出会い?
難しいけど楽しいですね
俺の思考回路は現在における状況に対しショートを起こしていた。
『なんでこうなった。。』ボソッと呟いたのを取調官は見逃さなかった。
『そらあ、あのリザードを路地裏に呼び出して恐喝、暴行してるからだろ。』
『トカゲ系はリザードって言うんですか。なるほど。じゃなくて!やられてたあのはオレです!!』
『いやいや俺は聞いたぞ!警備員が駆けつけた時にはあの硬い鱗で有名なリザードが口から血を流してぐったりしてると。』
『いえ、あれは違うんです!』
『いや違わない!』
『勘弁してください!』
『ダメだ』
『ほんとにあれはry』
『ダメだ』
かれこれこのやり取りを1時間ほどやっていた。
はぁ とても大きなため息をつく。
確かに殴ったのは事実だけれど、、、
日本にいる時もこんな感じだったけな?
少し思い出してみると。。。
そう思えば、歩いてたら鳥も「ふん」が頭に直撃、、、おみくじ毎年凶連発、、、他にもいろいろあったけ
あれ?やっぱりダメみたいだ。
もうダメか。と諦めかけた時ドアが開いた。
バンッ
『出ていいぞ』
『フェ!?』
どうやらさっき、警備員呼んでくれた女の子が懸命に説得してくれたようだ。
『だから言ってるだろ!あいつが被害者なんだよ!』っと。
取り調べ室から出ると日差しが傾き夕暮れのようになっていた。
通りに出ると目の前に女の子がいた。身長は自分よりも少し小さめで、髪は明るいピンク色、肩にかかる程度、顔は幼さが少し残っているがとても整っているのと夕焼けの光に当たっていてつい見惚れてしまった。
『やっと出てきた!おい!大丈夫だったか?』その女の子は話しかけて来た。
『大丈夫だったとは言えないけど助かったよありがとう。』
誠意を込めて言った。だが
『まあいいって、弱いものは守りたくなるだろ?』 イラっと来た。初対面でそれはないのではないだろうか
『ぶっちゃけ誰かさんが警備員呼ぶから「わざわざ」取り調べ中受けたんですけどねっ!!』
『感謝はいいって〜〜ニヤニヤ』
伝わっていないらしい。
『てか、あんたこの街初めてだろ?案内してやるよ』
『いいよ、このあとギルド行かないといけないし』
『でも、この時間だともうしまってるぞ』
『えっ、』どこの世界に夕方で閉まるギルドがあるんだよ!
『宿もないんだろどうせ?』
『は、、はい』シュンとしてしまった。
『なら宿紹介してやるから暇つぶしに付き合ってくれよあたしはニアよろしくな』
『拒否権なんですかそうですか。まあいいかオレは健二よろしくな』
そういってニアはオレの手を引いて走り出した。
次の話考えます。