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フェンリル母さんとあったかご飯 ~異世界もふもふ生活~  作者: はらくろ
第六章 海を越えた東の空の下。
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第十四話 クロケット救出のための打ち合わせ。

「魔力さえあれば、私がお乗せできるのです。それが歯がゆくてなりません……」


 客車に座るキャメリアは、空を見上げながらそう言った。


「いやいやいや。キャメリアが飛んだら、目立つでしょうに」


 そう、ルードは素でツッコミ。


「そうでしょうか?」


 キャメリアのいたメルドラードは飛龍の国。

 飛龍が飛んでるのが当たり前だったせいか、この空に飛んでいないのが違和感を感じさせるのだろうか?


 鳥人種という、空を駆ける種族が多くいるとはいえ、キャメリアのような異質な翼は目を引いてしまう。

 その上、飛龍の姿で飛んだとしたら、大きさが大きさだ。

 それこそ大騒ぎになるだろう。


「ルード様、お疲れ様でございます」


 ルードとキャメリアの二人は、馬車に乗りグリムヘイズに戻って来た。

 二人を出迎えたのは、いつの間にかそこにいたオルトレットだった。


「ルード様、魔力は大丈夫でしょうか?」


 オルトレットは、ルードが消費したであろう魔力の心配をしてくれる。


「あ、うん。大丈夫だよ。なるべく使わないようにしてたからね。僕よりキャメリアのが心配。ずっと偽装してたんだから」


 キャメリアは、忘れていたかのように、角を出現させる。

 その瞬間彼女は、大きくため息をついた。


 キャメリアたち飛龍の偽装(ぎそう)の術。

 一度姿を変えたら、魔力を使わないというわけではない。

 常にその姿を維持するのだから、消費し続けるのは予想できていた。


 龍人化の指輪が消費する魔力は僅かなものだそうだ。

 それよりただ、角を隠し続ける方のが魔力を消費するのだろう。

 七日以上も、あの姿でいたのだから。


「ではキャメリア殿、お手を失礼いたします」

「はい。申し訳ありません」


 キャメリアは、同じ家人であるオルトレットの好意を受けることにする。

 握手をするように、オルトレットは魔力を受け渡す。それはあっという間だった。

 さすがに持たないのだろう。

 彼は獣化して、大猫の姿になっていた。


「助かります」

「いえ、これくらいしか役に立たないのですから」


 オルトレットのこの姿は、この町の人にも受け入れられているようだ。

 誰も驚いたりはしない。


 ルードとキャメリアはギルドの建物へ入っていく。

 大黒猫姿のオルトレットは、二人のうしろをのっしのっしとついていく。


 キャメリアに魔力を分けた後、平然とした顔でいたオルトレット。

 いくら彼でも、枯渇状態は辛いのだろう。

 ルードたちから少し遅れてしまっている。


「お帰りなさい。ルード君、キャメリアさん」

「あ、はい。今戻りました」


 キャメリアはルードの後ろで会釈。

 オルトレットはのっしのっし。


 ▼


 ルードとキャメリアが屋台で目立ってくれたおかげで、冒険者たちは皆、調査がやりやすかったと言ってくれる。


 ルードが持ち帰った情報の通り、町中の建物という建物の壁には細い管が走っていた。

 もちろんその先には街灯を含め、何らかの魔道具が設置されている。

 その数は、数えるのも面倒になるほどだった。


「あたしも報告を聞いたときは驚いた。町が夜も明るいとか、あり得ないだろう」


 ウルラは、グルツ共和国にあった街灯のことを言っているのだろう。

 このグリムヘイズは、シーウェールズのかがり火に似た、油を使うランプが利用されている。


 そのおかげで部屋は明るいが、外はそうでもない。

 建物の外まで照らすには、燃料代が馬鹿にならないのだ。

 精霊にお願いをして、明かりを灯してもらうことも可能だが、それはあくまでも一時的。

 精霊の能力(ちから)も無限ではない。


「僕も迷子を装って、神殿の前までは行ってみました。全ての管は、やはりここに繋がっているかと思うんです」


 ルードが指差す場所、それは町の見取り図にある神殿だ。

 ルードの言葉に、会議に参加している、潜入調査に携わった冒険者たちも頷く。

 神殿寄りの建物から、神殿までは少し離れていて、管は地中を通っていると思われる。

 これもルードの見解と同意見のようだ。


「お姉ちゃんは『魔力猫様』と呼ばれているようです。僕を輸送していた神官の残した『グ』という言葉。おそらくは、神殿に捕らえられていて、魔力を抜き出されているとしか思えないのです」


 冒険者からも『ひでぇ』などの声が上がる。


「ただ不思議なことがひとつだけあるのです。オルトレットさん」


 オルトレットは,キャメリアの横。

 ルードの後ろに控え、壁際に暖かい布を敷いてもらい、そこに身体を伏せている。

 そんな彼に、ルードの呼び声がもとで視線があつまる。


「はい。なんでございましょう?」

「リングベルから(さら)われる以前からも、お姉ちゃん以外の『魔力猫様』と呼ばれる存在が、いたとしか思えないんです」

「はい。それは間違いないかと。魔力の量から言いまして、おそらくは国王陛下――いえ、……王妃殿下かもしれませぬ」


 オルトレットの話では、男性は女性より体内魔力量が少ない。

 同時に魔力の回復効果も低いのだという。


「期待をしていけないのは、勿論でございます。ですが、王妃殿下と思われる我らの同胞が、まだ残っている可能性も残っているのです」

「てことはまさか?」

「はい。ヘンルーダ様の父君・母君でございますので、クロケット様の、お爺様・お婆様にあたるのです。お爺様である国王陛下は、武勇に長けたお方でしたが、魔力はわたくしと同等程度でございました故」


 オルトレットは、ルードかキャメリアのどちらかひとりに、魔力を分け与えることができる程度の内包量だということ。

 そういう意味では、クロケットは底が知れない状態。

 ただ少なくとも、クロケット以外にも捕らえられていることが考えられる。

 そうでないと、魔力の枯れた地域で、あの魔道具の利用率は奇妙すぎるからだ。


 腕組みをしていたウルラが口を開く。


「まぁ、どちらにしても、だ。事を構えれば、あの町に住む人たちの生活は一変するのは間違いない。少なくとも、魔道具になれた生活ができなくなるからな」

「ウルラさんもしかして」

「あぁ。神殿に居る神官や修道女には悪いが、神殿からの、魔力の供給は止めさせてもらうことになるだろうな」


 そこでキャメリアが右手を挙げて、質問をしたいとアピール。


「おう。キャメリアさん」

「はい。不躾で申し訳ございません。少々疑問に思ったのですが、この大陸はその昔から、魔力の薄い土地だったのでしょうか?」


 キャメリアがドストレートにツッコミ。

 ウルラは困った表情。

 もちろん、ナイアターナもだ。


「そうだな。山を高く登った集落の一部や、大きな泉を中心にした村。比較的多めに魔力が湧く地域もないとはいえなかった。契約していない精霊を追うのは難しいが、気配を追いかけることで、魔力の比較的豊富な場所を探すことも可能とは言える。あたしたちが契約している精霊たちも、元は魔力の多い場所に集っていたそうだからな」


 そう言ってウルラは、左手の手のひらを上にし、キャメリアに見せるようにする。

 おそらくそこには、彼女の契約した精霊が座って居たりするのだろう。


「だが十年ほど前からかな? ちょっとした厄介な獣が現れて、そいつを追い払ったあとに、魔力が少なくなっていたと。そういう報告もあったようだな。おかげで精霊が集うとされる場所が、一つ減ってしまった」


 獣。

 魔力が減る。

 どこかで聞いた話だ。


「あの、その出た獣って、本来ではあり得ない大きさや強さがあったとか。知られている生態とは違う、獣の習性が見られたとか。そのような報告はされていませんか?」


 ピンとくることもあるのだろう。

 ウルラが口に出すより前に、ナイアターナが割って入る。


「その件につきましては私から。例えば、二年前になりますが、私のいたエルフの里に、大きな山鹿が数頭現れたのです。鹿の体高はおおよそ三メートル。首の長さだけで一メートルほど。首の太さは、私たちの胴はあるほど。前足、後ろ足もとてつもなく太い。化け物鹿と呼んでも、過言ではなかったと思われます」


 ルードはやはり、聞き覚えがある。

 それどころか、同じシチュエーションに思えるのだ。


「山鹿って本来臆病で、相当なことがないと、逃げていきますよね?」

「はい、そうですね。私も狩りをしていましたので熟知しております。手負いの山鹿が、こちらへ向かってくることはごく稀にありますね」

「それがもしかしたら、人を襲うほどの獰猛な性質になっていた、とかありません?」

「えぇ。その通りです。根を掘り起こしてまで作物を食い荒らすなど。それまでにない被害があったとの、報告が残っています」


 ルードは腕組みをして考える。


「それって、駆除できましたか?」

「いいえ。追い払うのが精一杯でした。(やじり)も刺さらない。刺さったとして、すぐに抜け落ちてしまうほど、固い皮膚を持っていたと言います。獣が去ったあとは、精霊たちの気配も減ったという話もありましたね」


 ナイアターナは、獣害に関する報告書を数枚見せてくれる。

 ぱらぱらとルードは書類に目を通す。


「やっぱり」

「ルード君。何か心当たりがあるのか?」


 ルードに詰め寄るウルラ。

 ルードは後ろに居るキャメリアとオルトレットを見た。

 二人は無言で頷いていた。


「あくまでもおそらくです。その山鹿は何らかの原因により、魔獣になった個体だと思います」


 ルードはネレイティールズであったことを話す。

 過去にも、自然に魔獣となった獣の存在もあったことなど、ルードが知る限りの話をしていく。


「ネレイティールズでは、過去に起きたことのない魔獣災害でした。お姉ちゃんを助け出すことができたら、その後は僕も調査に出ることにします。それこそ、僕ができる精一杯の恩返しだと思うんです」

「そうか。……そうしてくれると助かるよ」


 おそらくウルラは、ルードとキャメリアがグルツ共和国にいたとき、魔力の回復に努めていたオルトレットから、ネレイティールズの魔獣災害を解決に導いたのがルードだと聞いていたのだろう。



 ルードの能力により、『お願い』として受け取った、神官と思われる男が残した『グ』という言葉。

 ルードや冒険者たちが持ち帰った、調査による情報。


 それらを積み上げていったことにより、状況証拠でしかないがある結論にたどり着く。

 間違いなく、クロケットと、彼女に近しい人が、神殿のどこかに捕らえられてるはずだ。


「どう思う? あたしはあの国が嫌いだ。あたしらを認めようとしない排他的な、あいつらの考えが嫌いだ」


 ルードたちを含め、会議に参加する冒険者たちも、黙ってウルラの言葉を聞いている。


「皆も知ってるだろう? この大陸でその昔起きてしまった、〝消滅〟の。彼女の身に起きた、悲劇の様を。お子さんと旦那さんを失った、彼女の話を忘れちゃいないだろう?」


 やはりあの悲劇はこの大陸で起きたことだった。ルードが知るあの話は、本人から直接聞いた『こちら側の話』。

 シーウェールズでも知られていたこの話は、どのように伝えられていたかは、実は詳しく聞いたことがない。


 だが、一同無言で頷いている。

 これにはルードも驚いた。


「ルード君は『彼女』の。ウォルガード王国の元女王陛下、そのお方のお曾孫(まご)さんだ」


 一同からどよめきの声が聞こえる。

 ウルラが手のひらをもって制すると、静けさを取り戻す。


「滅ぼされてしまった。ケティーシャ王国を知っているだろう?」


 一同再び頷く。

 ウルラは手のひら上にし、指先を大猫姿のオルトレットに向ける。


「オルトレット殿は、『あの』、ケティーシャの出だ。捕らわれの身となってしまった、ルード君の大事な女性(ひと)もまた、世が世なら王女殿下だったと言うではないか?」


 ルードは再び驚く。

 ウルラに、そこまでは話してはいないからだ。

 おそらく、ルードたちがグルツ共和国に居る間、オルトレットから聞いたのかもしれない。


「あたしは人間が憎いわけではない。この町にも、仲間のお前たちの中にも、人間がいるからだ。グルツの町にももちろん、いい人はいるんだろう」

 それは間違いないこと。

 ルードもグルツの町で、そう思ったのだから。


「だがな、〝消滅〟の引き金を引いたのも、ケティーシャに攻め入ったのもまた、人間だ。そりゃもちろん、獣人にだって鳥人にだって、悪いやつは沢山いる」

「(うん……)」

「魔力の乏しいこの大陸で、これだけの魔道具を動かす異常さ。オルトレット殿から聞いた、『どの種族よりも魔力を回復する力が多い』とされる、ケティーシャの民の身体的特徴」


 一拍おいて、ウルラはテーブルを両手で強く叩いた。


「ルード君から聞いた、『魔力猫様』という呼び方。魔力の薄い場所で、魔道具の乱用。もう話は繋がっただろうよ? クロケットさんが攫われる以前からも、その『魔力猫様』と呼ばれた人がいるはずだ。……あれだけあたしらをいないことにしておきながら。間違いなくあたしらの同胞から、魔力を吸い上げてやがる。あたしらを食い物にしているんだ」


 ルードが予想したその事実。

 ウルラもそう、判断したということなのだろう。


「あの神殿にいる神官たちから、悪意を感じないってのも性質が悪い。ただ間違いなく、裏で糸を引いてるヤツがいるはずだ。そいつらを許しちゃならねぇ。だからこっちから、打って出るしかないんだよ」

『おうっ(そうよ)』

「あたしは冒険者だ。それも白金のな? ついでと言っちゃなんだが、あたしはここの(おさ)も兼務している。それはどういう意味か。そうだ。ギルドの決まりは熟知してるってことだ」


 ウルラはルードの顔を見て瞳を最大限に広げ、ニカッと笑った。


「実現不可能な、無理な依頼は受けちゃならないって決まりがある。だがな、ルード君の依頼は、遂行可能だ。あたしは打って出るぞ。人族至上主義を掲げるやつらに、一泡吹かせてやるんだ」

『おうよっ!(えぇっ!)』

「あたしが考えたプランはこうだ。あたしとルード君、キャメリアさんの三人で神殿手前まで先行する」

「いやいやいや。ウルラさん、その姿じゃ……」


 ルードのツッコミもそれは正しい。

 心配そうな表情をするルードに、ウルラは左手の小指を見せる。


「あ、鍛錬続けていたんですね?」


 ウルラは続けて右手の人差し指で自らの足下を指差した。


 ルードが彼女の指先を追うと、そこにあるはずのものがない。いつものような、膝下丈のズボンの先には、人間の『それ』があったのだ。


「あれ? ウルラさんの足」

「やっぱり気付かなかったか」

「だってその、……目がそのままだったから」


 ウルラが瞬きをひとつすると、あれだけ大きく綺麗な瞳が、人の瞳の大きさと同じほどになっている。

 そういえば、髪の毛に混ざっていた小さな可愛らしい羽がない。

 その上、肩口にあったはずの翼として機能していた腕が消えていたではないか?


「うそ。こんなに早く、使いこなしたんですか?」

「あぁ。意地になってな、二日ほど徹夜したらこの通りさ」


 胸を張って、ドヤ顔でルードを見下ろす。

 その顔には『褒めろ』と言わんばかり。


「あ、うん。凄いですよ。僕だってここまで使いこなせませんでした。これ、どれくらいもちますか?」


 ウルラは腕組みをすると、首を傾げる。次に明後日の方向を向く。


「今朝からずっと、この姿だし。そうだな、飛ぶ必要がなければだな。……どれだけ続けられるか、あたしにもわからんな?」

「それは凄い……」


 ルードは素直に褒めるしかなかった。

 横に居たキャメリアも、もちろん驚いただろう。

 トライエンドエラーが大好物な、研究の虫であるルード以上の、努力家がいたのだから。


「これであたしも、ルード君たちと潜入ができるってわけだ」


 どこから見ても、人の姿にしか見えないウルラは言う。


「あたしたち三人は、先に潜入する。そこでクロケットさんと、以前から捕らえられている人を奪い返す予定だ」


 話を聞いていた冒険者たちから、『それはどうやって?』と質問が出るのは予想通りの展開。


「ルード君の能力を小出しに使ってもらう予定だ。一人一人、またはそれに準ずる人数包み込んでしまえば、そこまで魔力を消費しないでも済む。そうだよな?」


 ルードの髪に手をやり、くしゃりと撫でる。


「はい。たぶん大丈夫です」

「ただな、最悪のケースも考えなければならない。その場合は、あたしが囮になる。目一杯かき回してやるよ。そんときゃ騒ぎになっているだろうから、皆も加勢してくれな?」

『お、おう』


 ルードたちが先行して、救出に向かう。

 人間の冒険者は町で待機。

 オルトレットを含む、他の種族は近くの森で状況が動くまで待機。ということになった。


「騒ぎになれば、あの町からは魔力の供給が絶たれるだろう。そりゃもちろん、あたしたたちが先代の『魔力猫様』を攫っちまおうってんだからな。まぁ、あの町の人々は生活が傾く可能性がある。そのときは、できるだけのことをしようと思ってるよ」


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