これまでの登場人物。
ここまでの人物紹介(五章完結時)
ルードと家族
フェムルード・ウォルガード(ルード)
本編の主人公。十五歳。
狐人の血を持つ突然変異のフェンリル。
悪魔憑き(転生者)で〝記憶の奥にある知識〟という知識の元を持つ。
後天的な兄の白い力、支配(好意的な人にはお願い)と、弟の黒い力を受けついだ。
戦闘力ゼロの魔法使い。
料理大好き、モフリスト。
マザコン気味。
フェムルード(故人)
生まれすぐに亡くなったリーダの息子。ルードの兄。
ルードの左目に力をくれた。
エルシード(故人)
事故で亡くなったルードの双子の弟。
ルードの右目に力をくれた。
フェルリーダ・ウォルガード(リーダ、母さん)
ルードの育ての母。フェンリル(フェンリラ)。
最強の食っちゃ寝さん。
子離れできていない。
ルード成分が切れると、駄目になる。
一応、この世界で二番目に強い、らしい。
クロケット(お姉ちゃん、クロケットちゃん)
猫人の集落の長の娘。二十歳。黒猫。
世が世なら王女様だった。
ルードの婚約者。
天然だが、案外したたかな面もある。
モフリスト。
キャメリア
フレアドラグリーナ。炎帝飛龍の末裔。クロケットと同い年。
ルード、クロケットの家令であり侍女頭。飛龍最速の女。
出来の良い弟と、出来の悪い妹を持った気分になることがある。
アミライルが言うには、元お嬢様。
イエッタ・フォルクス(イエッタ)
エリス母ローズの母。狐人。千歳以上。九尾の狐?
日本からの転生者。
『見る』力を持ち、『瞳のイエッタ』として世界中の重鎮から恐れられている。
受け取ることができても、伝えることができないため、歯がゆく思っている。
甘いもの、日本食のようなものをこよなく愛する。
遠慮を忘れたことで、ブレーキの壊れたダンプカー状態の物欲大魔神。
イリスエーラ(イリス)
ルード家の執事。フェンリラ。リーダよりちょっと若い。
男装の麗人で、可愛いものスキー。
今はルードが出ずっぱりなので、けだまの付き添い。
猫人の村の子供たちとけだまに勉強を教える毎日。
久しぶりの出番があり、今章でやっと能力が発覚、氷使いだった。
海上で氷山を作るほどの強さ(単純に手加減できないだけ)。
モフリスト。
エリスレーゼ(エリス、ママ)
ルードの生みの親。狐人のクォーター。
エリス商会の商会長。
ルードを全面的に信頼しているためか、放任主義。
体力がないため、狐の耳と尻尾を出している。
モフリスト。
今章はお留守番。
マリアーヌ(けだま)
ルード家の天使。飛龍の国、メルドラードの王女様。四歳くらい?
今は背中に純白の翼を持つ天使のような見た目。
ルードとクロケットの妹のような存在。
猫人の村に友達ができて、毎日通っている。
今章はお留守番。
クレアーナ
エリスの秘書。ルードの姉や。犬人。ゴールデンレトリバー。
服飾の達人。
軍隊式侍女教育の第一人者。
モフられ人。
今章はお留守番。
タバサ
事実上、ウォルガード王国王宮付錬金術師。二十七歳。ハイイロオオカミ。
ルードの考えたものを、全て再現してしまう努力型変人。
ウォルガードの工房長。
今章はお留守番。
ラリーズニア
飛龍の娘でタバサの元で、錬金術師を目指している。
大人しい性格とは反対に、貪欲なまでの知識欲と魔法の技術で、タバサの弟子となった。
イエッタが毎日のように工房に顔を出し、彼女の発想に興味を持つ。
タバサの弟子を務めながらも、イエッタの専属のような感じになっている。
今章はお留守番。
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ウォルガード王国
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フェリス・ウォルガード
先代の女王。千歳を超えているらしい。
一夜で国ひとつ消し去ったと言われる伝説の張本人で、フェンリルが恐れられている大元。
『消滅のフェリス』の異名を持つ、この世界最強の女。ルードが大好き。
耳と尻尾を手に入れ、魔法少女みたいな恰好になってしまっている。
あざとい。
シルヴィネ
キャメリアの母でフェリスと同じくらいの歳。
飛龍で魔道具の開発者。
今はフェリスと魔法と魔道具の開発三昧。
ルードが赤面するような呪文詠唱をやめさせた立役者。
よく見るとあざとい。
今章はお留守番。
フェリシア・ウォルガード
現女王。リーダの母。ルードの祖母。
フェリスに言われた耳と尻尾を出そうという提案を頑なに拒否。
今章はお留守番。
フェイルズ・ウォルガード
リーダの父。ルードの祖父。
ルード大好き親バカ。
今章はお留守番。
ヘンルーダ
猫人の元族長。クロケットの母。
リーダの古い友人。
リーダを呼び捨てにできる、数少ない人。
もしかしたら、リーダより年上かもしれない。
ルードにクロケットと村を押し付けて悠悠自適ライフを満喫。
亡国となった、ケティーシャの元王女
実は、クロケットが憧れた、お話の中の『にゃ姫様』の中の人。
レオニール(故人)
クロケットの父。
クロケットが生まれた数日後に亡くなる。
ヘンルーダの年齢が不明なため、若くしてではないはず。
クロメ
クロケットの従妹。
ということは、令嬢だったのかもしれない。
けだまの大親友。
今章はお留守番。
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ネレイティールズ
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レラマリン・ネレイティールズ
ネレイドで、レアリエールの従姉妹。
王女。ルードと同い年。
ルードより身長が高い。
物怖じしない性格。
ルードの初めての対等の友だち。
ルードに大事にされているクロケットが羨ましく思っている。
ティリシア・ローゼンバルグ
ネレイティールズ王家親衛隊、隊長。
レラマリンの側近も務める苦労人。
オルトレット
巨漢の黒猫人。年齢不詳。
猫耳が似合わない、数少ない漢。
筋肉でできていそうな感じ。
ネレイティールズ王室付執事長。
元ケティーシャ王国の執事。
クロケットの大伯父にあたるらしい。
ヘンルーダを幼少から知っている可能性大。
レラエリッサ・ネレイティールズ
ネレイティールズ現女王。レラマリンの母。
シーウェールズ国王の実妹。
マグドウィル・ネレイティールズ
王配殿下。レラマリンの父。
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シーウェールズ王国
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王家
レアリエール・シーウェールズ
シーウェールズ王国王女。クロケットのひとつ年上。
シルバーブロンドのロングの巻き毛に碧眼。
ルードの作る菓子の大ファン。
ウォルガードに留学中。
タバサに家庭教師をしてもらいながら、学園の落第の危機を乗り切った。
今章のキーウーマン。
アルスレット・シーウェールズ
シーウェールズ王国王太子。クロケット、キャメリアと同い年。
ルードを弟のように思ってくれている。
五章最後に出番。
姉を見直すことになる。
フェリッツ・シーウェールズ
五体投地の得意な優しい二人の父。国王様。四十代半ば。
今回の事件でまた五体投地。
クレアーラ・シーウェールズ
ほんわかした二人の母。王妃様でもある。三十代後半。
苦労している。
ジェルード
過労死してしまうのではないかと思われる初老の執事さん。
謎の執事さん能力の持ち主。
アルフェル
エリスの父。ローズの夫。人間で初老の男性。
商会を辞め、新しく空港管理の『ローズ商工会』を立ち上げた。
愛妻家であり、親バカ。
エランローズ(ローズ)
エリスレーゼの母。イエッタの娘。狐人とのハーフ。
いつまでも若々しい。
いつまでも少年のようなアルフェルが可愛くて仕方がない、らしい。
エリスと違って、耳尻尾は出したがらないようだ。
アミライル
飛龍の娘で、アルフェルとローズを父母のように慕っている。
エリスも妹のように可愛がっている。
キャメリアはあまりに彼女が二人に懐いてしまったため、ルードの直属から外した。
今回は、リーダたちを運ぶ役目。
キャメリアをお嬢様と呼んで困られる。




