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天才は非常識!?  作者: ちこ
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これは、料理ですか?

調理場は実験室の中にあった。いつもは、助手が作ってくれるのだとか。


「ところで、さっき“初めて”って、言ってたよな?」


「うん。」


「調理実習は?」


「あぁ……なんか……皆だけで終わらせてた……」


「……悪いな。変なこと聞いてしまった。」


「良いよ。それに……知ってて貰いたいし……」


「そうか。有難う。」


「ところで、何作る?」


「逆に聞く、今、食材何がある?これから買いに行くわけにはいかないし。」


「知らない。」


「俺はもっと知らないよ……」


優希は探し出そうともしない。俺は仕方が無いので自分で探すことにした。結果的に、焼きそばが作れそうだったので、焼きそばを作ることにした。


30分後、見事に焼きそばではない何かが完成していた。理由は簡単、優希が馬鹿みたいなことをしたのだ。“材料切って”と言うと、何故か麺まで切っていたり、火加減が全く出来なかったり。簡単に言うと、料理が壊滅的に出来ないのだ。まぁ、なんとか食べれる物にはなったが……


「何が悪かったんだろう……」


「分かってないの?!」


「……うん。」


マジか……仕方ないので失敗点を伝える。


「そうか、今度から気を付けるね。」


「そうしてくれ。」


本当にそうだよ。つーか、皆が調理実習で作らせなかったのってこれに薄々気づいてたからでは……

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