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イマジン鬼ごっこ~最強で最弱の能力~  作者: 白井直生
第一章 被害者と加害者
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第一章9 能力の戦い

 もうもうと立ち込める白い砂塵と黒い爆煙。ガラガラと音を立て崩れ落ちる瓦礫の山。ところどころから見える赤い光の正体は、ゆらゆらと揺らめく炎だ。


 既に壊れていた日常がもう一段音を立てて崩れ去り、非情な現実となって押し寄せるのを感じる。

 吹き飛んだ教室の惨状を遠目から呆然と眺めているのは、意志も固く出立したはずの三人の高校生――ミコトとユウ、そしてアカリだ。


 そのまま言葉を失っていた三人のうち、ミコトが「――ガ、」と口を開いたと思えば、


「ガス爆発かな……」

「いや、どう考えても誰かの能力だろ……」


 思わず口を衝いて出たらしい現実逃避のセリフを、ユウから容赦なく飛んだ指摘が否定した。


「能力って……。なんでこんなことできちゃうのかな……」


 悲しそうにポツリと呟くアカリの言葉は、仕組みとか理屈とかの話ではない。

 この暴力的な能力を選び取り、そして実際に使用して見せたその精神性を思っての言葉であり、ミコトも首を振って無理解を示すしかない。


「友達を消されて怒りのあまり、とかなら助かるけど。どちらにせよ平和的解決は難しそうだな……」


 まだ救いようのある理屈を口にするユウだが、その表情は苦虫を噛み潰したようだ。

 そうであればいいという願望に過ぎないとわかるが、ミコトもアカリも同じように願わずにはいられない。


 そんな三人の儚い望みは――



「あーっはっはっはっはっは!女神万歳!」


 教室から歩み出て煙る視界の中に現れた少年の、狂ったような高笑いと言葉によって打ち砕かれた。


**********************


 その人物が歩みを進めるに従い、ミコトたちにも彼の容姿が徐々に確認できるようになってくる。


 痩せ細った身体に当然ミコトたちと同じ制服を纏い、両手を広げて歩きながら哄笑を続けている。

 ちょっと高すぎる位置までズボンを上げ、裾の下から中途半端な長さの白い靴下が覗いていた。


 ちらりと光が見えたかと思えば、それは彼の掛けた眼鏡が反射しているのだった。

 四角いフレームは何の捻りもない黒縁で、分厚いレンズに眼が拡大されている。

 頭髪はものの見事なマッシュルームヘアで、やたらめったらサラサラな黒髪が歩むたびに弾んで揺れた。


「やっぱり爆発は芸術で芸術は爆発だな! 爆炎! 爆音! 揺れる大地! 震える空気! そして圧倒的破壊! どれをとっても――」


 デカすぎる独り言を早口で捲し立て、爆発の素晴らしさを語る様は狂気的だ。その語りが不意に止まり、恍惚の表情を浮かべると、


「――美しいぃー……」


 天を仰ぎ、感極まったような、喉から絞り出すような口調で結論を示す。


「……あれに話が通じると思う人」


 ユウの突然の問いかけに、ミコトとアカリは微動だにしない。


「通じないと思う人」


 三人の手が一斉に上がった。というか話したくない。


「まあでも、そんなことも言ってられないよなあ。やるだけはやってみないと」

「そう考えるお前は偉い。俺だったら何とかして忍び寄って黙ってやる」

「それはそれで難易度高そうだね……」


 三者三様に意見をこぼしながら、その少年を遠巻きに見守る。

 すると、「あ」とユウが何かに気付いたように声を上げた。


「あれ、キタネだ。何回か話したことあるわ」

「え……ホントに? アレと?」


 隣でアカリが若干引いている。

 それはどちらに対しても失礼な態度であるが、現状を切り取って見ればあの狂態を晒す相手と会話を成立させたということであり、その反応も致し方ないのかもしれない。


「あそこまでぶっ飛んだ奴だとは思わなかったけどな…。譜面ライダーの話で盛り上がりってさ」


 ユウが口にしたのはご長寿の特撮番組シリーズの名前だ。昭和派と平成派で意見が別れたりするのは有名な話である。


「へー、ユウくんってそーゆーの好きなんだ。なんか意外」


 冷静で淡泊、というのがユウの周囲の評価であり、端的に言えば大人っぽい彼がそういう子供らしいエンターテイメントに興味を示すのは些かイメージとずれる。

 アカリの反応は、クラスメートの大半の意見を代弁している。


「ユウくん、結構何でもござれだもんね」


 しかし、幼馴染であるところのミコトからすれば彼の趣味は既知の事実である。

 マンガにアニメ、映画に小説。ゲームもドラマも特撮も、全て面白ければよしというのがユウの好みである。


「いや、まあ俺の話は別にいいよ。それより、アイツは重度のオタクでいろいろ気持ち悪かったりするけど、話は通じると思う」


 自分の趣味が図らずも晒されたものの、さして気にしていない様子で平然とその部分は流す。

 そして知り合いだからこそなのか、容赦のない評価をキタネに勝手に下すユウ。


 だが、ユウという信頼に足る人物がその正体を保証したことによって、ミコトたちも幾許かの安堵を得る。


「おーい、キタネー」


 キタネに届くようにユウは声を高く上げた。

 手を振り自分を呼ばわる存在に気付いたらしく、首をこちらに伸ばして様子を窺うキタネ。


「ん……シンドウか?」


 やがてユウを見て取るとそう返事を寄越した。

 そしてニヤリと笑うと彼はおもむろに屈み込み、近くに落ちている何かを拾い上げる動作をする。


「ん? あいつ何してんだ?」

「んー……瓦礫を拾ったみたいですねえ」


 ユウの疑問に、目を凝らしたミコトが答えを示す。

 見れば、キタネは掌にすっぽり収まりそうなサイズの瓦礫の破片を手にしている。


「で、それを?」

「大きく振りかぶって」

「投げましたと」


 ユウとミコトの交互の実況の通りにキタネが動き、やたらと綺麗なフォームの割にゆっくりと飛んだその瓦礫は、ミコトたちのかなり手前で落ちるとゴロになって足元まで転がってくる。


「……って、どう考えても――っ」

「逃げろ!!」


 次の出来事が脳裏に浮かんだミコトが口走ると、ユウの指示がそれに続いた。

 もちろんアカリも気付いたらしく、三人は泡を食って『それ』から離れるべく全力で後ろにダッシュする。


 稼げた距離はほんの数メートル、その僅かな距離で――転がっていた瓦礫が爆発した。


「うわああぁあぁぁ――って、あれ?」


 真後ろから聞こえる破裂音にミコトが情けなく悲鳴を上げる。

 が、すぐに自分の身体に異変がないことに気付く。


「おっ前……! 冗談きつすぎだろ!」

「死んじゃうかと思った……あ、死なないんだっけ」


 爆発はごくごく小規模であり、床に微かに黒い焦げ跡と、うっすらと漂う白煙が残っているくらいのものだった。


 だが、いくらショボかろうと爆弾は爆弾なのだから、人に向かって投げるなど言語道断だ。

 その性質の悪い冗談に、ユウは怒りをキタネにぶつけ、アカリは胸に手を当て動悸を収める。


「はっはっは! 悪い悪い。にしてもそっちのお前はビビりすぎで草」


 そんな三人の様子を見て愉快そうに笑いながら、一応の謝罪を述べるキタネ。

 しかしその舌の根の乾かぬうちにミコトを指差してからかいにかかるのだから、反省は全くしていないようだ。


「なんだ冗談かぁ……いやあ、すいません臆病なもんで」

「いや、全く謝る必要ないから。一発殴っても文句言われない場面」


 弱腰でへっぴり腰なミコトに、ユウは憤慨と共にその態度を正す言葉を投げてキタネを睥睨する。


「悪かったって。それでどうよ俺の能力、最高だろ? その名も『混沌爆弾カオティック・ボム』。あらゆる物を爆弾に変える能力で、鬼ごっこだから近寄らずに制圧とか普通に強いし、特撮好きとしては堪らねえだろ? やっぱ戦いには爆発があって然るべきだと思うんだよ俺は。あと爆発の種類もいろいろ変えられてさあ――」


 ユウの様子にさすがにやりすぎたと思ったのか、キタネは改めて謝罪を入れる。入れるのだが、その後に続く語りが止まらない止まらない。

 自らの能力を懇切丁寧に解説し、どんどんと続くそれは次第に爆発の魅力についてに話題を変えていく。


 そんな彼の話を聞く――否、聞かされている三人の胸中を占めたものは。


 触れたあらゆるものを爆弾に変える能力、『混沌爆弾カオティック・ボム』。

 爆発の種類を変えられるらしく、爆風・爆炎の度合いの調整、果ては爆煙の色や形を変えるまで可能らしい。


 どうにも戦いより観賞用としての価値が高そうで趣味丸出しといった風情であるが、戦闘用としても弱いわけではなさそうだ。

 そんなキタネの能力、『混沌爆弾カオティック・ボム』。――『混沌爆弾カオティック・ボム』……


「「「中二くさっ」」」

「感想それだけかよ!!」


 アカリは若干引き、ユウは鼻で笑い、ミコトに至ってはおもむろに大笑いするという反応をそれぞれ示すが、口を衝いて出た言葉はきれいに揃った。

 そんな三人の歯に衣着せない正当な評価に、キタネは青筋を浮かべて文句を吠える。


「わかってない。お前らはわかってない。この能力の素晴らしさを。いいか、この能力はな――」

「もうやめときなさい。お前の能力はわかったし確かに強いしある程度同意もできるけど、ちょっと中二臭すぎて聞くに堪えないわ。なんかこう、体のいろんな所が痒い」


 怒りと失望の表情で抗議の語りを始めるキタネを、ユウの本気で嫌そうな顔とある程度の優しさを保った言葉が引き止めた。


「まあ悪いこと言わないから聞けよ。お前の能力が素晴らしいとしても、殺るか殺られるかの戦いなんて嫌だろ。そこで――」

「いや、別に?」


 ようやくというタイミングで退場の説得を始めたユウの言葉は――にべもないキタネの回答によって即座に遮られた。


「――は?」


 ユウは我が耳を疑うといった表情で唖然とキタネを見つめる。

 見守っていたミコトとアカリも同じ表情を浮かべ、困惑に襲われていた。


「いや、だから別に? ぶっちゃけ負ける気がしないし、こんなおいしい能力手放してたまるかよ」


 当たり前のようにそう語る姿は、常軌を逸していた。


「本気で、言ってんの。お前はもっとまともな神経してると思ったんだけどな」


 確かに多少オタク気質が強く周囲から浮いている感はあったが、話してみれば案外親しみやすく、ちょっと視野が狭いことを除けば普通の少年だったとユウは記憶している。


 少なくとも平気で人を殺せるような人間ではないと、そう思っていた。


「キタネくん、わかってる? このまま戦い続けるってことは……」

「自分が消えるかもしれないし、誰かを消してしまうかもしれないってことですよ――?」


 その事実に、アカリとミコトが言葉を重ねて言及する。

 仮に気付いていないのならば、その考えを今すぐ改めて思い留まってほしい。


 しかしその願いは、彼には届かなかった。


「当たり前じゃん? ていうかお前らだって、外に居るってことは中の奴ら片っ端から消したってことじゃねえか。今さら何言ってんだよ」


 あまりにもあっさりと言ってのけるその様子に、ユウが、そして遅れてミコトが気付く。

 彼は二年C組の教室から出てきた。その教室は、完膚なきまでに破壊されている――すさまじい爆発と共に。


 しかし、あれだけの爆発があったにも関わらず、壊れているのはその教室だけなのだ。

 左右、B組とD組の教室は全くの無傷だ。その様子は、建物の構造などではさすがに説明がつかない。


 つまりB組とD組には、まだ中に六人以上の参加者が残っているのだ。

 だから内側からも外側からも壊すことができない。教室から出ることを許されていない。


 裏を返せばそれは――破壊されたC組には、参加者はもう五人以下しかいないということだ。

 そこから出てきたキタネは生き残った一人であり、彼の言から、そして先の爆発から考えれば――


 彼は教室の中で、少なからず他の生徒を消してきたのだ。

 教室の中で戦いが起こり、勝ち残った。彼がそこで何を感じたかは、誰にもわからないが。


 そこまで考え着いてしまえば、その死生観に狂いが出ても不思議ではないと理解せざるを得ない。決して納得はできないが。


 思考に停滞と逡巡が生まれるミコトとユウ。

 しかし、キタネの放った最後の言葉に、それ以外に思いを馳せる間もなくアカリの頬にさっと朱が差した。


「違うよ! ミコトくんの能力はねえ!」

「ハナサキ!」


 一歩踏み出して足音を高く鳴らし、謂れのない断定に反発して大声で反論をするアカリ。

 その姿にユウはまずいと判断し彼女の名前を呼ばわる――が、その制止も空しく彼女の言葉は紡がれた。


「『強制退場』って言って、触れた人をこのゲームから抜けさせてあげられるんだよ!」


 その言葉を受け取り、呑み込んだキタネが――表情を一段暗く黒く変え、低い声で呟いた。


「へえ、そいつは驚いた。すげえな。すげえ――最悪な能力だよ」


 アカリが、ハッと息を呑んだ。

 その言葉に、始まりかけただけであった説得がふいになったことを悟り、ユウが舌打ちをしながら――おもむろに自分のシャツをめくった。


 傍から見たら意味不明で滑稽な動作だったが、キタネは屈んで新たな瓦礫を拾い上げる最中で見ていない。


 そしてミコトとアカリはその動作の意図を知っていた。故に、ミコトはその場で脚をたわめ、アカリはすぐに後ろへと下がる。


 ――正直、怖い。本当は自分も後ろに下がって、そのまま回れ右して逃げたい。


 それが、ミコトの正直な思いだ。

 だが、勝利を目指して戦うと決めた以上、ここは前に出なければいけない。後は、ユウを信じる。


「ごめん――私のせいだ」


 すれ違いざまに呟くアカリに、ユウもミコトも首を振る。


「いや、遅かれ早かれこうなってた。気にしなくていい」


 アカリに気遣いの言葉を投げつつ、ユウはめくったシャツの下に隠していたものを取り出す。

 そして、ユウが左手に持ったそれを手放すのと、キタネが拳大の石片を両手で掴み投球フォームに入るのが同時だった。


「ホントはナイフとか対策に仕込んどいたんだけど――」


 冗談めかすユウが腹に隠し持っていたのは、教科書である。

 手放された教科書は落下軌道に入るが、地面に辿り着く前に挙動を変え、上へと跳ねる。


 教科書からは、鎖が伸びていた。

 栞としてはゴツ過ぎるそれは背表紙から上へと伸び、もう片方の終端は――ユウの掌から生えている、と表現するしかない。


「『接続コネクト』」


 呟くその言葉は、ユウの能力を示していた。

 掌を傾け鎖を掴むと、ユウは左腕を右肩辺りまで一気に引き上げる。その挙動に、鎖が遅れを取って追従する。


 キタネが、拾った『爆弾』を先程とは比べ物にならない勢いで投じた。

 ミコトたち目掛けて直球で迫るそれに――


 振り下ろしたユウの左腕に従い叩きつけられる教科書が、過たず命中した。

 瞬間に爆発が展開され、二つの『武器』と化した物体が交差した地点を中心に、風と炎の被害をもたらす。


 交差した地点はユウから三メートルほど離れ、隣のクラス、B組の目の前。

 設置されているロッカーがひしゃげ、吹き飛び、不精な生徒が詰め込んだ大量の持ち物が壊れた扉から溢れ出す。


 爆風の被害は、ミコトたちには及んでいない。それでも怯え竦む脚を叱りつけ、足を一歩、前へと踏み出す。

 自分でも意外なほど力強く踏み出されたそれに従い、ミコトの身は前に飛び、立ち込める爆煙に突っ込む。


「遅い!」


 煙を突っ切り迫るミコトを一瞥し、すぐさま次の瓦礫を拾い上げるキタネ。

 二人の距離は残り七メートルほどで、ミコトのダッシュ力では残りを詰めるよりもキタネが投球を終える方が早い。


 だが、それでいい。


 ミコトはあろうことか残りを五メートルとしたところで急停止し、跪いて見せた。

 訳の分からない挙動に、キタネの行動は刹那の停滞を露呈する。


 それは、決定的な隙となった。

 しゃがみ込んだ肩に確かにのし掛かる重み、それにミコトは勝利を確信する。


 それは棒だ。

 片方の先端には辞書が突き刺さってキタネへと向かって伸び、もう一方には身を低くするユウの掌が繋がっている。


 キタネがその不可思議な光景を見て取った次の瞬間――猛烈な勢いで、キタネに向かって辞書が射出された。


「やった――!」


 完全に意表を突かれた様子のキタネに、ミコトは思わず快哉を叫ぶ。

 このまま彼の顔面を辞書が強打すれば、体勢が崩れた彼にミコトが駆け寄り『強制退場』で勝利だ。

 その場合鼻血かたんこぶが治らず残るかもしれないが、それくらいは反省として受け入れてもらおう。


 幻視したその光景は、すぐに現実のものとなり――は、しなかった。

 身を逸らし、間一髪のところで辞書を躱したキタネの姿がそこにはあった。


「ざぁんねん! じゃ、爆発行ってみよう!」


 完全にこちらを煽っている彼が両手で構えるその瓦礫は、先ほどより二回りはでかい。

 普通に直撃するだけでも大ダメージ確実なそれを投じようと両腕が動き――


「ざぁんねん。じゃ、爆発行ってみよう――できるならな」


 彼の眼前を通り過ぎた棒が激しくのたくり、ぐるぐると腕の周りを回ったと思えば、一瞬のうちにその姿を変化させる。

 ロープと化したそれが縮まって締まると結び目が形成され――輪の中にあったキタネの両腕を、きつく拘束した。


「な――!」


 突如目の前で起こった謎の現象に、キタネは言葉を見失いただの音を発する。

 辞書という重石付きで結ばれたロープは、両腕をその拘束に囚われた状態では抜け出せるはずもなかった。

 重みに腕をだらりと下げ、掴んだ瓦礫を手放すこともできない。そんな拘束のもう一端に繋がるユウは――


「さて――手の中にあるのはもう『爆弾』になってるんだろうけど。その状態じゃお前の腕が吹っ飛ぶよな」



 キタネを見据えてニヤリと笑い、勝利宣言を廊下に響かせたのだった。

 初投稿から1日1本上げて、ようやく一週間です。ここまでお読みいただいている方、本当にありがとうございます。

 ここからペースダウンが見込まれますが、3日に1本以内に収めるつもりですので、引き続きお付き合いいただけると嬉しいです。

 また、感想等いただけると大変励みになります。気が向いたらで結構ですので、良い点悪い点等ご指摘いただければ幸いです。

 今後ともよろしくお願いします。


 白井 直生

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