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自分らしくない

作者: Soraきた

ふたり、並んだテーブルで

昨日よりも距離は短いところにいる


ごまかしのきかないの距離だから

会話のほとんどは

気がつけば

自己紹介みたいなもので

さっきから何回も趣味の話をしてる


話した言葉より

聞いてた言葉の数のほうが

お互い多いなと思う・・

そんな客観的なわたしがいる


恋愛なら

学校の授業と違って

明日の持ち物を確認しないで

あなたに会うことはできるけど

恋の参考書みたいなものは

できれば、あったほうがいいなと

素直にそう思う


いた口を手で隠しながら笑うしぐさは

どう見ても

わたしらしくない

ふだんのわたしではない


しばらく考えていたら

ぎこちなくなるだけだから

早くあなたに気づいてほしい


このあとの夜景も楽しみだし

行きたい店もあることだし


あなたを振り向かせる話術も

いまのわたしにはないから

ふだんのわたしを

気づかせてほしい














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