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俺は全てを撃ち殺す  作者: 落光ふたつ
『Epilogue』
28/29

【報告書】

 ——来栖湊(一五)に対する聞き取り

 ——今回の事件における動機は、「見えないものを見たいから」。

 ——自殺した多々良優とは恋仲にあり、校内でも周囲から認知されている間柄。

 ——来栖湊の話によれば、多々良優が以前から「力を使う」と話していたため、それを鵜呑みにし、事件を起こしたとのこと。


 ——今回の事件は、多々良優が本当に力を使ったように見せるための≪演出≫だった。

 ——受け答えは明瞭で、精神に異常は見られないが、所々言動につかみどころのなさを覚える。

 ——幼少期、彼女の父親は横領で逮捕。母親は薬物使用で入院中。一時一緒に暮らしていた叔父からは強姦被害に会っている。

 ——そう言った家庭環境によって、歪な人格が形成されたものと推測。

 ——拳銃については拾ったものだと証言。真偽は不明。

 ——更に彼女は、多々良優が自殺した際の銃弾は、存在していないものだったと主張している。

 ——来栖湊を撃った時点で、残弾数は〇だったにも関わらず発砲した、と。

 ——ただしそれは、彼女の数え間違いだと思われる。

 ——教師の殺害から確認されている発砲は一三発。

 ——彼女から押収した『S&W M&P9 シールド』のマガジンは七発と八発の二種類であり、一度マガジンを交換したようだが、その場合でも最低、一四発は使用可能。

 ——使用済みのマガジンと銃弾は見つかっていないが、調査は不要とする。

 ——来栖湊の容態は、内臓の損傷もあり未だ動ける状態ではなく、しばらくの入院生活となるだろう。


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