精霊は、シルシルベルイット。
旧ケティーシャ王国
オリヴィア・ケティーシャ
黒猫人族の国、最後の王妃。クロケットの祖母。年齢はイエッタと同級生。
黒猫の姿。本来の姿はまだ見せていないが、ヘンルーダに似ているはず。
ルード、イエッタと同じ『悪魔憑き』。いわゆる化け猫。
両手で触れて念じると、『備考欄』を読んでしまう。『読む』能力を持つ。
イエッタの『見る』能力の亜種みたいなもの。彼女と組んで、簡易的な『双方向通信』を実現させた。
魔道具のせいもあり、魔力をダダ漏れさせているため、普段はルードの肩に乗って移動する。たまにキャメリアの腕にいたりする。
フェンリラ、九尾の狐、炎帝飛龍、化け猫。ウォルガードお達者倶楽部の新メンバー。




