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第19話 Confines of Control

 透き通った風の中。エル達が先生の手伝いを終えるとすぐさま帰路へと戻ろうとする。



「待てユラ」


「えっ?何?」


「この後予定がないのなら来い」



 エルに呼び止められて困惑していると、どこかへ連れていかれるユラ。どこへ向かうのか話すとエルはある話をする。



「ユラ、お前魔力操作が苦手なんだってな」


「ああうん、そうなの……だからエルに教えてもらえたらなって」


「僕もクロノス先生から言われたんだが……忘れて帰ろうとしてただろ?」



 確かに。一度話をするとの約束だったのにすっかり忘れていたユラ。さすがに反省するも、エルと話すという目的が果たせてつい開き直ってしまう。



「ひとまずこっちの森に行こう、あそこなら人が来ないから魔法が暴走しても危なくはないだろう」



 エルがそういうと学校外の敷地にある森へと向かう。森の中はほんのり薄暗いが、日に当たっており程よく明るい場所になっていた。



「まあそういうわけだから教えてやる」


「よ、よろしくお願いします」


「そんなかしこまらなくてもいい」



 まず自身がお手本を見せるとエルがいうと、森に溜まった小さな池に向かって指でくるくる回すよう指示する。すると水が少しずつ回転を始め、渦のように流れていく。



「まずはイメージしてこんなふうに()()()()()()()()()すれば、少しずつコントロールするコツが掴めるかもな」



 エルから今度はユラの番だと促されると同じようにイメージしてから水を回転させるようにくるくる指で指示する。すると巨大な渦になり、瞬く間に宙にあがったかと思うとそのまま雨粒として落下し両者水浸しになった。



「ま、まあ最初だから仕方ねえ……」


「ごめんエル巻き込んで」



 こうして始まった特訓だったが、やはり結果的にはまだまだで。ただエルに魔法について詳しく聞けた事だけはとてもいい収穫になったなと思った。

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