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第三十三の問い「女装男子と冷血人間は好き?」

ウェブ拍手のお礼ページに、たまにですが秀名のイラストが出てきます^^;

絵は私が書いたのでうまさは保証できません←

「久しぶりにやってきました秀名一人称の回ーっ!」


 自分の部屋のベットの上で、あたしはこぶしをぐっと突き上げた。

 もう何回ぶり? 一回三人称でやって、あ、行けんじゃん的なノリで何回やったんだよ、作者!!

 とにかく、自分のターンが回ってきたみたいでうれしいっす、マジで!


「ああー、久しぶりすぎて自分のキャラ見失った! どうしてくれるのよ作者~」


 語尾の上がったセリフを言うあたし、もはやテンションハイだー!


 ……いや……。


「………………」


 あたしは急にドアのほうを振り向く。

 しばらくそうしたうち、何も起きないのを確認し、ほっと胸をなでおろす。


「いつもならこうしてあたしが変な行動をしたときに誰かが入ってくるんだよね、レディのお部屋なんだからノックくらいしてほしいんだけど」


 ぶつぶつと文句を言っていると、ちょんちょん、と肩をたたかれた。

 ……っこの作者は……毎度毎度同じパターンで……。


「はい!?」


 思いっきり嫌そうな声を発したあたしは、後ろを振り向く。

 すると。


 ぷにゅっ。


「はははー、引っかかったー」


 ほっぺに指が突き刺さる。

 あたしが睨んだ先には、クロード。

 へへへー、とでも言いたげなその顔に、あたしは仏頂面。


「……何の用ですか……?」

「やだなー、デートの時間を削って来てやったというのにー。秀名ちゃん、まさかツンデレ? はたまた冷血キャラ?」

「両方違いますッ! あたしはただのオタクです!」


 オタクを堂々というかなー? と腕を組みながら苦笑いしたクロードに、あたしは言うんです、と反撃。


「とにかく、用がないなら帰ってくださいよー。あたしも暇じゃないんです」


 ぐいぐいとクロードさんの背中を押しながら文句を言う。

 すると、クロードさんがドアの陰に向かって、


「だってよ?」

「……?」


 長身のクロードさんの後ろから、つま先立ちになってその先を見る。

 すると、そこには何やら二人の人物。


「…………レイ……? ソウシ……?」


 不機嫌そうな顔で床をにらみつけるソウシと、今にも逃げようとするレイ。

 ありそうでなかった組み合わせに、あたしはきょとんとする。


「どうしたの? まさか頭撃った? それとも乙女ゲーやりたいの?」

「なんでそんな考えにつくかなー……? ただお話に来ただけだよー。きっと」


 不自然に“きっと”を強調したクロード。

 そしてそのまま逃げるように走って行った。


「……?」


 何をしに来たのか目的が全く分からないあたしは、ただその場に立ちすくしているだけだった……。


 ……それは、あの二人も同じだったけど……。



 Q、女装男子と冷血人間は好き?


 A、……それ、答えなきゃダメ?

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