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カオスのない人生なんて そんなの生きる自信ない
少年はトイレにいる。
わけではない。
なぜなら、あの忌々しい箱のようなものから流れてくる
『チャイム』と呼ばれる奇奇怪怪なリズムにより操られているからである。
操られているのは身体だけであって精神はいつも通りである。
「我々を1時間もの間,拉致監禁するとは!!万死に値する!」
そう思い力を蓄え始める。
少年が力を蓄えるために行う動作はわかりやすい。
1、足を組み貧乏ゆすりをする
2、右手で机の右端を揉む
3、左手で上唇とその周辺をこねくり回す
この3つを行っていれば間違いなく『力』を蓄えている。
そして今
少年はそれらすべてを行っているのだ!
はたして少年はその蓄えた『力』でどのような行動をするのか!?
これまた全く気にならない続きは次話に続く!
拉致監禁などと言っておりますが、普通の『授業』をしているだけでございまふ。タメ念