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迷宮の王をめざして  作者: 健康な人
一章・鉄の王編
1/72

人物設定 ネタばれ注意!

今更新されている場所までの人物設定を作者の独断と偏見で今見せても大丈夫と思える範囲まで書いています。

ですので基本的に話に合わせて更新します。

人物の性格、物語の進行といった問題から語られなかった設定がある場合があります。

読まなくとも問題ないものなのですが設定などが気になる方などはお読みください。


設定追加しました。10/30

 レクサス


 反応速度 並み

 頑丈さ  とても硬い


 能力 食う


 誰も気づいていないがレクサスの捕食は相手の生きる力を奪っている。(意志のないものは単純に魔力まで分解して吸収。)

 これは相手を強制的に怨霊に変えて己に取り込んでいるといのとほぼ同義。

 この能力のせいで死んだ時に自分自身を自分の骨に宿る怨霊に変えてしまっている。

 食われた相手は怨霊となりレクサスに取り込まれているため彼から離れることができなくなる。

 本編では描写されていないがレクサスに食われたものの怨霊は通常の怨霊のように生者が憎いという思いしか持たないものとは異なりある程度自由意志がありもう死にたくないという強い思いを持つ。(主人公は生前と同じように自由意志がある。)

 また食った相手の生きようとする思い、死にたくないといった未練といったものに反応して骨が硬くなる。

 これは食った相手が増えれば増えるほど増していくもので特に上限はないがこれだけ硬いのだからもう安心だと怨霊たちが思ったところが上限となる。

 つまりピンチになればなるほど硬くなると思っていい。

 また相手の攻撃が届かないのも同じ原理でありレクサス自身が気づいていない攻撃でも怨霊が気づけばその攻撃に対して死にたくない、まだ生きたいという思いが生まれそれにレクサスの捕食が無意識的に反応している。

 またこの怨霊はレクサスが攻撃や防御する際に勝手にレクサスの有利に働くように動く。

 これもレクサスが死ねば自分たちも死ぬという思いからの行動である。

 身体能力の向上はこれぐらいあれば大丈夫という怨霊たちの気分で決まる。

 氷結世界で身体能力が上がったのは愛という生きていないと味わうことのできない思いを自分たちにぶつけたものを全力で殺そうとした結果ああなったがレクサス自身は並みの人間であったため制御できなかった。








 アリエル


 反応速度 とても早い

 頑丈さ  とても柔らかい


 レクサスの相棒。

 実は意識が竜のままで体が小さくなっているため反応速度は異常ともいえるほどの早さがある。

 ただできることがほとんどないほどに弱体化しているため戦闘中はダンマリがほとんど。

 ほぼ使用していないが水魔法が使える。

 門という移動に役立つ魔術や契約といった高度な魔術が使える。

 さらに素の頑丈さは絶望的に低いのだがレクサスと相棒としての契約をしているためレクサスと同じ硬さを持っている。

 要するに誰も気づいていないがすごく硬い。

 無頂の山に行くのを勧めたが特に行きたいというわけではない。

 長い封印生活の影響で基本的におもしろければ何でもいいという考えが根底にある。




 ジズド


 反応速度 並み

 頑丈さ  とても硬い


 レクサス愛用の鎧。

 基本的には知恵袋のような役割を果たしているが鎧というだけあってレクサス以上に硬い。

 また形状変化の魔法と陣魔法を使うことができるとても便利な鎧でもある。

 魔法を使う際にレクサスの魔力を使っているのだが疲れさえ見せないレクサスに内心かなり驚いている。

 ただこれはレクサスの魔力が高いのではなくレクサスが食った怨霊が魔力を分割して負担しているせい。

 100の魔力を使っても1000の怨霊がいれば怨霊一体の負担は1より少ない。そしてそれくらいの魔力の消費ならすぐに回復してしまう、これがからくり。

 また本人はうっすらと気付いているが鎧の素材が黒鉄ではなくなっている。

 凄まじい魔力のこもった高温の炎で焼かれそこに怨念と怨霊を吸ったためレクサスに近い特性を備えた。

 つまり火山竜に壊されない硬さを持つに至っている。

 実は硬さの上限がないレクサスの方が硬くなれる。

 本人は知らないが鎧はあくまでジズドという強力な怨霊の寄り代。

 なので破壊されても魔力さえあれば鎧は再生可能。

 多数の怨霊やが融合しているからなのか呪具としての役割を果たすと持ち主を殺しその持ち主の怨霊を己に取り込むという性質を持つ。





 筆頭君


 反応速度 早い

 頑丈さ  硬い


 死者の都を統治する筆頭死霊兵。

 本人の技量もなかなかのものだが素の能力がかなり高く並みの鬼族を上回る力と地竜よりやや柔らかいくらいの頑丈さを持つ。

 また死者の都のレクサスの力を持つ迷宮核から力を受けることでばらばらにされても浄化されてもすぐに再生するという反則臭い能力を持っている。

 死霊兵の中でもっともしっかりした意志があるのだがあくまで思うだけであるため主人公組には伝わらない。

 死霊兵には命令という形で伝えている。

 鬼族の王種と戦った時に見せた悪霊を操った技はばらばらになった自分の体を見ていた怨霊に目の前の鬼を殺す手伝いをしろと言っただけ。

 レクサスが迷宮都市で遊んでいたころ鬼族の森で大虐殺をおこなった張本人。

 その後レクサスが死者の都に戻ることで新たな命を受けたと思い人間の町を襲った。






 死者の都の死霊兵(人間型)


 反応速度 並み

 頑丈さ  並み


 鍛えていない子供~鍛えた騎士程度までと戦闘力にばらつきが激しい。

 だが死なないという特性はあるため危険な相手。

 主人公の影響を受けており接触した相手から生命力を奪う能力を得ている。

 奪った生命力は死霊兵の大本である迷宮核へと送られる。




 死霊兵(地竜)


 反応速度 早い

 頑丈さ  硬い


 能力は生前の地竜と同じだが硬い外殻の代わりに死なないという特性を備えているため危険度ははるかに高い。




 死霊兵(飛竜)


 反応速度 並み

 頑丈さ  すごく硬い


 多数の怨霊が頭、腕、体、足、尻尾、翼とさまざまな部位をばらばらに動かしているため動きがおかしなことになっている。

 そのせいで反応できても攻撃を避けられないということがほとんど。

 しかし凄まじい硬さのため傷らしいものを負うことはほとんどない。

 また大きいという単純な強みを持っているため攻撃が始まれば被害が凄まじい。

 当然死なないという特性を持っており加えて多くの悪霊が入って動かしているため再生力が飛びぬけて高い。




 死霊兵(鬼族)


 反応速度 早い

 頑丈さ  硬い


 鬼族の死霊兵。

 鬼族のころに持っていた再生力が強化された形になっているため通常の鬼族より危険。




 死霊兵(鬼族の王種)


 反応速度 すごく早い

 頑丈さ  硬い


 鬼族の王種の死霊兵。

 咆哮による攻撃を行うことができなくなったが生前以上の再生能力を身につけているため近距離での危険度は増している。

 剛力は変わっておらず腕を振りまわすだけで破壊をまき散らす。

 大きさ以外では死霊兵最強。

 生前は弱点が存在しなかったが死霊兵となった今は光魔法という弱点ができてしまった。

 そのため生前では苦もなく無効化することができた光の拘束に囚われてしまった。

 ただこれは自分の状態を正確に把握していなかったことが大きい。

 ゆえにそのことを知った今後は同じ方法で無効化するのは不可能となった。





 死霊兵(石化の目を持つ蛇)


 反応速度 早い

 頑丈さ  なし(目のみ柔らかい)


 黒い霧のような体を持ち額に単眼のある大蛇。

 目は額にしかない。

 本体は目であり体は見せかけのもの。

 本体というのは本来の蛇の体は目のみという意味で目を破壊したから倒せるという意味ではない。

 怨霊が蛇の形に固まったものであるため何かに触れることも触れられることもできない。

 ゆえに地を這うように移動しているように見えるがずっと空を飛んでいる。

 体が怨霊であるおかげで目を閉じていても360度すべてを見ることができる。

 ただ石化の効果があるのは額の目のみ。

 石化と言われているがこれは石のように動かなくなってしまうのであって石になるのではない。

 実はこの石化だが動かなくなるのは体の表面的な部分だけである。

 ゆえに魔法に対して抵抗をほとんど持っていない存在ならずっと見ているだけで呼吸できなくなり死ぬ。

 筆頭君と行動を共にしている。




 鏡の悪魔


 反応速度 すごく早い

 頑丈さ  なし


 能力 魔力化

    憑依

    物質化


 本体は合わせ鏡にした時に現れるなにかであり鏡は己の姿を留めるための入れ物。

 姿は見たものと同じになるため定型の姿を持たない。

 ある夜ガラスと鏡で擬似的な合わせ鏡のようになってしまったせいで外に出てしまった。

 その時迷宮核の魔力を吸い魔力でできた体を得た。

 意識がある魔力そのもののような存在であり死者の都に存在する存在の中ではメディアを超えて最も死にやすい。

 ただ悪魔らしく多くの能力を持つ。

 体を魔力に変える魔力化。

 その魔力を意志のないものに入れることで己の体のように操ることのできる憑依。

 魔力を硬くすることで正真正銘の魔力の鎧や剣といったものを作ることのできる物質化の三つの能力を自在に操る。

 自らの魔力体を維持するための魔力を迷宮核から貰っているため迷宮核と擬似契約を結んだ。

 その後は主人公と契約を結び直し正式に部下になる。

 普段は鎧に宿っており憑依という能力のからくりを何も知らなければ鎧が一人で歩いているように見える。

 死者の都の配下の中で唯一一度の敗北が直接の死につながる可能性のある存在。

 しかし悪霊や怨霊でないため配下の中ではメディアと同じく光魔法が効かない。

 また本来の入れ物である鏡の性質を持っており相手の技を完全に真似ることができる。

 ただ相手が疲労するとその分だけ動きが鈍くなるため勝つことは難しい。

 必殺戦法は眠っている相手に憑依し後ろから味方を刺して自殺すること。

 魔力を散らされるという行為が致命傷になる。

 魔力を散らす行為はその場所で何かを振りまわす、その場所の魔力を使った魔術を使う、その場所を吹き飛ばす範囲か威力を持った魔術を使うなどがある。

 飛竜や巨人が暴れたらそれだけで簡単に死ぬ。




 死霊兵の特性



 普通怨霊や悪霊はその場に留まり続けるだけの未練があるものと、生きているものが羨ましい妬ましいという思いから生者を殺すものかに分かれる。

 ただそういった思いに体がついてこないのが普通の悪霊。

 生者を見るととりあえずは生者憎しの思いで襲いかかるのだがどうすれば相手が死ぬのかが分からない、襲いかかるだけで防御や回避は思考の中に存在しない、と凄まじく頭が悪い。

 だがレクサスに食われたものの怨霊は通常の怨霊のように生者が憎いというものとは異なりある程度自由意志を持つゆえに防御や回避をすることができ、どうすれば相手が死ぬのかが分かる。

 共通して死なない。

 そのからくりは死にたくないという思いとその思いをとどめるレクサスの捕食により成仏できないというもの。

 体を壊しても成仏できない怨霊が残っているため怨霊に引きずられる形で骨が集まり結果的に再生する。

 悪霊はそもそもが死にたくないという思いの塊でありそれを強制的に成仏させるのが光魔法である。

 だがその攻撃を受けても成仏させられないほどレクサスの捕食は強いため光魔法で浄化できない。

 死霊兵を倒すためにはレクサスを倒すか迷宮核を破壊するしかない。

 レクサスが近くにいるとレクサスがため込んだ怨霊の未練を吸い力を増す。

 迷宮核の近くでも同じ効果を得ることができる。






 死者の都の迷宮核(最初の洞窟の核)


 レクサスの捕食により怨霊となったものが宿った怨霊と魔力の塊。

 死者の都に死霊兵を作るための陣魔法の効果が消えないように魔力供給源として迷宮核を設置したがそれにより正式に死者の都が迷宮化した。

 長くレクサスが所持していたせいで怨霊とレクサスの力を取りこんでいたのだが死者の都で大量に死霊兵を作ったことがきっかけで部分的にレクサスの能力を得、結果的に死者たちの核となっている。

 どうすれば相手が死ぬのかを怨霊に教えているのはこいつ。

 死者の都の悪霊がよみがえるのもこいつのせい。

 









 鬼族の森の鬼の王種


 反応速度 すごく速い

 頑丈さ  硬い


 本来であれば筆頭君をも圧倒する戦闘力を持っている。

 ただその強さを支えている無限とも思える生命力を怨霊たちにほとんど奪われ並みの鬼族ほどまで弱体化した。

 間違いなく最強の部類に入る。

 また悪霊の再生を止めていたのは術ではなくこの鬼族の力が迷宮核から送られてくる力より強かったため回復が不可能だった。









 イード


 反応速度 並み

 頑丈さ  柔らかい


 死者の都でレクサスとでであってしまった探索者。

 あくまで並みの人間の能力しかないが危機察知能力が高く生き残るのがうまい。









 アリス


 反応速度 並みより少し早い

 頑丈さ  柔らかい


 死者の都でレクサスに攻撃を仕掛けた討伐者。

 本人の能力は少し強い探索者程度だが竜牙兵召喚の魔術を使いこなすため討伐者としての実力は高い。

 主人公組に死霊兵という手下を与えてしまったのは間違いなく彼女のせい。

 現在は竜牙兵を増やしながらレクサス討伐の機会をうかがっている。



 竜牙兵


 反応速度 そこそこ早い→早い

 頑丈さ  そこそこ硬い→硬い


 死者の都までは少し強い悪霊程度だったが竜の素材を使用することにより大幅に強化された。

 一体一体が並みの鬼族を超えておりそれが二百体以上存在する。

 死霊兵と違いアリスに統率された動きをする。

 具体的な強さは五人ほどでかかれば鬼族の森攻略中の筆頭君と互角。








 ガング


 反応速度 速い

 頑丈さ  並み


 能力 炎操作


 通称炎帝。

 理論派ではなく感覚派の男。

 使っている炎は能力によるものであり本人の魔力は関係ない。

 主人公と違い自らには炎を操る能力があると自覚しその方面できちんと鍛えているため能力の完成度は高く性格に似合わず高い精度を誇る。

 自らの能力に魔力を乗せる、あるいは魔力を食わせることにより威力や範囲を調整している。

 彼の炎は味方を巻き込むため一人で行動していることが多い。

 本来炎とはそういうものなのだが同じ世代に味方を癒すことのできる聖火と呼ばれる人物が居たせいで結果的にそういった扱いを受けている。

 本人の魔力量は多くそれがさらに彼の能力を凶悪なものにしている。

 また主人公の食う能力と相性が悪い。

 そもそもジズドに炎が効きにくいという事実がある。

 外套を吹き飛ばしたように表面を撫でるだけなら最も相性がいいが倒し切るような重い攻撃がないため決定打に欠ける。

 だが爆発はかなり有効であり視界を潰せる、爆風による体制の崩し、足元の地面を吹き飛ばして危機を脱出と攻防でかなり役に立つ。

 この爆発は自らの魔力に炎を引火させただけのもので発動が早い。

 術の錬度も高く決して弱いというわけではない。

 アリエルの横やりのせいで危機にさらされたがそれを含めてある意味では一番主人公たちから多くのことを学んだ存在。

 目下の課題は術の威力の向上、発動の高速化、能力の使い道の模索。








 メディア


 反応速度 遅い(早い)

 頑丈さ  柔らかい(並み)


 氷結世界の氷の女王。

 氷結世界でのみ氷結世界という【場】にある魔力を自在に操ることができる。

 また【場】では反応速度が上がり頑丈になる。

 再生速度も速く一撃で殺されなければ数分でほぼ全快する。

 魔力の精密操作が得意。

 外の世界に憧れていたが自分の世界から出ることで己が弱体化することが分かっていたため出ることができなかった。





 不死者の男


 反応速度 早い(すごく早い)

 頑丈さ  並み


 氷の女王に惚れていた男。

 女王を自分のものにするため人間をやめた。

 だが女王の強さは彼の想像を超えており人間をやめ長い時間をかけて対策を立てる程度では勝つことができなかった。

 人間のころに使っていた術が今でも使え自身が危険だと感じた時に反応速度が凄まじく上がる。

 不死者の体のため無理な動きをすることでおこる肉体の損傷を気にすることなく発動できるようになったがそれでも毎年増える傷は彼の心を狂わせていった。

 最終的に女王を倒すという一点のみに意識が向いていた。





 石巨人


 反応速度 早い

 頑丈さ  すごく硬い


 死者の軍勢に対抗するために試験的に生み出された。

 倒すことができない相手を抑え込むための硬さと重さを備えた戦うことのできる盾として作られた。

 森に鳥の使い魔がおりその使い魔の視界を通して操作している。

 またある程度の防御や反撃を自ら行うことができる。

 試験的に作ったものだが予想以上に有用性がありこの方向性で対抗することができると製作者に思わせた。




 木の巨人


 反応速度 早い

 頑丈さ  硬い


 死者の軍勢に対抗するために試験的に生み出された。

 石巨人とは異なり死者の都の周りにある木を使っているため石巨人に比べ生み出すのが容易。

 本来はもっと大量に用意する予定だった。

 石巨人と違い死者の軍勢にほぼ対抗できなかった。

 この結果を受けて石巨人の開発に切り替えたものと木の巨人の強化を図ったものに分かれた。

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